数年前から、機会ある毎に、日本は決して資源のない国ではない。今世紀石油以上に重要な資源となる水について日本は資源大国であると言ってきた。 石油に代わるエネルギー源はいくらでもある。しばらく日本を留守にして知らなかったが同じようなことを言っている人がいましたね。しかも小説という形で。それは水木楊の「・・・がなくなる日(社団法人日本電気協会新聞部発行)」。・・・部分は水であり、電気である。電気については著者水木さんとは異なり楽観しているが、水については深く共感した。
地球上にある水の総量はおよそ14億立方キロメートル、その中淡水はわずか2.5%、ほとんどは南極や北極の氷の形で存在しており利用できない。人類が実際に利用できる水は総量のわずか0.8%。 世界中の河川の多くは複数の国家をまたがって流れていたり、水源を共有(例えばインドと中国)しているので、将来国際的な水紛争が多発することが予想できる。日本は隣国と水争いが起こりようがない島国でしかも豊富な雨量に恵まれていることを神に感謝すべきであろう。
この小説でも書いているが将来水は日本の重要な輸出品目となることが期待できる。その意味でどこかの知事が「ダム要らない」と言ったのはやや見通しを誤ったのかもしれない。但しダムを推進している建設省や農林省の役人がそこまで予知能力があったわけではなくて、彼らは単に予算を増やしたい或いは減らされたくないだけ。
ただダムを推進するにしても、日本は急峻な山が多い土地柄、流失する土砂によって短期間に埋没することを防ぐ技術が必要となる。更に農地と森林の保護は水資源涵養の観点からも重要な政策課題とすべきであろう。
将来「水商売」は現在とは違った意味で用いられることになろう。「日本人は水と安全はタダだと思っている」と書いた自称ユダヤ人がいたが、少なくとも水に関する日本人の意識は変わることだろう。
話変わって、先日からメディアでは拉致被害者のご子息が韓国のキムヨンヒと会見したニュースを大きく取り扱っている。その際なんで「キムヨンヒ元死刑囚」と一々「元死刑囚」をくっつける必要があるのだろう。この伝に従えば、一日でも服役した人は「元受刑者」と言わなければならなくなる。
前にも言ったが、なんで事件或いは事故の関係者の年齢、性別、職業を一々言う必要があるのだろう。例えば収賄罪であれば公務員でないと成立しないので職業が意味をもつし、業務上横領罪は組織のしかるべき位置にあることが条件となるので職業と地位を紹介する必要がある。そうでない限り単なる事故などにあっては年齢、性別、職業はどうでもいい。
地球上にある水の総量はおよそ14億立方キロメートル、その中淡水はわずか2.5%、ほとんどは南極や北極の氷の形で存在しており利用できない。人類が実際に利用できる水は総量のわずか0.8%。 世界中の河川の多くは複数の国家をまたがって流れていたり、水源を共有(例えばインドと中国)しているので、将来国際的な水紛争が多発することが予想できる。日本は隣国と水争いが起こりようがない島国でしかも豊富な雨量に恵まれていることを神に感謝すべきであろう。
この小説でも書いているが将来水は日本の重要な輸出品目となることが期待できる。その意味でどこかの知事が「ダム要らない」と言ったのはやや見通しを誤ったのかもしれない。但しダムを推進している建設省や農林省の役人がそこまで予知能力があったわけではなくて、彼らは単に予算を増やしたい或いは減らされたくないだけ。
ただダムを推進するにしても、日本は急峻な山が多い土地柄、流失する土砂によって短期間に埋没することを防ぐ技術が必要となる。更に農地と森林の保護は水資源涵養の観点からも重要な政策課題とすべきであろう。
将来「水商売」は現在とは違った意味で用いられることになろう。「日本人は水と安全はタダだと思っている」と書いた自称ユダヤ人がいたが、少なくとも水に関する日本人の意識は変わることだろう。
話変わって、先日からメディアでは拉致被害者のご子息が韓国のキムヨンヒと会見したニュースを大きく取り扱っている。その際なんで「キムヨンヒ元死刑囚」と一々「元死刑囚」をくっつける必要があるのだろう。この伝に従えば、一日でも服役した人は「元受刑者」と言わなければならなくなる。
前にも言ったが、なんで事件或いは事故の関係者の年齢、性別、職業を一々言う必要があるのだろう。例えば収賄罪であれば公務員でないと成立しないので職業が意味をもつし、業務上横領罪は組織のしかるべき位置にあることが条件となるので職業と地位を紹介する必要がある。そうでない限り単なる事故などにあっては年齢、性別、職業はどうでもいい。