いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

上田近辺をウロウロ

2006年07月11日 | 外出
昨日に引き続き外出。昨日も含め今回使っているのは信州北回廊パス。北は森宮野原(JR飯山線)や黒姫(JR信越本線)、湯田中(長野電鉄)から南は姨捨(JR篠ノ井線)や上田(しなの鉄道)までの区間を一部バスも含めて乗り降り自由にできる。

2日で2,980円を安いと思うかどうかは人によると思うが、少なくとも高いことはない。長電を絡めればあっという間に元が取れる。長電が高いのだ。その昔(15年くらい前)、運賃の高さでギネスブックに載ったのは伊達じゃない。確か、スイス登山鉄道を抑えてのギネスブックだったと記憶している。

さて、冒頭の写真は安楽寺の八角三重塔(国宝)。最寄り駅は別所温泉(上田電鉄)。つまり、フリー区間からは外れてるんだな。ははは。別所温泉は上田駅から約30分。運賃は540円だったか570円だったか。まぁ、それはともかく、別所温泉駅では袴姿の駅員さんが改札に立って出札業務をしている。集めた切符を入れるのは昔懐かしいがま口だ。
袴姿の駅員さん



【以下工事中】
別所温泉へ行く前に、上田の隣の信濃国分寺(しなの鉄道)へ行ってきた。これまたフリー区間外。フリー区間が微妙に狭いかな。それはともかく、信濃国分寺はその名の通り信濃国分寺があった&ある場所。

あったのは、東大寺を総国分寺、法華寺を総国分尼寺とする国分寺及び国分尼寺。これは、他の国分寺や国分尼寺の例に漏れず、律令体制の衰微とともに零落し、平将門の乱に巻き込まれて焼失したそうだ。そして、現在存在するのが地元豪族の氏寺として再建された国分寺。

昔の国分寺跡は信濃国分寺史跡公園として整備されていて、信濃国分寺資料館が設置されている。この資料館は国分寺に関する資料だけではなく、上田地方を中心とした各種資料も展示している。例えば、左下の模型は冒頭の八角三重塔のもので、真ん中は古墳から出てきた石棒(※)。右下は現在も国分寺(再建された方の)で頒布されている蘇民将来符。
※男性器をかたどっていると思われる。
八角三重塔模型 石棒 蘇民将来

信濃国分寺史跡公園の様子。
廻廊

で、再建された国分寺。もちろん、「新しい」「再建された」と言っても鎌倉時代の話なので、700-800年の歴史がある。左下は三重塔(重要文化財)。蓮は国分寺の裏手で栽培されている。ライブカメラ
国分寺三重塔 蓮と国分寺 蓮の花(1) 蓮の花(2)

八角輪蔵 花鳥図 常楽寺本堂 石造多宝塔

波と蛙股 岳の幟 上田交通沿線案内図