まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

Desktop USB LED Clock Fan  が無い

2015年09月30日 | Weblog

 世の中、こういう奇妙な物が売られています。

そもそも扇風機が時計がわり?時計が扇風機? でも小さくて使い物になるのかな? といった具合ですが

面白ければ良ろしいので、こういうグッズがあります。

 ところが、日本国内、何でも売っていそうでありません。都会などの店では扱われているのかもしれませんが、田舎なんて

アマゾンの勢力拡大?で小売店がみるみる消えていっている状況のなか、こんな物を面白がって買ってくれる客なんてそういないので

在庫もありません。

 ところが日本のアマゾンにもありません。

 

どうしましょう。でも、単体ならあります。

これはUSBポートにさして、むき出しのビニル製のファンが回ると、アナログ時計がLEDで表示されます。いわゆるバーサライターですね。

 そしてUSBファン単体も販売されています。

これらを合体されればいいのですが、以前はけっこうな値段で売られていましたが、ふとみると激安になっていました。

売れないのでしょうねぇ。。。。

 

ということで、買ってしまいました。

1度点灯させて、こんなものかと確認したと、すぐさま分解方法を探ることにしました。

 近年、この手の物は自作でも登場していますが、驚く方法で動作します。何と電力を無接点で供給しているものまであります。

ひょっとしてこれもそうかなと、とりあえず羽部分を外すと、もっと驚く方法で電力を供給していました。

接点方式でした(笑

それも グリスを塗って滑りやすくした上に2重でバネが接触していました。おそるべしチュンゴク。

 

あとは、銀色の本体の中から基板を取り出せば終わりだったのですが、なんとスイッチがタクトスイッチ上部に接着されていて

ひっぱった程度では外れない事が分かりました。

切るしかなさそうです。

 

さぁ、今年中にできるかな・・・・・

 

 


iPhone4S のドックコネクタ交換 その2

2015年09月29日 | Weblog

 iPhone4Sのドックコネクタを交換するには、本体底のビスを外さなければなりませんが、これが星型の極小のため

わざわざ工具を注文しました。

もっとも、格安品だけにドライバの先が合うかどうかも多少怪しいかもしれない、という問題もかかえていますので

合わせてみなければ分かりません。

 当たりを引いた様子で、ぴったりと星型が合いました。これで底のビス2本を潰さず開けることができます。

 

あとは簡単といいたいところですが、裏フタを開けるまでが簡単で、後は極小ビス、それも3種類が混在しているという状況なので

注意を払って、1個ずつ取り外し、工具付属の受け皿に1個ずつ置いていくことにしました。

やっとの事で、オリジナルのドックコネクタを外して買ったのをならべてみると・・・・やられました。

プラの形状が違いすぎます。これで合うのかな?と思って差し込みましたが、別の問題がでました。

 ビス穴が合いません(爆笑

 それも、これは細いヤスリでオリジナルのようにプラを削り、筐体内側にはめ込めるようにした結果で、最初はビス穴丸々1個ずれている

有様でした。

返品しようかとおもいましたが、最初から互換品(粗悪品)もあるというレビューを見ていたので、勉強という事で改造してしまったのですが。

後は、無理やりビス穴ステー部分を曲げて、穴を合わせてビス留めしました。

でも、何かぐらぐらします。ネットで分解方法を紹介しているサイトをみても、付けられていたビスと目の前の物とがちがっているというか

左右で直径が違っています。

 

 結局、誰かが無茶な修理を行ったという事でした。他にも2個ビスが足りない状況ですし。

 

とりあえず元どおり組み立てて(不足しているビスはしかたなくそのまま)、電源を入れてドックコネクタをつなぎ、ライン出力から音声が・・・・

コネクタを挿しているのに内蔵スピーカから音がしています。

 

大はずれでした。こうなったら、Apple純正のドックコネクタをネットで注文するしかなさそうです。(というか最初からそうしておけば)

まだまだかかりそうです。

 


iPhone4S のドックコネクタ交換

2015年09月28日 | Weblog

 これまた長らく再生機器として使ってきましたが、ライン出力の左側だけが微妙に音量が低いことに気づきました。

自作した30ピンコネクタをiPhone3GSに繋ぐと問題なく再生されるので、どうもドックコネクタの不良のようでしたので、部品を注文しました。

けっこうフィルムが長いです。

そして問題発生しました。底の星型ネジに合うドライバを持っていません。T4より細いってこれ何?っていうサイズです。

iPhone3GSはプラスネジだったので問題なかったのですが、5Sよりまだ細い4Sのビス。。。。

 また配達待ちとなりました。やれやれ

 

そしてやっと工具が届きました。

ビスにサイズが合うのかすぐにあわせてみたところ、問題ない様子でした。

値段が値段と評判がもひとつなので当たりかハズレかで大きな問題となります。

 

 

 


iPHonne 3GS 修理 液晶パネル交換

2015年09月27日 | Weblog

 せっかくホームボタンを直したのに(本当は交換したかったのですが)肝心の液晶パネルを交換していませんでした。

またもや開けなければなりませんが、特殊工具(吸盤)があまりに楽に作業できるので苦痛には思わなくなりました。

さてこれが液晶パネルです。元のはバックライトが切れた(接触不良を疑ったのですが)状態なので、暗くてほとんど見えません。

バックライトといっても白色LEDですが、うまく光を拡散させているものだと常々感心していました。

 

写真の状態は、iPhone3GSのフロントパネルから外した状態です(左)

ネットの交換方法をみると、かなり無茶というか、それは液晶を壊すだろうといった方法を平気で紹介しているように思ったのですが

液晶パネルのホームボタン側の所に、プラのへらを突っ込み、押し上げるのではパネルが歪んでしまいます。やはり。

ここは、両側のビス5本を外し、アートナイフでフロントパネルに繋がっている外側ガイドと、写真左の液晶パネル上部のガイドとの間に

差し込む事で隙間があき、あとは簡単に液晶パネルを外すことができます。

 

 でも購入したものは白色のカバーがついていますが、こういう仕様のようでした。元のは銀色の薄い金属シートとなって少し状況が

違っていましたが、ガイドを付けかねなければ固定できないので左のを外してみました。またもや端を両面テープで固定されていましたが

簡単に外れました。

 あとは組み込むだけですが、フロントパネルと液晶パネルの間にホコリが入らないように注意が必要でした。

静電気でホコリが寄ってきたので、ここは秘策「マスキングテープ」が役に立ちます。

 

適度な粘着力なので、引っ付きすぎずホコリだけが付くので、いわゆるガムテープで床掃除をする要領で、ぺた、ばり、ぺた、バリと

ホコリを取ることができました。

あとは元通りに戻すだけです。

 世の中、液晶が黄色っぽいのを尿液晶とか呼ぶようですが、これは白いようでした。後ろのシートが銀色ではなく白色だったのが

功を奏したのかもしれません。

やれやれこれでまだしばらく現役でエージング機器として働いてもらう事ができそうです。

 

 

 

 


次なるヘッドホンアンプ  261  一枚物アンプ その6

2015年09月26日 | Weblog

缶に基板やコネクタが納まったものの、缶の上のフタをかさ上げする工作が必要となりましたが、下部もまだ問題がありました。

ブリキで薄いため、真空管の放熱用とヒータ確認用?のために大穴を明けているので、ボリュームとジャックがぐらぐらしてしまいます。

動く物は裏から押さえればいいので、大穴も見苦しいのでアミを付けるついでにプラ棒で支える事にしました。

 アミも金属製を考えていましたが、手持ちに窓用のビニル製があったのでマジックで黒く塗って、おなじく少し大きめにあけた

プラ板を当ててアミを固定しました。その左右にあるのが支え用のプラ角棒です。

 

さてフタはこのようにしました。

手持ちでもう少し小型のブリキ缶があったので、フタを利用して上に乗せることにしましたが、隙間を確保したかったので

適当なスペーサを探していましたが、困った時はいつもの店。いきつけの模型店の在庫を漁る事にしました。

 なんとサイコロです。任天堂製です。15mmと大型の物でしたが格安だったこともあって利用する事にしました。

あとは「1」の目の所に穴あけしてネジ切りして、2mmのビスで固定しました。これなら後から脱着可能です。(外すことはないと思いますが

 

これまた上にはアミをつけました。横着してマスキングテープで仮固定して、いつものシューグーを塗りたくってみました。

これで止まらなければ、缶の下のようにプラ板を当てればすむことですし。

幸いなことん、大きな穴ながらしっかりとアミは固定された様子でした。

あとは養生を。

さてさてエージング後はどうなっているのか楽しみです。

 

 


中華DAC (らしきもの)

2015年09月25日 | Weblog

 別の知人が中華から個人輸入したもののようでした。中華DAC

中華製にして4000円もするなんてと思いましたが、ピンキリなんですね。こういうのは

下は日本へ送料込みで1アメリカドルまであるそうですし。

仕事はいつものことです。コンデンサを抜いてくれと、今回はマジックでマーキングしてくれました。

前回は何を思ったか抵抗まで外してしまったので;;;;

 

しっかし、OSコンが外れません。ほとんどマザーボードのコンデンサを抜いている気分だと思って後で聞いたら、4層基板だそうです。

どうりで電動吸い取りポンプでもなかなか溶けず、基板ばかりが熱くなるはずです。

 何とか外れました。この赤い((ピンク?)のコンデンサってどこのでしょうね。昔みたような記憶がありますがメーカーまで覚えていません。

 

さて、これでコンデンサ交換してノイズが減るといいのですが・・・・・

 

 


Mコネクタ 取り付け

2015年09月24日 | Weblog

 何年ぶり、いや、何十年(そこまでないかも)と思うほど久しく同軸コネクタをつけたことがありませんでした。

知人が新築するついでに、念願のディスコーンアンテナを屋根に上げたいという事で、コネクタ取り付けを依頼されました。

防水用ってもっと凄い形と思っていましたが、それはFコネ(テレビ用?)で、Mコネクタはこういう格好だったとは以外でした。

 

芯がアルミで銅のコーティングがされていて、銅箔とアミ線の2重ながら、芯線が軽いらしく、10メートルでも軽々でした。

最近って、こういう事になっているのですね。

 

しかし、コネクタは何ミリに切っていいのやら分からず、ネットを参照して11.9mm? また微妙の数値と思ってノギスで測って指定どおりに

しましたが、芯にピンをハンダ付けする段階で若干短い事が分かりました。長い芯は切ればいいのですが、短いのは・・・・

 

ギリギリながら、握ると100W相当になるガンタイプのハンダコテ(こいつは漏電が酷いので電子機器には使用不可)で

えいやっとハンダ付けして・・・・・

 ここで困りました。車から手持ちの工具を下ろしていたので工具箱を開けても対応できるスパナを持っていません。

14あたりだとうとおもったらそれにあらず。15でした。こんなもんつかいませんがな・・・・

 

 ということで、ガムテープで先を保護して、念のためコネクタもガムテープで保護したあと、水道パイプと大きすぎるモンキーレンチで

キューっという音をさせながら(中にいれた赤いパッキンが潰れる音)回しました。(この音を聞くとエアコンの配管を付けている気分でした)

 

なんとか付きました。でも片側だけなんですよね。壁を通す必要があるので、もう片方は壁を通した後に。。。

新築祝いついでに出張取り付けかも(爆笑


iPHonne 3GS 修理

2015年09月23日 | Weblog

 まだ使っているのかと言われそうですが、自作したヘッドホンアンプのエージング用の再生機として余生を送らせていましたが、

序々にホームボタンが効かなくなってきましたが、ついに反応しなくなってしまいました。

 しかたなしということで、密林に部品を注文しました。

 

さてiPhone3GSを開けるのは何度目でしょうか。しかし、今まで電池交換で2度、裏蓋を、それこそ悪戦苦闘して汗だくになって

開けたのですが、今回は表側です。

 百円ショップから吸盤を買ってきました。それもテコが付いていて、吸盤を押し付けフックの部分が可動になっているので

これでロックがかけられるタイプです。これならもちやすそうなので買ってみましたが役に立ちました。

 

 これまた苦労してあけるのかと思いきや、軽くパカンと開いてしまいました。おっと中はフラットケーブルがあるので注意が必要ですが。

作業途中は写真撮る余裕ありませんでした。

フロントパネルが外れません。ネットをみるとドライヤであぶり熱を加えて、フロントと中のフレームの間の両面テープを柔らかくして・・・

えっ?両面テープでとめていたとは。

 これまた百円ショップの小型プラスプーンの軸を加工して先を薄く尖らせてフレームの周りのゴムパッキンを熱で柔らかいうちに

隙間を広げ、今度は表パネルとの間に差し込んで、途中、熱を加えつつ1周ぐるりと差し込むことで、やっと外せました。

 

やれやれこでホームボタンを外して、交換する部品を見て何か違和感が。

奥が交換する部品ですが、端子が付いていません。1個。それも向きが逆。位置的には合っていますが、フィルムを潰さないように

ブチルゴムが貼られていますが位置も微妙にずれています。

 ああああああああああああああああああああああ。これをどうしろと。不良品摘まされました。先に確認しておくべきでした。

 

 

しかし1mmのビスが6本、底の1.2mmのビスが2本、そしてフロントパネルの両面テープも剥がした状態では危険すぎるので

何とかフタができる状態にしなければなりません。

 元のホームボタンが復活できないか考えました。本体見ると、爪の先で僅か擦った後が残っていますが、片側だけ傷が小さいので

接触不良を疑いまいした。爪は十分上げられていますが、うかつに触ると折れるので、残る手段は「タミヤ 接点グリス」しかありません。

 

ピンセット先に僅かつけ、本体側の接触部分にも付けて、元どおりにフタを閉めました。

何かどきどきしますね。こういうときって。

 

無事復活しました。ホームボタンは。

開けたついでに液晶も交換するはずでした(笑

バックライトが切れた様子でほとんど見えないので、フィルムケーブル端子部分の接触かと思いましたが、

以前の1/3の値段になっているので思い切って交換する事にしました。

 開けるのはまた明日以降に・・・

 

 

ちなみに使ったツールは、本当に?って言われそうな物ですが、これです。

ダイソーでがっちりと掴めそうな(使用目的が違いますが)フックでした。テコの原理でしっかりと固定できるしフックも大きめなので

手で持ちやすいです。これでフロントパネルを開けられます。

自分でみても胡散臭いツールですが、役に立ちます。そしてポイントは状況に応じて電工カッターで先を削って調整します。

薄く狭くというのが使用目的に合うので、フロントパネル周りのゴムパッキンを1周剥がし、そして外パネルとの間にジワジワ差し込みつつ

柔らかい状態のままの両面テープを剥がすという作業ですが・・・大変です。

 

 


パトライトLED回転灯を使った工作例

2015年09月22日 | Weblog

 モデラーの方から依頼されて作ったのが、

1/ 26用パトライト LED回転灯の製作

実はこれでした。

 

しかも、地方ながら 模型倶楽部の現役モデラー、それも若くして会長を務めていらっしゃる方(以下:しいたけ先生と御呼びします)でしたが、

工作をお披露目していただきました。

残念ながら店に行く時間が遅かったので、店前の自動販売機の前での撮影となりました。

 車両上部のパトライトユニットの中身が工作した物です。

しかし現役モデラーだけにあって見事な仕上がりです。

 三角コーン、なんと細かい芸をしている事か。しっかりと横の虎縞棒の支えも再現しています。

そして女性警察官。フィギアですが、しっかりと立っています。それも取り外し可能で、足元をよくみると磁石が埋め込まれていて

足の片側にも同様に磁石が埋め込まれているため、こける事がありません。このアイデアさすがです。

斜め正面から車内を撮影しようとしましたが、ちょっと暗すぎました。

車内も見事に再現されていて、マイク、車両機器など仕込まれています。

電源は、下の木製箱の単3電池2本で動作しますが、車両下部にコネクタをつけ、箱の上にコネクタ分の穴を開けることで

車両が動かないようにするなど、これまた細かい配慮がされていました。

 

 まさに目から鱗でした。作ったユニットが生かされているのを見ると、いいものですね。

 


次なるヘッドホンアンプ  260  一枚物アンプ その5

2015年09月21日 | Weblog

 今回、ケースをどうしようか、これでも頭を痛めていました。

何故か世の中、この手のYAHA系のアンプを作る方々は、真空管のてっぺん、つまり尖った部分をケース上部から出すようですが、

これが非常に怖いと思うのは自分だけでしょうか。

 試しに机の上に真空管をさかさま、つまり尖った部分を下にして落としてみれば分かります。あっけなく真空管が割れて真っ白になってしまいます。

 

なにせ狭い机の上、多段積みを当初の目的にしているので、この手のYAHA系アンプも積み上げる必要があるため、真空管はケース内部に

収納する必要があります。ということは、けっこう高さが必要になってしまいます。

 何かいいものがないかと以前から探していて、ダイソーの灰皿に目をつけました。

大中小とあるうち、今回は大を選択しました。

 穴あけするときは、バリが出すぎるなど柔らかいくせに、リーマーでは滑って歯が立たないという難物でもある缶。

何とか大穴も開けられました。道具ですね。ものの数分で直径35mmの丸穴が開きます。

 

やれやれこれで収納可能かと思いきや、何か変です。写真を見ると上から何か出ています。

何と真空管が長すぎました。もっとも、これは12FQ7というテレビ球なので少し背が高いものでした。

エレクトリックハーモニクスの12AU7と比べても(こいつは太い)高さの違いが分かります。

でも、けっこう左の東芝の球がいい音がします。そして人気が無いので格安です。(在庫も少ないようでめったにありませんが)

 

この球を使うために、もうひと工夫しなけばならなくなりました。

 

 


次なるヘッドホンアンプ  259  一枚物アンプ その4

2015年09月20日 | Weblog

 昇圧回路が完成すると、あとは簡単です。

今回は(というか、も、というべきか)オペアンプに±15Vをかけるため、専用モジュールを使用しましたので、こちらは部品を付けるだけで

電圧が得られますから簡単です。

 作ろうとして時間がたっているため、部品が行方不明になるなど、部品探しに時間がとられることもありましたが、まずは動作チェックです。

部品乱立といった具合です。

 回路的には、真空管周りは0dbHyCAAの0db部分、つまりカソードフォロアとなっています。

オペアンプは、2回路入りを方々2つずつ、つまり左右で1個ずつ使用するので回路的には「すんばらしい」と同等となっています。

 さて、真空管のプレートに供給する電圧を上げてみました。

最初は160V程度でしたが、昇圧電源にも余裕があるため、簡単に220Vを掛ける事ができました。電圧も電源投入から数秒ほどで

規定電圧に達するようですし、コイル泣きもなく、FETの異常発熱もなく、安定しています。

 そして肝心の音は。出力ジャックに百円のイヤホンを挿しても何も音がしません(笑

それもそう。入力は何も繋いでいませんから、ということで、音を入れてみました。

 

 DC電源系に2200μFという、けっこう大きめの電解コンデンサが入っている事もあって、最初の音はほめられたものではありません。

鳴っている、といった表現が正しいほど、低域がぼわぼわ、高域は伸び悩みといった音でしたが、楽曲が無音時にはノイズが感じられず

まずはひとつクリアです。

あとはエージングとケースの加工が待っています。

 

 


次なるヘッドホンアンプ  258  一枚物アンプ その3

2015年09月19日 | Weblog

 まずは電源から作成しなければなりません。というか、ここがある意味、一番重要です。

この2年、ノイズとの戦いでした。(というか単に無茶な事をしてきたのですが)

12Vないし15Vから200Vに昇圧は、ICがあるので簡単と思っていたのですが、微妙に聞こえてしまうノイズ、という問題が出ました。

リプルフィルター、CR型やFET型などを組み合わせたり、バリキャップを使ったりと様々な事を試してきましたが、1つクリアすると次がといった具合で

可聴範囲域に聞こえる(というかオシロでも波形が見えてしまいます)ノイズ対策をあれこれしてきましたが、何と最後は昇圧用ICを互換品に交換するだけ

という、あっけなく解決してしまいました。

手持ちがフラットパッケージ版だったため、基板裏側につける配置にしましたので、表から見る事ができません。

そして最初に出た電圧がこれ。+202.1Vでした。ちょっと低い感じですが、半固定抵抗も付けているので、調整可能です。

無負荷状態なのでもうすこし電圧がという事で半固定抵抗を回すと、おっと危ないという電圧になりました。

これまた手持ちの関係上、電解コンデンサの耐圧が250Vなので、ぎりぎり、といった所です。

高圧をなめると怖い目にあいます。いきなりコンデンサの爆発などもあるので気を抜くことができません。

 

 

 


次なるヘッドホンアンプ  257  一枚物アンプ その2

2015年09月18日 | Weblog

 出来の悪い基板に嘆いていても先には進みませんので、無理やり作るか新規に作り直すか・・・・最初を選択しました。

 

さて、DC電源(+15V)から真空管のために昇圧しなければなりません。

横着というか、簡単に部品をえられるため、ある物を利用してきました。ダイソー製品です。

もはや素材としか見ていませんが。

 手持ちの在庫が切れていたと(思い込んでいた)ため、新規に購入してきました。

確か以前は紙パッケージだったのですが、ブリーフケース状となっていますが、気にもしませんでした。

そして開腹。

 

なんだこれは。

何か違和感があると思ったら、ダイソー製品のはんだが光っています(こんなのダイソー製じゃないー)

そしてもっと違和感は、なんと部品構成が変更されていました。やられました。

必要だったのはこれ。以前の製品の、このハンダのくすみ感。そして溶けないハンダ。これがダイソー製です。

そして0.22Ωのチップ抵抗と、470Pのチップコンデンサが欲しかったのですが、新しいものには付いていませんでした。

 

幸い?な事に古いものを発掘できたので、とりあえず作業が続けられそうです。

 

 


次なるヘッドホンアンプ  256  トナーと基板

2015年09月17日 | Weblog

 さて格安のトナーがこれ。

 普通のコピー用紙であれば、最初数枚は若干ムラがありましたが、それ以降は問題なくなりました。

でも、基板転写用シートの上への乗りが悪すぎるようです。以前つかっていた通称「葡萄用紙」に戻そうかと思っています。

同時に作ったPhonoka+偽基板、「似て非なる基板」も、虫食い状態の部分を上からアクリルラッカー筆塗りという、手間のかかることをした割には

下の肝心のトナー定着が悪すぎて、ガタガタとなっています。

 

やれやれというところです。

 

 


次なるヘッドホンアンプ  255  一枚物アンプ その1

2015年09月16日 | Weblog

 ふと気づくと、この物作り?ブログの更新が1ケ月も開いてしまいました。

リアルで会う方からも更新されていないと、有難い御指摘を頂けましたが、ついにネタ切れか?と思われている方やら

人間本体の故障か?と思われる方もいらっしゃる事でしょう。

 

 ごそごそとしていました。

ほぼ丸2年に渡って、ああでもないこうでもないと作ってきた物があります。

ヘッドホンアンプも大きく分けて3種類、トランジスタなど部品単位で作る物、オペアンプ単体のもの、真空管+オペアンプの合体物と

ありますが、この最後のが様々な問題を何とか解決してきました。

 そして「まとめ の第1段」として基板1枚にする、という最大の問題に直面していました。

 

何も15Vから200Vに昇圧せずとも、12Vでも物によりますが真空管は動作はします。

でも何か足りない、やっぱり足りない、という事で真空管を正規?の電圧で仕事させてあげようじゃないか、

それもDC低圧電源から昇圧して、そして、オペアンプ部分にも±電源で供給して鳴らそうではないかという、ある意味、無茶なことをする事にしました。

 

 自作、それも両面基板、当然ながらトナー焼付けという作業が必須ですが、肝心の純正トナーが切れてしまい、試しという事で

格安(数分の1の値段)を買ってみたものの、基板への最適な定着温度と圧力がうまくいかず、上の写真のように虫食いが相当酷い基板が

できてしまいました。自分だけしか使わないので、これでもいいのですが。

 基板製作については、まだいろいろと試さなければならないので、今後の課題となりましたが、とりあえず肝心の1枚物基板は完成しました。

 

あとは部品を付けていかなければなりません。