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橋下氏を取材して…酒席でも雑談なし、まるで街頭演説 惜しまれる突破力

2015年05月20日 | ニュース

橋下氏を取材して…酒席でも雑談なし、まるで街頭演説 惜しまれる突破力

 この春まで大阪本社社会部で3年余り、橋下徹氏を取材した。17日深夜の記者会見で、「政界引退」を表明した晴れ晴れとした表情に、引き際の鮮やかさを感じた。同時に、「地方から国を変える」と訴え、突破力を示した不世出のリーダーが政治の表舞台から去ることが、惜しくてならない。(九州総局 高瀬真由子)

 橋下氏の取材を始めたのは平成23年秋だった。大阪府知事だった橋下氏が、大阪市長にくら替え出馬する「ダブル選」の渦中だった。橋下氏が街頭に立てば、身動きできないほど聴衆が集まった。そこにあったのは「既得権打破」への共感と、「大阪から国を変える」という力強いメッセージへの期待感だった。

 大阪は閉塞感に包まれていた。東京一極集中が進む中で、企業の流出に歯止めがかからず、かつての「商都」の存在感は、見る影もないほど薄れている。「大阪を何とかしてほしい」。そんな民意が、橋下という政治家を支えた。

 橋下氏といえば過激な言動ばかり紹介されたが、政策実現へかける思いは強かった。懇親会のような酒席でも、雑談はほとんどせず、都構想や大阪活性化策を熱く語った。まるで街頭演説だった。

 だが、取材を通じて何より痛感したのは橋下氏の突破力だった。

 「都構想」実現に国を動かす必要があるとなれば、平成24年9月に「日本維新の会」を結成した。

 翌10月。年末の衆院選を前に、橋下氏は「日本維新の会」代表として九州で遊説した。皮切りとなった鹿児島での演説を今も覚えている。

 「ここには今の日本を作った維新志士がいた」「自立する個人、地域、国家ということを肝に据えた新しい日本を作っていきたい」

 明治維新の主役・薩摩の有権者の心をがっちりつかみ、大きな拍手を浴びた。

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