まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

中華イヤホン その4

2017年06月29日 | Weblog

 付属ケーブルをやめて(破棄寸前)、別売りのケーブルに交換して、気づいたら丸2日鳴らしたまま忘れていました。

(もし思いださなかったら、たぶん1週間は放置していた可能性もあり)

 

他の国産のイヤホンをで1曲きいて、何の期待もなく、KZに入れ替えてみました。

 

 

普通に鳴っています。遜色なく鳴っています。

びっくりです。

というか、付属のケーブルは何がどう悪いから、あれほど音が酷かったのでしょうね。

逆にそちらが気になりましたし、最初から、このケーブルを付属品として付けてもらいたいほどです。

 

 

おそロシア。いや、おそ中華


次なるヘッドホンアンプ  296 THA-08Xの改造 その2

2017年06月25日 | Weblog

 お高いオペアンプ MUSES03のオフセット電圧対策のひとつとして、基板を作って組みこんでみました。

最大-25mVのオフセット電圧が発生するのですが、はたして、仮想GND電位を変化させると、

オペアンプのオフセット電圧は変化するのでしょうか?

 

 いまさらこんな事しなくても結果は分かっていると諸兄はおっしゃるかもしれません。

でも試したことありますか? たぶんないでしょう。無いなら実験してみればすむ事ですし、

逆にオペアンプの電位変動の安定性など、いろいろと得られる事が・・・たぶんあるはずです。

 

 電圧をプラス・マイナス同じにしてみました。+12.061Vと-12.601Vと、見事に1mVまで揃いました。

負荷も多少かけてみましたが、変動もなく安定しています。

 

それではとオペアンプを挿してみました。

 

 

結果・・・変化なし、というのが正解でしょう。

細かい事を言うと、仮想GND電圧をプラス側、マイナス側の差が1V程度になると、約1mvほど変化するというのが

実際の所でした。逆にいうと1Vも変動しても1mVしか変化しないのですから優秀ですね。

 

ということで、大失敗の結果となりました。

もっとも、気分的にはプラス・マイナスともども、電圧が揃っているという事で十分という事かと。

 


中華イヤホン その3

2017年06月24日 | Weblog

 もはや泥沼化すると思われた中華イヤホンでしたが、以外な事がわかりました。

「付属ケーブル」が悪い。っだそうです。

それならば交換してしまえばよいわけです。(そのための脱着式?)

 密林から届きました。

これ?これで大丈夫? というのが本音でした。

 

さて差し替えて見ましょう。

でもひとつだけ気になってしかたない事が。

どちらのコネクタがホット側なのでしょうか?

このイヤホンは線を耳の上に通す仕様なので、コネクタも傾いている形状のため、

1方向しか挿せない感じですが、左右さえ間違わなければ問題ないような・・・気がします。

 

 

聞いてみましょう。まずは交換する前のオリジナル?ケーブル。

丸々5日間、鳴らしっぱなしにしていましたが、耳に刺さるような音が多少緩和されていました。

でも、やはりピークがある感じがしてなりません。

ということで、ケーブルの方向に疑問を持ちつつ、とりあえずイヤホン印字側と、ケーブルと突起側を

あわせて挿してみました。

 

 今度は少々振ってもケーブルが抜け落ちる事もありません。やはりオリジナルが異常だったわけですね。

 

どれ音は・・・流石に挿したばかりという事もあって、音全体がうわついたというか、低域がしっかりと

出ていない様子が伺えますので、まずは朝まで8時間ほど放置する事にしました。

 

さてこれで変化してくれるでしょうね。しますよね。大丈夫ですよね。

 


次なるヘッドホンアンプ  295 THA-08Xの改造 その1

2017年06月23日 | Weblog

 THA-08Xのヘッドホンアンプを作りましたが、以外な事にオペアンプのオフセット電圧が若干問題となりました。

 

THA-08X頒布者の青樹さんのご好意で、虎の子?のMUSES03を交換していただけることになりました。

そして手元に来たものは、ある意味揃ったオフセット電圧となりました。(-25mVあたりですが)

 

オペアンプのオフセット電圧を解消するには、オペアンプ入力端子に一定の電圧を加えるしか方法がありません。

もし電源電圧を可変させると、正確には、「仮想GNDの中点」を可変させるとどうなるのでしょうか?

分かっていそうで以外と試したことがありません。

 

ということで、わざわざ仮想GNDの中点を可変する基板を製作してみました。

いきなり完成です。左側の電解コンデンサは、うっかり手持ちを切らしているのを忘れていたので、とりあえず

残っていた2個同じ容量の電解コンデンサを付けてみました。

 手前にある黒い四角のレギュレータは、±12Vが出力できるものですが、これをあえて抵抗分圧と

基板裏のオペアンプ+FETで電圧を出力してみました。


 多回転半固定抵抗があるので、微妙に電圧を調整できます。

実際、出力電圧は+12.062V、-12.062Vと百分の1Vまで調整可能のようでした。

負荷を掛けた場合にどうなるかは、実際に搭載してみなければ分かりません。

 

 

 

 


イヤホン パソコン工房版

2017年06月22日 | Weblog

 ある方から、これ聞いてみてと、イヤホンを頂きました。

パソコン工房で販売されている物らしく、全部で4種類あるそうですが、評判の良い(ステマ?)ものを2つ購入したそうです。

(御自分で聞かれたらいいものを)

なんだかパッケージからして、貧弱というか、書かれている文字がそらぞらしいのは何故でしょうか。

 

いやいや、聞かずして先入観を持ってはいけませんね。

そして、

何とこちらは中さえ見えません。っと思ってたら表表紙?が開いて中がみえましたが、

中身は白でした。そして、上のより、ますますチープというか、百円ショップにこれと同じ物を売っているような

気がしてなりませんが。・・・

いえいえ、先入観は危険ですね。

 

 

さて小さな箱のから鳴らしてみましょう。

低域が。ほぉ。重低音が。(鳴らしたばかりですが、ボコボコ鳴っているだけで高い音はどこに?)

重い低音が出るとは書いていますが、澄み渡る音響とは如何なるものか。

ということで、24時間の慣らし(鳴らし)運転行きですね。(出直して来いと思わず言いたくなりましたが・・・何ごとも我慢が)

 

2つ目の赤くない白のは、また後日

 


中華イヤホン その2

2017年06月21日 | Weblog

 懲りずにまた買いました。中華イヤホン。KZ・・・ええっと何でしたっけ?これ。

 

こんどは前のよりちょっと高いやつですが、5千円を大幅に下回った値段です。

てっきりこれが届くものだと思いました。

届いたのはミニパッケージ版でした。

流石、中華製。初期ロット?(ステマ用の見本だけ?)以外は、徹底してコストを省きますね。

 もはや、ここからしてプンプンします。なにやらいつもの?言葉が出てきそうですが、ここはぐっと押さえて。

 まず問題が。このケーブルは脱着式ですが、どちら向きに挿すのでしょうか?

ネットの画像をみると、どうも刻印された字と本体の印刷側を合わすようですが。

 

筐体はプラでした。

 

耳に付けてみました。何かケーブルが硬いしベタベタします。(剥離剤か製造時の何かのオイルのせいか)

どうもこれは耳に掛けるタイプの様子なので、針金のような物が入っているので、耳をぐるっと1周するように曲げてみました。


流石にこれは耳の穴に収まります。前回のはどうやっても駄目でしたが、これは耳の外側にほとんど出ているというのが

正しい気がします。

 

 

さて鳴らしてみました。駄耳ならぬ愚耳が聞くのですから評価にはなりません。

でも最初から低域が出ています。(中華イヤホンも進化しましたね。耳がある証拠です)
高域は、まぁ鳴らしたばかりですから何もいえませんが、ハイハットやらシンバルだけが極端に強調される感じで1分と聞いていられませんので、そのまま朝まで鳴らしたままにしました。

 

翌朝。。。数時間、いや、8時間以上経過しているので変化したかな・・・・恐るべし中華マジック。

何の変化も起こりません。前日の夜まま。耳が痛い音がします。

 

 

それならばと・・・3日放置の刑です。ヘッドホンアンプにFMラジオをつなぎ、聞く音量でそのまま放置です。

音声あり音楽ありと、チューニングがたまにずれるので(なにせ25年は軽く越えている家のラジオ) ピンクノイズまで

出す事が出来るので、このままにしてみました。

 

そして気づいたのは5日目でした。そうだ忘れていたということで、いつものDAPにつなぎ替え、いつもの

ヘッドホンアンプに戻してみました。

 

 

恐るべし中華マジック。何の変化もありません。これは慣らし済みだったのでしょうかね。

中古でもなさそうですし。

しかし、難点があります。コネクタがスカスカで、耳に掛けていても取れるほど、首を振るだけでもコネクタが抜けるほど

ゆるゆるです。

 

そして何やら交換用のケーブルが密林に安くあるというのでポチっとなをしてみました。

さて何が変化するのでしょうね。

 

 

 

 

 


イヤホン 中華版

2017年06月19日 | Weblog

 久しぶりにイヤホンを買いました。それも中華から。

知人曰く、本物以外は何でもある、もとい、たまに本物もある、中華からの通販でした。

 中華郵便の黄色のプチプチ袋にそのまま入れているのかと思いきや、なんと箱入りでした。

そして、お約束のジッパー付きのビニル袋入り。

 値段が値段ですので期待どころか、ネタとして買ったので(そもそも音が鳴ると思っていない)

どんなものかと耳に入れようとして問題が出ました。

 

どうやっても耳に収まりません。耳栓タイプではないので、耳の穴の外側にはめ込むはずですが、

手前に引っ掛けると奥が出て、上にひっかけると下がはみ出てポロリと落ちるという有様で、この黒いスリットが

開いたところの上に、ゴムまたはスポンジを取り付ける仕様ですが、元が収まらない事には話しにならないという

とんでもない事になりました。

 

中国人って耳の穴(正確には耳の外側?)が大きいのでしょうかね。

謎な物を買ってしまいました。


音? 両方鳴っていますね。しかし耳にくっつかないのでチャカチャカという音がしています。

百円と違いは・・・原価いくらなのでしょうね。

 

 


頂きもの ポケットステーション

2017年06月18日 | Weblog

  懐かしや、ポケットステーション(通称:ポケステ)を頂きました。(お代はコーラで)

 

なにせこれの電池のもちの悪さは目を覆うばかりです。

裏返して電池を外してふと思いました。

 

2032でしたっけ?

 
たしか2台もっていて、中のプログラムを入れ替えていたはずですが、2025を使っていた記憶があります。
厚みが違うだけですが、手持ちのはひっかけ部分が非常にきつく、2032を挿せなかった覚えがありますが、
これは普通に2032が入っていました。
 
固体差なのか、製造時期によって違うのか。
 
そして肝心の自分のはどこに仕舞いこんでしまったのやら。しばらく見ていません。
電池の液漏れがしそうなので、探さねば。

 


中華携帯

2017年06月17日 | Weblog

 変なものを買いました。

中華では、Card Phoneなるものが存在しているようです。

 

しかし・・・日本の携帯の電波帯と合うのでしょうか。

そこで業者に問い合わせてみると・・・大丈夫問題ない、GSMでもWCDMAでも対応している、との事だったので

買ってみました。

 ほんとカードです。

 ほー。SIMを挿せと。

説明書は左の紙1枚。どこを押してもUnlockと表示されます。

しかたないのであれこれ押してもらちがあかないので、ふと画面を斜めにしてみると

液晶の下、左右に何かクボミがあります。

 

ひょっとしてこれ?ということで軽く押すと画面がやっと変更されました。

実は手持ちの携帯は何といまでもガラゲー。でっかなSIMが刺さっています。

 

音声しか使用しないので、これでいいのです。

(もっともトラブル続きで何と7台目。いい加減に別のに交換したらと言われますが、住所録を取り出すのさえ大変。

ツール使っても対応しないなど、手書きで書き出すのも面倒ということで、電池だけ交換して使い続けています。

そのうち、あなたが最後の顧客なので、機種変更してくださいと、以前のように通知が来るまで使い続けることに

しましょうかね)

ということで、内緒の内緒でSIMを差し替えてみました。

左側のどちら向きに挿すのでしょうね。コネクタを左右で眺めて、こっちかなぁという事で挿すと

SIMは認識しました。

 

 

 しかし、画面をみると「2」の数字とアンテナが。。。無い。

ひょっとしてという事で今さらながら、ネットで検索すると・・・やられました。GSMのみ対応でした。(爆笑

 

ネットの情報だと世界で2ケ国だけ対応しない電波とか。そのひとつですか。

日本は変なところで進化するので、世界標準が標準ではないという問題が出てしまうとは。

 

やられました。中華通販親父に。WCDMAが3Gとは思っていないのかも。

 

ということで、触ってみた。でした(笑

 

 

 


次なるヘッドホンアンプ  288 「音が良いアッテネータ」なるもの

2017年06月15日 | Weblog

 ヘッドホンアンプをあれこれ作ってきましたが、アンプの入り口は、値段のわりに音が良いとされる

Linkmanの9mm角2連ボリュームを使ってきました。

 

しかしながら、ギャングエラーが極端な物やら、ヘッドホンアンプがいつもと音が違うので念のためとボリュームを

昔かって仕舞いこんでいた物に交換すると、あきらかに音が違う(駄耳ならぬ愚耳でも)など、製品の劣化度が

酷くなっている気がします。

 

となると、ボリュームを高い物にするか、廃止するか、の2つしかありません。

そこで考えてみました。ボリュームに音声信号を流すのではなく、GNDへ流す事に特化させればいいではないかということで

実験してみましたところ、なかなか良い結果がでましたので、他の基板を発注するついでに、小さな基板を加えておきました。

いきなり完成です。

この大きさですと、ダイソーの缶から、タカチのアルミケースに入れた、それぞれのヘッドホンアンプの基板に

接触する事もなく、収めることができます。

 

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若干問題が出ました。

ボリュームに信号を流さず、単にGNDへ落とす事で音量変化させていますが、どうも定数に問題がでました。

 

試したのは2種類。

1つは入力側に比較的高抵抗を付け、ボリュームは50K(A)のまま、そしてそのまま

アンプにつなぎます。

もう1つは、最初の抵抗を低め(33KΩ)とし、ボリューム50KΩ(A)に並列に10KΩの抵抗を付けたもの。

 

ところが後者に問題がでました。ボリュームを最小にしても音漏れがあるのですが、急激に音が大きくなります。

そして音を大きくしようとボリュームを右に回しても大した変化がなく、かなり回さなければ最適な音量になりません。

 

結局、1つめの仕様に戻すことにしました。

いろいろ試してみないとわからないものです。

回路図と定数は後日。


次なるヘッドホンアンプ  294 さらに電源に問題あり

2017年06月11日 | Weblog

 困った事がおきました。

やっと作った、ぺるけ式ヘッドホンアンプ FET Ver4が故障しました。

それも慣らし運転でずっと鳴らしたまま、電源に問題ありというのでいったん電源を落として再度つないで

コンセントに挿すと。

音が鳴りません。そしてアンプ側のLED2個が消灯しています。

 

おかしいということで電圧を測定すると、プラス側と仮想GND間がほぼ15Vでした。

ということは、仮想GND生成用のトランジスタが破壊された恐れがあるということです。

しかたないので、手持ちの関係上、2SC2655から2SC3421に交換しました。
幸いな事に穴を大きめにしていたので、2SC3421も挿す事ができました。

やれやれこれで一安心。電圧は・・・多回転半固定抵抗を触る事なくプラス側、マイナス側とも

規定の電圧が出ていました。


電解コンデンサが非常に多いという事もあって、突入電流で壊れたのだろう、と思って

そのまま慣らし運転を続けていました。


そして、Rコアトランスの、うなりを回避するため、回路をどこにくみこもうかと、再び電源を落としました。
あれこれ考え、夜も遅いということで、また明日ということで、普通にDCジャックをアンプにつなぎ電源側のACコードを

挿して。。。

何か臭いようです。プラスチックが燃えたような独特の匂いがします。

あれ?とういことでアンプ側をみると、入れ替えたトランジスタ故障しました。正確には燃えていたといいますか。


2度も同じ失敗をするとは、ということで、うなり対策を後にして、電源側に抜本的な対策をしてみることにしました。

試作基板にFETやら電解コンデンサやら、手持ちの関係でセメント抵抗まで付いています。

回路的には、真空管のヒータ遅延回路をそのまま採用しました。

 電源ONになると、セメント抵抗(15Ω)で出圧を供給し、コンデンサと抵抗の時定数でFET(Pch)をしばらく

OFFにしていた後、FETがONとなり通常の電源として動作します。

約数秒で規定電圧になる模様です。

さて実験では動作しています。先の2度目のトランジスタを交換したアンプにつないで電源ON。(正確には電源側にはわざとスイッチをつけていないの、コンセントに挿すだけですが)

アンプ側の基準電圧用のLEDは点灯しています。オフセット電圧も3mV程度で、数分たてば1mV以下になりました。
問題ないようですが、念には念という事で、再度同じ作業をしてみました。

 どうしてでしょうね。アンプに初めて電源をいれるときのように、ドキドキします。それも2度目でも(笑


無事動作しました。やれやれです。

 

他のトロイダルコアではこのような故障例は起こっていませんが、何故だかRコアトランスだけ発生する様子です。

磁束密度が高い(閉鎖的)だからなのでしょうね。

いずれ、これも中華業者基板にしたいところですが、しばらくは様子見でこのまま動作させる事にします。


音的には・・・全く変化ない様子でした。


真空管

2017年06月09日 | Weblog

 知人に真空管を切ってもらいました。

それも送信管を。

いきなり下がありません。右のは、左を切るためためしという事で先に切ってもらいました。

しかしこのガラスの厚み。さすが送信用の真空管だけあります。

 

ただ。。。元から上の部分は このような状態でした。

割れていたので安く買えたのですが。

中身もいます。

 しげしげと眺めましたが、以外と精度がない様子でした。

まぁ、この程度でも問題ないという事でしょう。

 

 

 

 


次なるヘッドホンアンプ  293 THA-08X その2

2017年06月04日 | Weblog

 やはりというか、オリジナルとかけ離れる事だらけのヘッドホンアンプつくりですが、

どちらかといえば高価なオペアンプ MUSES 03 のオフセットには残念な気持ちです。

秋月で5個200円のオペアンプでさえ5mV以下というレベルなのに、2,500円もする物が25mVもあるとは、

と思っていましたが、今回自分のと物々交換していただける事になりましたので、送って頂けました。


 mVの単位ですから、僅かとはいうものの5mV近く低いとは。

ヘッドホンやイヤホンにしても、たいして問題にする値ではありませんが、人間って何か感じるんですよね。

あれこれヘッドホンアンプ試して、なにかこのアンプ感じるというのが。

ノイズではないけれど、何かざわざわしたような、しないような。
でもイヤホンをアンプにさすとやっぱり何かを感じる。

これって、普通では聞こえないような高域の音なのか、またまたインフラノイズなのか。
(もっとも聞いている人間そのものが、駄耳ならぬ愚耳レベルなので、気にするなという事なのかもしれませんが)

とりあえずしばらく慣らしで鳴らすしておくことにします。


次なるヘッドホンアンプ  292 電源に若干問題あり

2017年06月02日 | Weblog

 ヘッドホンアンプ用の電源を製作しましたが、若干問題がでました。

 ヘッドホンアンプに余計なノイズが入らないのですが、LM317の発熱を調べるために缶に触ると、

何だか振動しています。はて?気のせい?
他の電源ケースを触ると、なんと真下のも何か振動を感じます。

これってトランスがうなっている様子です。そして机の上に単体で置くと、Rコアトランスを使ったこの電源が

振動の元の様子でした。
どうも、交流100Vの直流分が悪さをしているそうですし、Rコアトランスは磁束が収束しやすいので

余計に問題が出やすいようでした。

 

やれやれ、やっと安定したと思ったらこの状況です。

でたものはしかたないということで、試作基板上にブリッジダイオードと手持ちの関係で5Wのセメント抵抗で

DCサプレッサーなるものを製作しなければなりません。

 

音には影響ないのでこのままでもよいのですが・・・

 

 


次なるヘッドホンアンプ  291 THA-08X

2017年06月01日 | Weblog

 オペアンプを生かしたヘッドホンアンプでこういうのがあります。

THA-08X

シングルオペアンプを4個使った物です。



基板上にDCDCコンバータを載せて、あえて仮想GNDを基板裏のオペアンプで生成するという豪華な仕様となっています。

ただそれを自分が作るとどうしたことか、脱線してしまいます。


設計者にお聞きすると、JRCのシングルオペアンプ「MUSES 03」を使用するために設計された様子でしたが、

やっと入手する事ができました。でも、2個だけ。

とりあえず挿してみましたが若干問題がでました。



動作には支障ありません。
しかしながら・・・

これくらいのオフセット電圧なら、まだ十分でしょう。

 なんですかこの値は。先のは+7mV、あとのは-23mVとかなりの誤差です。

1個 「2,500円」もするオペアンプが、5個200円ごときに負けるオフセット電圧とは。(5個200円のをすべて測定しても7mV以下でした)

メーカーも承知で、混ぜているのでしょうね。それなら1個ずつ性能表をつけるくらいしてくれると、価値がありそうですが

逆に低いオフセット電圧の物ばかりが売れて、20mV越えるような物が売れ残るから、そういう事は行わないのかもしれません。


さて、音的には。DCDCコンバータのおかげで、±15Vかかっています。
駄耳ならぬ愚耳にもわかる、高域の耳につく音。
これは鳴らし続けて慣らすしかなさそうですので、丸1日放置しました。

でもやっぱり「サ行」がいまひとつです。

ということで、後段のオペアンプを交換してみました。

この基板のために作ったといっても良い、デュアル・オペアンプの片側だけを動作させるゲタ 「ds昆布」にさしてみました。

個人的にはコスト的にも音質的にも満足する、同じJRC製の 「MUSES 8920」も2個仕入れました。
そして差し替えたと思って写真撮ったのですが、何と、2068DDが刺さっていました。

これはこれで悪くありません。高域もそこそこ伸びて、以外と中低域がしっかりと鳴る物なので気にいっています(でもデュアル用です)

1日この状態で鳴らして馴染ませてから、1度聞いて、それから別のヘッドホンアンプで鳴らしている MUSES 8920に差し替えてみる事にします。

 

さてどうなることやら。