あーやっと温かくなってきましたねぇ。こんな良い天気だと、良い感じに就業時間の居眠りが気持ち良いですねぇ…明日からゴールデンウィークですよ、みなさんもしっかり春を満喫しましょう!ただ、ヨーロッパでサッカーシーズンの終盤を迎えてる選手達は、そんなのんびりした事は言ってられないでしょうね。欧州チャンピオンズ・リーグも残ったのは4チーム、そして5月末の決勝に向けて、準決勝1回戦が先日行われましたね。
【マンチェスター・ユナイテッド 3-2 ACミラン】
準々決勝でACミランと同じイタリアのクラブであるローマ相手に7点を取って粉砕したユナイテッド、当然この試合は攻めるホームのユナイテッドと、守るイタリアのミラン、って感じでしたね。その展開に拍車をかけたのが、ユナイテッドのセンターバック2人(ファーディナンドとヴィディッチ)の負傷欠場と、相変わらずのフォワード不足のミランの布陣。ローマの場合は守りきろうって気など毛頭なく、果敢に攻勢に出て出鼻を挫かれましたが、良い感じにもっと現実的なミランは固い守備からのカウンターを使うだろうと思われてたので、良い試合になるだろう、とは思いました。それに、老練なネスタとマルディーニのセンターバック陣が、7失点という失態を犯すとは思えなかったしね。
試合の展開は、予想通りユナイテッドが攻めて、ミランが守るって感じだったので、ユナイテッドが3点を取ったのは、まぁ想定範囲内。まぁ、現在最高の状態にあるC.ロナウドを止めるのは、さすがのミラン守備陣でも厳しいと思いましたからね。しかし、予想外なのはミランもしっかり2点を奪ったって事。守りに徹していたミランですが、カカーの個人の力で2点を奪ってしまいましたね。この日はカカー以外の攻撃陣、ジラルディーノもセードルフも攻撃では機能してなかったので、本当にカカーの決定力と個人技は、特筆に価するものでした。ま、ユナイテッドのDF陣が急造ってのも厳しかったけどね。センターバック2人に加えて右のG.ネビルまで欠場。レギュラー4人のうち3人が欠場しちゃあ…ね。カカーの1点目はスルーパスに走り込んだものですが、この試合に出場してたブラウンの横を素通りしてますよ。ファウルが恐いのは分かりますが、体を入れないと…2点目は、カカーの突破に対応してたエインセに、左サイドバックが何を考えたかジャンピング・ボディアタックを敢行…アルゼンチン代表のエインセ1人で頑張ってましたが、第2戦もこのメンバーだと厳しいですねぇ…
さて第2戦、有利なのは若干ミランかな?アウェーゴール2点は大きいですね、やはり。まぁ勝たなきゃいけないんだけど、1-0の勝利を目指す戦いになると思うので、得意のカウンターで戦える。一方のユナイテッドは、特に戦い方を変えるって事は無いでしょうね。下手に守りに入るのも、馴れてないからやめた方が良い。キーはファーディナンドの復帰でしょう。全治2週間の怪我だったので、1週間後の第2戦ってのは非常に微妙な時期でうが…ファーディナンドが帰ってくれば、カカーだけしか機能しないミランの攻撃陣は十分止められるでしょう。んで、無理して攻勢を仕掛けざるをえないミラン相手に、C.ロナウドの速攻が炸裂するでしょう。逆にファーディナンドが間に合わないならば、カカーが重要な勝ち越しゴールをゲットするような気がします。
【チェルシー 1-0 リバプール】
第1戦はチェルシーのホームゲーム、1点差での勝利ってのは、試合展開的に見ても不十分なように感じますが…全然OKでしょう。なんせ、この日のチェルシーは、バラックを怪我で、エッシェンを出場停止で失ってましたからね。レギュラー2人を欠いての4-3-3、バラック欠場の影響はあまりなかったのですが、エッシェンを欠いたのは大きかったですからね。そんな中で、アウェーゴールを奪われずに勝ったのは、非常に大きいと思います。一方のリバプール、こちらはシソッコの欠場が痛かったですね。代わりはアルゼンチン代表のマスケラーノ、非常に好きな選手ですが、この試合がチャンピオンズ・リーグ2試合目ですよ、ちょっと経験的に厳しかったかな。それにマスケラーノは、プレミアで戦うのは今年から、更にリバプール加入は冬からです。まだまだ、実力を発揮できるような環境じゃなかったですね、危ないミスもちょくちょくありました。ただ、重要な守備にかんしては及第点だとは思いますけどね。
で、実際の試合の方ですが、相変わらず怪物ドログバは止まらないですねぇ。ドログバへのロングボールがチェルシーの大きな武器ですが、リバプール自慢のキャラガー&アッガーのセンターバックコンビでも、ヘディングの競り合いでは全然勝ててませんでした。ただ、この日のチェルシーの武器はドログバだけでなく、J.コールのキープ力と突破も、良い味だしてましたね。今まではドログバとロッベンの怪物コンビがチェルシーの攻撃を支えてて、ロッベンが怪我で離脱した後はドログバの負担が大きくなってましたが(それでも誰も止められないけど…)、J.コールがロッベンの代わりを担える程、良い感じに復調してきましたね。チェルシー唯一のゴールもこの2人、ドログバがスルーパスを受けて突破し、アッガーをちんちんにしてグラウンダーのクロス、合わせたのは凄い勢いで走りこんだJ.コールでした。いやぁ、見事。一方のリバプール、この日はベラミーもカイトも中盤と上手く絡めませんでした。途中出場のクラウチも、テリーみたいな肉体派には相変わらず勝てない。お得意のサイド攻撃は、単独突破が得意じゃない右のジェラードはともかくとして、左のゼンデンはチャンスはありましたが、やはりゼンデンじゃこのレベルでは実力が足りないかな…?ルイス・ガルシアとキューウェルの欠場が痛かったかな。リーセを中盤に上げても良いと思うんだけど。
さて第2戦、これはやはり引き分けOKのチェルシー有利でしょう。アウェーゴールを与えなかったのが大きい。チェルシーが1点でも取ったら、もうリバプールはスクランブルモードですよ。スクランブルモードでの総攻撃で、しっかりチェルシーに勝てたチームなんて皆無だし。チェルシーは、エッシェンとミケル(マケレレ)で中盤にフィルターをかけ、ドログバへのロングボールでしょう。それだけで点が取れそうだし。チェルシー、ばっちり決勝進出しますよ。断言します。
いやーしかし、ヒールの雰囲気を醸し出してしかめっ面で試合を観てるモウリーニョ監督、相変わらずかっこいいですねぇ。よし、おれもこれからはスーツにしかめっ面だ!
Reo.
【マンチェスター・ユナイテッド 3-2 ACミラン】
準々決勝でACミランと同じイタリアのクラブであるローマ相手に7点を取って粉砕したユナイテッド、当然この試合は攻めるホームのユナイテッドと、守るイタリアのミラン、って感じでしたね。その展開に拍車をかけたのが、ユナイテッドのセンターバック2人(ファーディナンドとヴィディッチ)の負傷欠場と、相変わらずのフォワード不足のミランの布陣。ローマの場合は守りきろうって気など毛頭なく、果敢に攻勢に出て出鼻を挫かれましたが、良い感じにもっと現実的なミランは固い守備からのカウンターを使うだろうと思われてたので、良い試合になるだろう、とは思いました。それに、老練なネスタとマルディーニのセンターバック陣が、7失点という失態を犯すとは思えなかったしね。
試合の展開は、予想通りユナイテッドが攻めて、ミランが守るって感じだったので、ユナイテッドが3点を取ったのは、まぁ想定範囲内。まぁ、現在最高の状態にあるC.ロナウドを止めるのは、さすがのミラン守備陣でも厳しいと思いましたからね。しかし、予想外なのはミランもしっかり2点を奪ったって事。守りに徹していたミランですが、カカーの個人の力で2点を奪ってしまいましたね。この日はカカー以外の攻撃陣、ジラルディーノもセードルフも攻撃では機能してなかったので、本当にカカーの決定力と個人技は、特筆に価するものでした。ま、ユナイテッドのDF陣が急造ってのも厳しかったけどね。センターバック2人に加えて右のG.ネビルまで欠場。レギュラー4人のうち3人が欠場しちゃあ…ね。カカーの1点目はスルーパスに走り込んだものですが、この試合に出場してたブラウンの横を素通りしてますよ。ファウルが恐いのは分かりますが、体を入れないと…2点目は、カカーの突破に対応してたエインセに、左サイドバックが何を考えたかジャンピング・ボディアタックを敢行…アルゼンチン代表のエインセ1人で頑張ってましたが、第2戦もこのメンバーだと厳しいですねぇ…
さて第2戦、有利なのは若干ミランかな?アウェーゴール2点は大きいですね、やはり。まぁ勝たなきゃいけないんだけど、1-0の勝利を目指す戦いになると思うので、得意のカウンターで戦える。一方のユナイテッドは、特に戦い方を変えるって事は無いでしょうね。下手に守りに入るのも、馴れてないからやめた方が良い。キーはファーディナンドの復帰でしょう。全治2週間の怪我だったので、1週間後の第2戦ってのは非常に微妙な時期でうが…ファーディナンドが帰ってくれば、カカーだけしか機能しないミランの攻撃陣は十分止められるでしょう。んで、無理して攻勢を仕掛けざるをえないミラン相手に、C.ロナウドの速攻が炸裂するでしょう。逆にファーディナンドが間に合わないならば、カカーが重要な勝ち越しゴールをゲットするような気がします。
【チェルシー 1-0 リバプール】
第1戦はチェルシーのホームゲーム、1点差での勝利ってのは、試合展開的に見ても不十分なように感じますが…全然OKでしょう。なんせ、この日のチェルシーは、バラックを怪我で、エッシェンを出場停止で失ってましたからね。レギュラー2人を欠いての4-3-3、バラック欠場の影響はあまりなかったのですが、エッシェンを欠いたのは大きかったですからね。そんな中で、アウェーゴールを奪われずに勝ったのは、非常に大きいと思います。一方のリバプール、こちらはシソッコの欠場が痛かったですね。代わりはアルゼンチン代表のマスケラーノ、非常に好きな選手ですが、この試合がチャンピオンズ・リーグ2試合目ですよ、ちょっと経験的に厳しかったかな。それにマスケラーノは、プレミアで戦うのは今年から、更にリバプール加入は冬からです。まだまだ、実力を発揮できるような環境じゃなかったですね、危ないミスもちょくちょくありました。ただ、重要な守備にかんしては及第点だとは思いますけどね。
で、実際の試合の方ですが、相変わらず怪物ドログバは止まらないですねぇ。ドログバへのロングボールがチェルシーの大きな武器ですが、リバプール自慢のキャラガー&アッガーのセンターバックコンビでも、ヘディングの競り合いでは全然勝ててませんでした。ただ、この日のチェルシーの武器はドログバだけでなく、J.コールのキープ力と突破も、良い味だしてましたね。今まではドログバとロッベンの怪物コンビがチェルシーの攻撃を支えてて、ロッベンが怪我で離脱した後はドログバの負担が大きくなってましたが(それでも誰も止められないけど…)、J.コールがロッベンの代わりを担える程、良い感じに復調してきましたね。チェルシー唯一のゴールもこの2人、ドログバがスルーパスを受けて突破し、アッガーをちんちんにしてグラウンダーのクロス、合わせたのは凄い勢いで走りこんだJ.コールでした。いやぁ、見事。一方のリバプール、この日はベラミーもカイトも中盤と上手く絡めませんでした。途中出場のクラウチも、テリーみたいな肉体派には相変わらず勝てない。お得意のサイド攻撃は、単独突破が得意じゃない右のジェラードはともかくとして、左のゼンデンはチャンスはありましたが、やはりゼンデンじゃこのレベルでは実力が足りないかな…?ルイス・ガルシアとキューウェルの欠場が痛かったかな。リーセを中盤に上げても良いと思うんだけど。
さて第2戦、これはやはり引き分けOKのチェルシー有利でしょう。アウェーゴールを与えなかったのが大きい。チェルシーが1点でも取ったら、もうリバプールはスクランブルモードですよ。スクランブルモードでの総攻撃で、しっかりチェルシーに勝てたチームなんて皆無だし。チェルシーは、エッシェンとミケル(マケレレ)で中盤にフィルターをかけ、ドログバへのロングボールでしょう。それだけで点が取れそうだし。チェルシー、ばっちり決勝進出しますよ。断言します。
いやーしかし、ヒールの雰囲気を醸し出してしかめっ面で試合を観てるモウリーニョ監督、相変わらずかっこいいですねぇ。よし、おれもこれからはスーツにしかめっ面だ!
Reo.