ちょいごち*ちょいたび

食いしん坊が食べ過ぎに注意しながらちょっとずつ美味いものを食べていく日々の記録
《2019年夏NYおおたび報告中☆》

NY大停電な夜。

2021年11月10日 | NY2019

友人たちとお別れした後、ペンステーション近辺の駅からホテルのある72st駅へと向かう地下鉄に乗車しました

日本で電車に乗車するとウトウト眠ってしまう人は多いし、さほど問題にはならないが、NYではいつ自分に事件が降りかかるるかもわからないので眠ってはいけないとよく言われている、
でもこの日は本当に疲れていて座ってしまうとすぐにウトウトしてしまった。
むしろ寝てた。

ふと周囲のざわめきを感じた。
なんだろう?と思い下を向いたままうっすら目を開けるとなんだか車内が暗い。そしてなんだか混み合っていた。
でもこの時は睡魔が勝ってしまったのと、あまり乗客に慌てるような雰囲気を一切感じなかったので再び目を閉じた。

だが、しばらくするとなんとなく異様な空気というか戸惑いのようなものを感じてしっかり目を開けた。
開けたのだが、なんと周囲は真っ暗闇
そんな中次の駅へと停車。
え?これどういう状況????

暗闇の中電車の扉は開いた。
そして停車した駅構内も真っ暗闇。それなのに数人の乗客はその暗闇の中へと降りていくではないか
はっきりいって日本ではありえない
びっくらぽんである。(古い)

この時に何かアナウンスがあったのかどうかは英語難民の私には聞き取れなかった。
NYの事だから何もなかったとしてもおかしくはない(笑)

この時の駅は72Stからひとつ手前の66st。
一瞬私も降りた方が良いのか!?と思ったが、多くの人は乗車したままだったし、なにしろあっという間に扉が閉まったのでそのまま乗車することに。
もうプチパニック。
これはどういう事??まぢで電車も駅も真っ暗闇で何も見えないんだが!!
なのに平気で動いている地下鉄www
そして平気で降りていく乗客www

そんなことを考えている間に自分の降りる駅に到着。
するとそこは普通に明かりがついていた
ほっとして降りる。
駅構内も普通に稼働していた。

改札を出ると少し人々のざわめきを感じて周囲の人を観察すると皆が私が今まで居たマンハッタンの中心地方面を見てスマホを向けている。

その時私が撮った写真がコレ

おわかりいただけるだろうか?
私が降りた72から下の地区は真っ暗闇だったのです
一番煌びやかな地区ミッドタウンからアッパーウエストサイド地区にかけて大停電が起きていた。

とはいえ、この時点では何が起きているのかわからなくて、急いでホテルに戻りTVをつけてニュースを見た。
速報!みたいになっているが、まあそこに出ている字幕の英単語がわからない
なので、英単語をググって大停電なんだと理解した。

後日この地区のホテルに滞在していた方とお会いした時にお話を聞くと、ホテルのチェックインも出来ずにロビーに人が溢れていたとか、部屋の電気もつかないし、真夏にエアコンきかないし、エレベーター停止してるし散々だったと。

勿論この日のミュージカルは中止。
でもそこはエンタメの街、出演者が外に出て無料のパフォーマンスが繰り広げられたのだからこれは観たかった!!と思った(笑)
まあ、安心安全な場所に居たから思えたことかもしれない。

翌日この事が大きく報じられていたので新聞をお土産に買いました。
そして今思うのは何故あの時動画を撮らなかったのか!!
これを写真におさめるの難しいなあと思いながら撮っていたのだが、動画にしておけば問題なかったのにね・・・。
『動画』を撮るというのがパッと頭に浮かばない昭和の女です・・・。
次のNYでは動画をバシバシ撮るんだ!!そしてなんならライブ配信とかしちゃうか!?とかね

夢を見るのはタダ。

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