樵(きこり)の日記

福岡県の奥八女に棲む一人の樵が、田舎から発信する「自分発行き先不明」の情報切符。

安倍政権、最近ちょっと緩んでない?

2017年04月18日 | 社会の出来事

最近安倍政権の閣僚による不適切な発言がメディアで取り上げられている。
今村復興大臣の「うるさい!」発言や山本内閣特命担当大臣の「学芸員はガン」など(^^;) 二つの暴言の性格は違うが、テレビカメラや聴衆の前で迂闊に発言したという意味においては似たようなものだ。

安部首相は前回の総理の時の経験として、マスコミ対策の重要性を理解し、言質を取られないよう細心の注意を払っていたのだが、ここ最近は長期政権による弛みが少し出てきたのでは無いだろうか。

マスコミが政権批判して攻撃することは当たり前の話で、面白い絵を撮ろうとしてることくらい、普通だったら分かること。今村復興相はその当たり前の罠にまんまとハマってしまった(笑)
山本議員はセミナーに呼ばれて少しいい気になっていたのか、実に荒っぽい発言をしてしまった。どちらも大臣の資質に欠けると言われても仕方ないかもしれない。大臣にもなると発言の機会も多くなるしその影響力も大きい。そのあたりの自覚が少し足りなかったといわざるをえない。

それはひとえに、緊張感が足りないのだ。

発言によっては政権がひっくり返るかもしれないといった切迫感が無いのだ。
それもそのはず、自民党では安部首相の長期政権が続き、大した競争も無い。野党は相変わらずの体たらくで支持率が上がらない。そんな状況が、もしかしたらこの状況を生んでいるのかもしれないと思うのだ。

個人的にガッカリしたのが稲田防衛相。
長島議員による本格的な防衛論議に窮する場面があった。野党議員が真正面から安全保障に関する質問をして本格的な政策論争が久しぶりに見られると思ったのに、通告された質問内容を甘く見ていたのか資料不足で答弁できず(-_-;) これには本当にガッカリだった。

安倍政権は本当に大丈夫なんだろうか?
こんな緊張感の無い閣僚並べて政治を行っていることに危機感を覚える。

 


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