唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

テルマエ・ロマエ

2012年06月01日 | 映画 た行
テルマエ・ロマエ - goo 映画

現代の日本に来たときのやり取りはとても面白かったのですが、古代ローマになると流れが無くなって、ちょっと退屈しました。日本のシーンも、阿部寛さんが出ないと同じように退屈なんですけどね。

行き来しないでずっと日本にいたほうが面白かったです。
最初の方は上戸さんとの絡みも少なく、もうちょっと前にすすめてほしいと思うところでいつも消えちゃうので欲求不満でした。

阿部寛さんはマジメにおかしいことをするのが本当に似合う人です。
上戸さんは、大画面で見てもとてもきれいな人だったけど、首が据わらないキャラ設定はもうちょっと何とかしてほしかったな。ローマに行ったら人が変わっちゃうし。

ありえない面白さを日本では感じて、面白くないリアルさ追求をローマでは感じてしまいました。だから、最後のまとめがローマだったことも不満です。

移動してしまう理由もなんかなあ・・・あのお父さんたち、そうだったっけ?って感じです。
その他のキャラのコミカルな演技が、結果的にただわざとらしいだけの演技になっていたのも残念です。
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コーマ

2012年06月01日 | 好きな映画・良かった映画
コーマ [DVD]
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ワーナー・ホーム・ビデオ


古い映画です。その映像のべったり感が怖さを増幅させます。
恋人さえも信じてくれない状況の中で、ひとりで命がけで巨悪に立ち向かう姿がすばらしい。見所もたくさんあって、曇りガラスの向うの裸体とか、エアロビシーンとか、窓から顔を出すところとか、はしごのパンチラとか、でも、いちばん美しいと思ったのは、手術室に向かう前の意識がもうろうとしながらも、真実を伝えようとする姿です。

マイケルダグラスさんは本とこの女の人を馬鹿にしているのかと思うくらい理解を示そうとしない。最後の最後で一生懸命走りましたが、それまでは本当にいらいらする男でした。しかし、もう体制側に組み込まれていると思っていたので、最後の行動は驚きでした。

たくさんの人間が釣られて保管(?)されているシーンはとても印象的でした。床ずれの心配がないといってましたが、支えてるところは相当後が付き添うな気がしました。
みんな裸なのも見所ですかね。

子どものころに映画館に行くと、入り口の階段のところとかに映画の写真が張ってあって、上映する前までその写真を見てどきどきした感覚を思い出させてくれました。

殺し屋に襲われそうになったとき、講義室に隠れていて、見つかりそうになったらあっさり顔を出すところが良かったです。あのまま見つかるよりもたしかに割り切って逃げた方がいいですもんね。

車への八つ当たりも面白かった。あれだけ激しくたたくとは。
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理由

2012年06月01日 | 映画 ま・や・ら・わ行
理由 [DVD]
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ワーナー・ホーム・ビデオ


自白を強要された冤罪事件。真相にぐんぐん近づいて行き見事釈放!と思いきや、そのあとの急展開にドキドキしました。
教養ある黒人、意志の強い祖母という設定にまず同情し、警察や街の雰囲気にさらにそれが増幅し、奥さんの過去の過ちで決定的になり、釈放されたときはちょっと涙が出ました。

警察の人が最初の印象よりも案外協力的なところも見せられていたし、釈放の時の軽さが何か次の展開を予感させて・・・なにより、それまでの流れがあまりにとんとん拍子に進んでいったのがちょっと気になっていましたが、そのとんとん拍子に進んでいったものがそう仕向けられていたこがわかってなるほどって感じで。

犯人にだまされたというよりは映画の展開、音楽にだまされたとも言えるかもしれませんが、それでも、この展開の仕方はおもしろかったです。

ショーンコネリーがやっぱり凄い。最後の連続殺人犯の死刑囚とのやり取りでのセリフと表情が素晴らしい。かっこよすぎです。

奥さんが椅子に縛りつけられているときの背中がとってもセクシーでした。

疑わしきは罰せずというのは基本だと思います。その基本的な精神によって、凶悪犯罪が罰せられないとしたらそれはそれで残念な気もしますが、それでも、冤罪をつくらないということもとても大事なことです。

一方は犯罪のシナリオを納得させるために材料を集め、もう一方は無罪のシナリオを描いて材料を集め、どっちのシナリオがより納得できるのかを判断するというのが正しいやり方なのかな…と思っちゃいます。

必ずしも真実を追求するために裁判がおこなわれるわけではないということなのでしょうね。

でも、真実だけがすべてのものを縛っていると思うのです。それ以外の縛りがかかって真実がゆがめられるとしたら、人が人を裁くなんてことはしてはいけないのではないのか…と思うのですが…

主人公は客観的に物事を見て真実を探そうと思っているように見えますし、実際そう思っていたと思いますが、結局最初の印象がその客観性をくるわせる作用もすると思いました。
自分に都合のいい情報をつないでいくと一つのシナリオができて、それで自分の思うような結果が出る。それが真実と思いこむわけです。それでその落とし穴に見事にはめられてしまいました。
人間は自分が自覚している以上に客観的に物事がみれてないんだろうなと最近感じることがあります。自分が都合のいいように、真実をねじ曲げる・・・それは故意にウソをつくというだけでなく、本当にそれが事実と思いこんでしまうこともあるんでしょう。
客観的に物事を見るって大変です。自分は客観的にものごとをみることができると思い込んでいる時点で、そうできない人間であることの告白をしているような気もするし…
「…」が多いです。

こういう映画だからこそ、BGMは抑えてほしかったです。
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ファミリー・ツリー

2012年06月01日 | 映画 は行
ファミリー・ツリー(ジョージ・クルーニー主演、第69回ゴールデングローブ賞受賞) [Blu-ray]
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いきなり音楽で驚きました。ギャビーパヒヌイさんの歌に動揺してしまって、聴き入ってしまって、ジョージクルーニーのナレーションが雑音に聞こえて邪魔でした。
音楽は、汗をかいて風呂に入った後の生ビールの一口目のような、山を歩いて渓流で足を入れて川のせせらぎを聞いているような、初めてデコポンを食べたときの感動のような、そんなさわやかで曇りもなく透き通った音でした。そのままハワイの景色を見ながらギャビーさんの音楽だけを聴いていた方が感動してすっきりして帰れるかもしれません。
ガラスの仮面で主人公をくっちゃう役者みたいなエピソードがあったけど、それですね。映画が音楽にくわれちゃってます。そうでないBGMがとてもにごって聞こえてしまい・・いい音楽を使うのも良し悪しだなと思いました。
ただ、これはにごってる!と思って聴いていたらギャビーさんの歌声が入ってきたので、まあ、自分の耳もその程度の耳でしかないんですけど。

映画のストーリーとしては、期待しちゃったんだけど、まあ、裏切らない程度にまとめてはいるのかなも思いましたが、音楽のようなすっきりした気持ちにはなりませんでした。20代後半から30代後半ぐらいの女性がひとりで観に来るような(勝手な思い込みですが)空気感は、それっぽい映画にはよくある空気感だし、今まで見てきたそういった映画と比べるとなんとなく中途半端な気がしました。

でも、妹の方が泣いたときの表情はやばいです。それまでの演技はそれっぽい演技で、無難な感じでこなしてましたが、あの泣き顔はやばいです。リアルでもらい泣きしてしまいました。リアルといえば、奥さんの延命装置を取ってからの表情がリアルすぎてひいてしまいました。その後に子どもの寝顔が写されたときは、これが生きているものと死に行くものの違いなんだなあ・・・って思いました。

最後の3人のソファーのシーンは予告でも見ちゃったので、あれが家族の絆なんだよなあ・・・ああなんだよなあ・・・と思わせたい気満々な感じが逆に鼻についていやでした。

そう。こうなんだよなあ・・・と思わせたいんだろうなあ・・・と思うところが結構あって、自然にそういうのを描こうという努力が逆に不自然さになってしまって、鼻に付いたところが結構あったような気がします。

いい作品になりえたのにちょっと残念という感じでしょうか。
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判決前夜 / ビフォア・アンド・アフター

2012年06月01日 | 映画 は行
判決前夜 / ビフォア・アンド・アフター [DVD]
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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント



お父さんは息子をかばおうとして殺人の証拠を消し、嘘のシナリオを描き…
冷静に見ている自分の目からは、その愚かしさが見えますが、それは、他人だからそう思えるということなんでしょうね。
息子を愛するがゆえにそういう行動をしてしまったというのはわからなくもないというか、実際ありえる行動です。
同時に母親が真実を自分の意思で語ったのも息子を愛するが故です。

ばれなければ今までどおり普通の生活ができるかもしれない…自分はともかく、息子には犯罪者という烙印を背負って生きていくような人生を歩んでほしくないと思うのは当然です。でも、嘘を背負った人生も歩んでほしくないと思うのもやはり親心です。

事件の前と後では生活は一変し、逆風もあるでしょうが、真実を語ったことで後ろめたい気持ちで生きていかなくて済んだという意味で気持ちは軽くなったはずだし、家族の絆はいっそう強まったとおもいます。

嘘は結局その人の人生を縛っちゃうんですよね。
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新約聖書入門―心の糧を求める人へ  / 三浦 綾子

2012年05月28日 | 
新約聖書入門―心の糧を求める人へ (知恵の森文庫)
三浦 綾子
光文社


三浦綾子さんの本はちょっと前に結構は待って読んでいました。面白いんだけど、宗教的なものが入ってくるとちょっとひいちゃったりしながら読んでいたんですが、この本は三浦綾子さんが疑問や理解が浅かったところなども含めて自分の経験からいろいろ話してくれているので、とてもわかりやすく読ませていただきました。

福音書にはマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4つがあって、ヨハネ以外を共観福音書と言うそうで、そのほかに使徒行伝、書簡、黙示録があるなんていうこともはじめて知ったわけです。

自分は無宗教で、神の存在も否定する立場ですが、ここで紹介されている内容は人としてどう生きるのかというところではとても共感できるものです。そういう点では、人間社会の中で、宗教がいい影響を与えてきたことも事実だし、この教えに忠実であれば、人としての道を踏み外すことはないと思えました。

それが、なぜ、人の行いという範囲ではよさそうに思えるのに、歴史的な場面で、この教えに反していると思えるような行為が神の名の下に行われるのかがとても疑問です。アメリカの侵略の歴史も、神の名の下に行われてますが、なぜ、キリスト教のなかでこんな行為が許されるのかよくわかりません。

政治や経済的な問題はおいといて、宗教的な理由として、他の宗教の存在や宗教を認めない輩はつぶしてもかまわないという論理だとすれば、時の権力者がその権力を維持するためにイエスの存在を消そうとした論理と同じになってしまうのではないかと思えます。
宗教が国家と結びつくと、その国家の維持のために利用されるということなのかもしれませんが、その時点で、宗教は自浄能力を発揮できないのでしょうか。

あと、面白いのは、やはり「愛」という言葉の位置づけが大きいことでした。信仰があっても、どんな行いをしても、愛がなければ無に等しいとか言ってるし、見返りを求めない愛の形を感じて、いつまでも存続するものは信仰と希望と愛で、「そのうち最も大いなるものは愛であるといっています。その「愛」という自分的には照れてしまう言葉の宗教的な重みを感じました。くだらない歌の歌詞の「愛がすべてだ」「愛は地球を救う(って結局金かい!)」みたいな軽いものとはまったく違うんですねえ・・・

そしてもう一つ、「復活」がとても重要なことだということもなんとなくわかりました。「復活」がウソだったら、「私たちはすべての人たちの中で最もあわれむべき存在となる」という、存在意義の否定になるほどの意味があるようです。
この本の中でも、イエスが死に至るまでのよわっちい弟子たちが、その後は相当すごい弾圧を受けて殺されていて、そこにいたった変化に、復活があった事実を裏付けているみたいな書き方をしています。(そんな断定的には言ってない?)

最後に、人は悪いことを隠そうとするけれど、むしろ、いいことをしてもひた隠しにしなさいみたいな文章があって、自分は、人の評価を求めてしまう人間なので、「人の評価なんか、所詮人の目線であって、そういった行いは神に対して行うもの」みたいなところはとても励まされました。
神にという言葉は、真実とか、事実とかに置き換えたい気はするんだけど、人の評価を気にして行動するのはやはりちがうとおもいます。
しかし、やっぱり自分は悪いことの方をひた隠しにする人間です。

なんか、心の糧をここに求めてもいいかもしれないなあ・・・と、ちょっと思いました。
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人体工場

2012年05月08日 | 
人体工場 (PHP文芸文庫)
仙川 環
PHP研究所
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僕はお父さんを訴えます / 友井 羊

2012年05月08日 | 
僕はお父さんを訴えます
友井 羊
宝島社


読み始めたら最後まで止まりませんでした。判決のときの告白のシーンは涙がずっと出てました。

最初のペットを殺された犯人探しが思わぬ展開になり・・・でも、それは結構前にも布石が打ってあって、違和感なくその展開を受け入れられます。
 
しかし、主人公の行動は理解できない。
その点では、女の子の気持ちが自分にいちばん近いと思います。どんな事情があれ、そういう行為をしてしまったことに対する嫌悪というか恐怖は、どうしてもふとしたときに出てしまう。そんな人と付き合いが続けられるのかというと、結構厳しいと思います。
ただ、それは、物語の中にありえない矛盾があるという意味ではなく、人間は、間違いを犯す生き物であること、きっかけしだいで信じられない行為をしてしまうわけで、人間自身が矛盾する生き物なんだということなんです。
信じられないような行為をしたことが、彼の告白を重いものにしている。
自分が経験していない体験の中で、彼がどんな判断をしたのかは、彼のその経験の中で出される答えですからね。それが正しかろうが正しくなかろうが。

人間の関係は自己判断の信頼の上に成り立っているんだなと、感じさせられます。人の心の中はわからない、だから表面に現れる会話や表情、行為で相手を判断するしかない。でも、そこで出された判断は正しいのか正しくないのか、100%正しいなんてことはないわけで。

いや、だからこそ、心の中がどうかという前に行動そのものが正しいかどうかで問われるわけですね。正しさというのは、人間の社会的基準ではありますが、原因はどうあれ、その行為そのものがまず問われなければならない。社会の中で生きていくにはルールを守ることが必要です。それは人を守るルールでもあるわけです。

主人公は理由はどうあれ、してはいけない残酷なことをした。だから、それは誰かが罰さなければならない。それが、彼女の煮え切らない思いとして残ってしまったわけですが、その感覚がいちばん正しい。そういう思いをさせるような行為を彼がしたのだから。その行為の矛先がたまたま人間じゃなかったというだけですからね。

そんな人を前にして、それを前提にしてこれからもその人と付き合えるかというと、かなり微妙です。

義理のお母さんがいいです。でも、それだけになんで結婚したのかは疑問ですが。そこも、ぴったりパズルがはまらなければダメというものではなくて、たまたまあったパズルがその結果になったということだということで。
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300

2012年04月21日 | 映画 さ行
ィやあ、殺すわ殺すわ。気持ちよく人を殺していきます。血は飛ぶ手は飛ぶ足は跳ぶ首は飛ぶ。すごいすごい。

スピードのメリハリと、迫力ある音楽で大量殺人をたっぷりみせてもらいました。

あのころの人間の命なんて、意識としては、そんなものといえばそんなものかもしれません。でも、あれだけ殺す能力を突き詰めていった手に職を持った戦士が死んじゃうのは勿体ないと思いました。そんなことを考えてまた考え直しました。奴隷なら何万人死んでもいいわけじゃない。むしろ悲劇は奴隷の人たちだよなあ・・・自分の意思とは関係なく戦いにかり出されるなんて・・・戦士は戦場で死ぬことを喜びとしているみたいだし・・・


自由のために孤立してでも命をかけて戦う・・・これって、意図的なんでしょうか。自由を奪うペルシャ軍=イスラム、孤立してでも自由を守るスパルタ=アメリカと置き換えると、今は孤立しちゃってるけど、正義はこっちにあるという、アメリカのあがきのようにも見えました。そこまで考えてるかどうかはわかりませんが・・・

アメリカにとっての自由は、アメリカだけの自由であって、アメリカの自由は、他国の抑圧の上に成り立つ自由だから、それは成り立たないんだけど・・・
こういう風に見たのは考えすぎかな?

信念があるのは大事だけど、間違った信念は持っちゃいけないな。
信念をもつにしても、それを持続するには体力もないとね。なんか、よくわかりませんが・・・

しかし、スローが多すぎる。

2007-06-26 22:50:42

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都市国家スパルタ
本名ラケダイモン。

紀元前10世紀頃からギリシャに侵入したドーリア人たちが、先住民を奴隷として支配して築いた国家。被支配民の反乱に備えるために軍営国家の様相を呈し、古代ギリシャ世界最強の陸軍力を誇った。

軍事力維持のために青少年を厳しく鍛え、このため後世に「スパルタ教育」の名を残した。

紀元前431年〜紀元前404年のペロポネソス戦争でアテナイを破ってギリシャ世界の覇権を握るが、のちにテーベ(テーバイ)に敗れて衰える。



映像のすさまじさ。首や腕や脚がぽんぽん飛んでいるシーンをゆっくり見せ付けてくれます。殺戮に映像美を求めるという不謹慎さですが、本当なら目を覆いたくなるような残虐なシーンを美しく映像にしているので、目を覆いたくなるとか気持ち悪くなることはなかったです。死体の山を見ても平気なのは感覚が麻痺しているから?

実際にその当時の一人間の存在意義なんていうものはそんなものだったのかもしれません。
戦士というのは、人を殺してこそ存在意義がある人たちですしね。
あんだけ大量の死を目の当たりにして平気な戦士が、息子の死を目の前にしてかなり動揺する。これは矛盾のようでいて真理な気がします。自分の息子と同じようにみんなを人としてみてしまったら殺しなんてでききません。国家や集団が、相手をさげすむことように仕向けて、相手を人と思わせないようにすることで戦争ができるんじゃないかと思います。
自爆テロの死んだ犯人と一緒に記念撮影、旧日本軍も死体を前にして記念撮影しているのが残ってますが、同じ人と思ってたらできない行為です。

スパルタの王様が言っていた「自由」の言葉。市民の中での平等(奴隷がいるにしても)の価値観があったなかで侵略に対して立ち向かう「自由」の意味は重い言葉だと思いました。重い言葉だけど、この映画からそれが伝わってくるかどうかは別ですが。アメリカが戦争の口実によく使う「自由」の軽さをどこかで感じでしまいます。
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ランディ・ローズ

2012年04月10日 | 
ランディ・ローズ
ジョエル・マクアイヴァー
道出版


ランディーローズが亡くなって30年が経ちました。
彼が生きた時間よりも長い月日が経ってしまっていますが、いまだにランディーローズという名前は深くみんなの中に刻まれています。そして、2枚のオリジナルアルバムとライブアルバム一枚に出会ってまたあたらしいファンも獲得していると思います。

本を読んでランディローズの音楽に向き合う姿勢とか、人に対するやさしさとか、人間としてとてもすばらしい人だったと感じることができます。

酒、女というかセックス?、ドラッグ、ロックスター・・・だけじゃなくて、その手のバンドが当たり前のように馬鹿騒ぎしてっていうのとは違う世界にいた人なんだなと、あらためて思いました。

ランディローズがHM/HRに与えた影響は、自分が今まで思っていた以上に大きなものがあったようです。写真の中のランディはオジーの横で激しくギターを弾いています。3枚目が作成されたら、どのような作品を発表しただろうかと、思いをはせてみても、もうそれは有り得ないわけで、何度も何度もそれを考えては、それを否定して。何人の人がそれをやったでしょうか。もちろん、身近にいた人が彼の死をどのように受け止めたのかを考えると、それを考えただけで胸が苦しくなります。30年も前の話ではあるけれど、彼はそこにいたんですもんね。

飛行機事故のところでも、そのとき飛行機に乗っていなければ・・・とおもっては、またそれを打ち消さなければいけないという作業を何度も繰り返して・・

何人の人が何回それをやったでしょうか。

いま、ドキュメント映画がつくられているそうです。
これから新しい音源や映像ももしかしたら出てくるかもしれません。
ぜんぜんでていない方が不思議でしたが、無いわけではないようです。
また近いうちに新しいランディローズに会えるかもしれないのはたのしみでもあり、やはりそのたびにまた同じような気持ちになるのはつらいことでもあり・・・同時に音を聞く喜びも大きいものがあります。

自分が死んでもランディの残した音楽は聴かれつづけ、それを聞いた人たちが新しい音楽をまた作り・・・そうやって、ランディは生き続けるのでしょう。

ランディに会いたい。

・・・ところで、ケヴィンダブロウって死んじゃったんですね。知らなかったので、ちょっとショックでした。
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The World Is Yours

2012年04月10日 | 音楽
The World Is Yours
クリエーター情報なし
EMI Import
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ミッション:8ミニッツ

2012年04月08日 | 好きな映画・良かった映画
ミッション:8ミニッツ ブルーレイ+DVDセット
クリエーター情報なし
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社


この映画面白いです。
展開が、先が見えそうで見えなくて、絶望しかないなとおもいきや希望で終わってくれているし。
とても満足できました。
それは、役者さんのおかげでもあると思います。
主人公もだけど、女性2人がとても良いです。
2人ともタイプは違うけど、両方好みです。
こんな連続の8分間で劇的な恋愛です。
最後のキスシーンであそこで時間が止まっちゃったところがとてもロマンチックで美しかったです。死に行くものの最後の輝きみたいな美しさです。
しかも、しかも、それで終わらないところがうれしいところです。
最初のどうにもならない絶望感から、こんな展開にしていくなんて。

上の写真、モナハンさんの胸のお豆が気になります。すばらしい写真ですね。
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25-Alive-Boneshaker

2012年04月06日 | 音楽
25 & Alive: Boneshaker [DVD] [Import]
クリエーター情報なし
Steamhammer Us


野太い!野太すぎる。
客層もそれを反映して9割以上95%?いや、99%は男!男!男!
まあ、モーターヘッドが大好きという女の人がいたらちょっとひいちゃうかも。
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜

2012年04月06日 | 映画 は行
ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 - goo 映画

アメリカの人種差別の問題を描いています。
おもしろかったし、泣ける映画でした。

最後に悪役の女のひとが「疲れないですか」みたいに言われてうろたえ涙を流すシーンは印象的です。いなくなったメイドさんの真相も涙が出るところです。母親と和解するシーンでの「ママ・・・」というセリフはとても愛情あふれていて良い場面でした。表情が素敵。もてない女の人とはぜんぜん思えません。
いい映画を見たなあ…というのが観終わってすぐの観想でした。

でも、なんか引っかかりというか、違和感があって、時間がたつにつれ、その違和感がどんどん大きくなってきて。最後のウォルトディズニーという文字もなんか気になって。

何か軽いんですよね。あえて軽くしたんでしょうか。
メイドさんたちの明るさがそうさせたのかもしれません。とんとん拍子に話が進んでいって、困難でありはずの道もなんか簡単そうに見えました。

白人が理解しすぎるのもなんとなく今風な気がしました。感覚的で無知な平等というか・・・。白人でありながら何でそこまで同じ人間として見ちゃえたのか。それはメイドさんのおかげだったのでしょうか。
もしかして、黒人の地位向上の歴史は理解ある白人のおかげ?

最近のハリウッド映画をみてると、黒人3枠、アジア系、南米系1枠みたいな配置の規定があるのかと思えるような役者の割り振りされてますが、その表面上の平等感、白人にとって都合のいい平等がなんとなく見え隠れしている気もします。

悪いのは一部の白人の凝り固まった観念だと描かれているようにも見えます。
当時の社会で言えば、その凝り固まった観念に基づいて行動している白人の方が大多数の白人であり、それが白人の自然な感情だったんじゃないでしょうか。
偏見を理性で乗り越えて理解するものでなければ社会的にはあまり意味がない気がします。そういう点では、主人公をその超悪役の人にした方が実はおもしろい映画がつくれたんじゃないかと思いました。

黒人の方だって、そう簡単に白人を信用することなんてできないんじゃないですかね。その相いれない境界線を結構簡単に飛び越えちゃってるのが観てて疑問でした。

声をあげること自体が犯罪にされ、命の危険もあることをセリフでいっていたけれど、もっと深く、重く、暗く悲惨に描いてくれた方が自分的にはよかったのですが・・・

白人にも黒人にも受け入れられる人種差別をあつかった物語ということなのでしょうね。そうでなければ、アメリカではやっていけない。

おもしろかったのと疑問と、なんか複雑です。
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ジェネラル・ルージュの凱旋(上)(下)

2012年04月04日 | 
ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)
海堂 尊
宝島社


ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)
クリエーター情報なし
宝島社


やっぱり、ナイチンゲールを飛び越えて映画化されただけのことはあって、面白いです。
映画を最近見たので映画のイメージに引きずられちゃったところもありながら、逆にそれはイメージする助け舟にもなってよかったです。

そして、映画と違っていることが良かった。

ナイチンゲールと重なるところはいやなことを思い出させるような感じがあったけど、それ以外はナイチンゲールのようなうるささや鼻に付くところもなかったので、素直に読むことができました。

でも、やっぱり、セリフが理屈っぽいかな・・・自然なセリフというのとはちょっと違和感を感じるときがありました。沼田なんかは、悪過ぎなくもうちょっと言葉を選んでほしかったです。あれじゃ、誰が見たって悪モンとして出ていますって感じですもんね。ちょっと小物っぽい。

そして、最後、もしかして、リスクマネジメント委員会のところで終わってしまうような空気がちょっとあった気がして、映画で見た最後の事故のところはもしかして、映画でつくったのかなと、ちょっと思って、そうあってほしいなと思ったら、やっぱりありました。だからと言ってがっかりというわけではなくて、普通に流れで読めたんですが。

映画では、あの査問のときにピコピコ電話が鳴り出してってかんじで、あまりにもできすぎだったけど、今回はそのあまりにもというところは消しても良いかなと思うぐらいのできすぎ感でした。

小説の方が、採算取れない中で必死にやりくりしてあがいてる感じがでてました。佐藤ちゃんも映画ほどいやな感じがしなかったし。あと、看護師さんが小夜と違ってとても好感持てる感じだったのでそれにも助けられました。そして何より、黒崎教授がかっこよかった。

結構小説のいいところを映画は削ってますね。
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