Reoっちの駄文(ふつーの日常をハードボイルドに)

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『奇術師フーディーニ -妖しき幻想-』

2010-01-27 22:24:43 | 映画(オススメ!)
『奇術師フーディーニ 〜妖しき幻想〜』(Death Defying Acts)
2007年 イギリス、オーストラリア 主演:ガイ・ピアース


スコットランドはエジンバラで、母メアリーと娘ベンジーの親子はその洞察力と調査力を活かし、インチキ霊能者として貧しいながらも生計を立てていた。そんなある日、数々の手品と脱出劇から世界中の人気者になった奇術師フーディーニが、世界興行の為にエジンバラに来る事を知る。既に富と名声を手に入れたフーディーニは、世の中に心霊術や霊能者が全てペテンだと言う事を証明する為に、自身の母親が最後に残した遺言を言い当てる事が出来れば10万ドルの賞金を払う事を約束していた。メアリーとベンジーは、その賞金を狙う為にフーディーニに近づくが…果たしてメアリーとベンジーは、見事賞金を得る事が出来るのか?そして、フーディーニの秘密とは…?


おれは、手品が好きだ。人々に驚きを見せられる、そして喜ばせられると言う事は、本当に凄いしカッコイイと思う。そして、手品師はその奇術には全てタネがある事を知っているだけに、非科学的な霊能者や心霊者を基本的に信じる事は無い。それら非科学的な占い師などには、心理学的なアプローチや事前の調査により、十分人々を騙す事が出来ることを知っているからだ。おれも、基本的に同じく、非科学的な霊とか占いとかは、全く信じない。だからか、この映画には凄く共感できたし、本当に面白かった。


いや、この映画は、フーディーニが霊能者を否定する事をテーマにしている映画ではない。この映画の見所は、そんな非科学的な事象を否定するフーディーニが、愛や恋と言う非科学的の典型を前に、どんな行動をとるか…そんなところを観て欲しい。この映画、フーディーニや手品師の事を知る事が出来る映画であると共に、完全なラブストーリーでもある。素晴らしい。


フーディーニが知らない人も十分楽しめるので、是非観てみてほしい。かなりカッコイイ。そして、キャサリン・ゼタ=ジョーンズも実はかなりの年齢いってるのにかなり綺麗なのも、驚き。しかし、この映画が日本劇場未公開とは…悲しいな。


[10段階評価]
お薦め度:
★★★★★★★☆☆☆

英語の勉強にお薦め度:
★★★☆☆☆☆☆☆☆

奇術師フーディーニに憧れる度:
★★★★★★★★☆☆

奇術に命がけ度:
★★★★★★★★★☆


Reo.


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