唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

アカデミー賞

2007年02月27日 | ほか
第79回アカデミー賞候補・受賞作の一覧 全部門、発表終了(gooニュース) - goo ニュース

アカデミー賞で何がどうなったとかって、じぶんにとってあまり関係ないです。だって、ほとんど観た映画ないんだもん。ノミネートされたり受賞した映画がからってそれが本当に自分にとっていい映画かどうかは観なきゃわからないですしね。

アカデミー賞受賞というのがその後の観る基準になるかどうかは・・・昔はそれなりにそういうのに惹かれたところはありますが、いまはそんなに重要な基準ではないような・・・

プリシラ

2007年02月27日 | 映画 は行
この間の流れで借りてみましたが・・・

ちょっと古めの・・・とはいってもそんな古くはないと思いますが・・・

この間みた映画と比べると普通っぽさがないというか、わざとらしい感じ賀してしまったのは、古いせいなのか、つくり方のせいなのかわかりませんが・・・

たまに出てくるいろんなトカゲがとてもいいです。

スタートレック DS9 / 過信

2007年02月24日 | スタートレック
若さゆえの過ち・・・・認めたくないけどね。

後先考えずに突っ走るのが若者の特権とはいえ、命を落としてしまったら・・

臆病が一番です。

みんなに命に対して責任を持たなきゃだめですよ。

という、教訓的な話でした。

取り返しのつかない過ちだけに、残された人の傷は大きいのでしょう。

シャアはあの若さで出世したのは、実力以上のことをしようと思ったわけでもないのです。実力を発揮しただけなんです。自分の力を過信してはいけないのだよ。力にあわない出世を急いでも仕方がないのだよ。なぜシャア?

美しい人 

2007年02月24日 | 好きな映画・良かった映画
今日、美しい人のDVDが発売されまして、早速買って観ました。
今回もやっぱり、最後の2つ、8と9が泣けました。

8つ目のやつはなんでしょうか・・・女の人の落ち着かないところから鎮静剤で落ち着いていって眠ってしまうところまでの演技もすごいんだけど、旦那さんの包み込む愛というかなんというか・・・イライラをぶつけられても、それを包み込む感じがなんとも「美しい人」でありました。
奥さんの意識がなくなって行くところの「わかっているわ・・・」と何度かつぶやくところで思わず涙が・・・

9つ目は、「もうつかれた」と言って、娘に膝枕してもらって・・・そこからカメラがグルーっと動き出すところでまたぐググーっと涙が・・・これは一回観たからかもしれませんが・・・過去に縛られてる感じが切なかったです。

6つか7つめぐらいでなんとなくこの映画のテーマが結びついてきます。人はそれぞれどこかでつながっている。どこかで影響しあって生きているわけですね。
人の生も死も影響してつながって行くのかもしれません。

テレビ番組は映像のつぎはきで都合のいいように作られてるみたいなセリフは、この映画が、ワンカットで一つのお話をやっりきったところとも結びついてくるのかもしれません。

人もつながってるけれど、時間もつながっている。その時間のつながりを大切にしたのかもしれません。

しかし、そうはいっても、これは大変な仕事ですよ。よくみんなやり遂げました。すばらしい。

今回、ワンカットでとっていることが気になって、お話に入れないかんじもありました。知ってしまうのもいいことばかりじゃないです。タイミングとか、人の配置とか、とても気になっちゃうんです。

みんないいけど、一番は8つ目かな。

美しい人 デラックス版

ジェネオン エンタテインメント

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2007.1.10

原題は「9lives」です。猫は9回生き返るみたいな迷信から多分その題がついたんでしょうけど、9つの短編で9人の女の人の生き様を描いているわけです。それで、その人たちが微妙に結びついていたりして・・・

それぞれが傷ついたりいろいろいいことばかりじゃないわけですが、でも、やっぱり、愛で支えていたり支えられてたりするんですねえ・・・
プログラムに書いてある言葉がわかりやすいかも。
1話 サンドラ 娘に愛をそそぐ人
2話 ダイアナ 今手にしている愛を見出す人
3話 ホリー  愛をぶつける人
4話 ソニア  お互いの弱さを知る人
5話 サマンサ かけがえのない人
6話 ローサ  愛を求められる人
7話 ルース  家族があることの喜びを知る人
8話 カミール 夫の愛の深さを知る人
9話 マギー  神の祝福を受ける人

・・・全然わからないか。

なんにしても、すべての話が面白いし、でも、それぞれの人が何でそうなったのかとか、そういうところがよくわからなかったりするわけですけれども、よく考えてみたら、人間なんて、相手がどのような人生を歩んでいて何に悩んでいるかはわからないもんですもんね。

愛している人や愛してもらいたい人といつも円満なわけじゃなく、時には傷ついたり傷つけたり、なんとなく相手にイライラしたり・・・愛を求めたいときに求められない歯がゆさとかもあるし。そんなところがうまく描けているんじゃないかと思いました。

1話は娘との愛が痛々しいです。
2話はスーパーでの2人の熱い愛情がすごいです。離れては近づいて離れては近づいて繰り返していくたびに2人の思いが激しくなっていきます。でも、2人の出した結論はやっぱりわかれることです。
3話は妹との会話でこの子に何があったのかを想像させてくれます。子どものころの傷とか憎さといらつき、いかり、愛と懐かしさ。いろんな感情が噴出しています。
4話は友達の前での痴話げんかの気まずさが良い。金持ちなのが気に入らない。
5話はお父さんとお母さんの直接の会話はなく、娘が全部仲介役という組み立てになっていて、やさしさとめんどくささみたいのが出ててとてもよかったです。
6話はああ、やっちゃいましたか!って感じです。人の生と死がテーマになっている感じでしょうか。自殺した奥さんの葬式の会場で・・・だもんね。男の人が女の人を引っ張って人気のないところを探すシーンがとても印象的でした。音もないし。キーンとした音があったかな?なくてもそう感じるような感覚・・・
7話はこの辺で、物語全体が結びついたような感じになりました。子どもの声を聞いて現実に立つ感じがいいです。
8話は面白い。変に人にあたっちゃうほど不安ででも、鎮静剤をうたれてなんか悟った感じが美しいです。会話が成立しないところに安心感と愛を感じた。
9話、ダコタファ二ングがかわいいです。
・・・映画館では気付かなかったんですが、プログラムを見ていたら、娘は死んでたんですね。娘の墓参りだったとは・・・なんか、今ジーンときちゃいました。(普通気付く?)
そういえば、子どもを木に登らせたあとにそのまま戻ってきてしまうところとか、こどもと話してると思ったら、思い出したようにその子どもと離れて水筒の飲み物を飲むところとか、あれ?と思った謎はそこだったんですね。親子の歳がはなれすぎてるとか、そこに疑問をもったまま最後のぐるっと景色が一周してそこで「ああ!そうか!」とならなくちゃいけなかったんですね。

それと、ひとつのお話はワンカットで撮ってるんだそうです。それも気付きませんでした。(ほんと、気付かない人だねえ・・・)役者さんも撮る側も、すごいですね。

これはすごい映画です。

民主党は石原都政の与党なのになぜ対決したいのでしょうか

2007年02月23日 | ほか
都議会民主、菅氏待望論 石原知事は自民推薦固辞を否定(朝日新聞) - goo ニュース

民主党が誰出したって、石原よりましとはならないだろうに・・・
都議会で石原に100%賛成してきたのにそんな政党に何を期待するのでしょうか。

マスコミの報道もおかしいですよね。石原と出てもいない民主党の候補。すでに立候補を表明している吉田万三のことは何にも出さない。何かあえて隠しているとしか思えないです。


スタートレック VGR / 生命体8472

2007年02月23日 | スタートレック
あのボーグがやられている!!
侵略されている!!

でも、結局最初に侵略したのはボーグでした。

ボーグと同盟を結んで、これをきっかけに、平和の道が広がると思ったら・・・ボーグはボーグでした。ボーグの論理ですから、簡単に変わるわけではないのです。

ボーグは同化して他の生物の知識を吸収するけれども、結局思想的なものや文化的なものは影響しないみたいですね。ああ・・・そうか、集合体であれば、それの意味がないのか。
知識を吸収することだけしか目的がないという考え方・・確かボーグは無機物から始まったのではなかったかな?違うかな?無機物から生命を同化して無機物と有機物の集合体みたいになったということなのかな?それで考えれば、生物の要素も機械的にしか考えられないというのもわからなくもないですけど・・・でも、それこそいろんな生物と同化したんなら、生物的な考え方にも影響されるような気もしないでもない。よくわかりませんが・・・
科学的なこと得意じゃないんでよくわかりませんが・・・だからって、他のことが得意なわけではないですけど・・・・

むきぶつ 【無機物】
有機物を除いたすべての物質。金属・塩類・水、水素・酸素・窒素などの各種の気体。無機物質。
⇔有機物

ゆうき-ぶつ【有機物】
(1)生物体を構成・組織する、炭素を主な成分とする物質。
⇔無機物
(2)「有機化合物」の略。

ゆうき-たい【有機体】
生命現象をもっている個体、つまり生物。有機体においては各部分が互いに関係をもつとともに全体との間に内面的な必然的連関をもち、単なる部分の寄せ集めではない一つの統一体をつくる。広義には、こうした有機体の本質に類比させて社会・国家・民族をもいう。〔organism; organic body の訳語〕

バイオ [bio]
(1)生命・生物の意。他の語と複合して用いられる。
(2)バイオテクノロジーの略。

この8472という生命体は、ボーグと反対の発想からできたのでしょうか。全部有機物の世界とでもいうのでしょうか。彼らにとって無機物は汚れたもので、人間はそれに汚染された物。ボーグはもっと汚染されてるという風になるのでしょうか。汚染どころか、汚染の源か?自分の世界に進入されて汚染を取り除くのは当然でありますが、その世界の外まで気にしちゃいけないよ。おまえらの宇宙を浄化するとか言って、大きなお世話であります。

でも、この前見た偽造された地球では地球からの侵略に備えて対策を練っているわけです。でも、自分を守るために地球をぶっ壊せという、アメリカ的というか、自民党的というか民主党的というのかわかりませんけど、そういう考えになっちゃってました。

話がわかる度でいえば8472の方のようですね。

ボーグはだめだめです。
チャコティの判断のが正しかったかも。

いったん引き返して、ボーグを絶滅させてもらって、その間に対8472兵器をつくり上げて、侵略されたらぶっ潰すというほうが効率的だったかも。

しかし、生物の営みは効率だけではいけないのです。心があるから。一人の犠牲が万人を救うとしても、その一人の犠牲を効率的とは思えないのが人間です。

ボーグのいうようにそこが弱さかもしれません。でも、それは強さにもなるのです。一人を大切にできるからこそ、万人を大切に思えるわけです。・・・そうですよね。・・・きっとそうに違いない。

セブンにいわれてましたね。個々でいることは人間の弱さだそうです。個々が勝手にバラバラでいるときは人間は弱いのです。でも、団結したときに機械で結合されているような物よりも大きな力、信じられないような力を発揮する。それが人間なのだ!

セブンはこうやって登場したんですね。


政務調査費でポルノ小説とは・・・少子化の調査・研究か?

2007年02月21日 | ほか
私の住んでる品川区の自民党品川区議団、政務調査費でキャバレー行ったり、家族旅行したり、領収書を偽造したり、それだけでも、十分に情けないわけですけれども・・・っていうか、頭にきますが・・・

エロ小説まで税金で買っていたとは・・・自民党だけに「産む機械」の調査でもあるまいし・・・

笑うしかない・・・いや、笑ってばかりもいられない・・・泣くしかない・・・いや、泣いてばかりもいられない。怒る?怒るだけでは済まされない。金返せ!といいたい。いや、金返せばいいってもんじゃないだろう!!あやまれ!あやまりゃいいってもんでもないだろう!!ああ!もう!!※υ×‥Δ∫*$●!^’〒%□#&!▽!

こんど区議選ありますからね。そこで、そういう人たちは議会からいなくするしかないわけですね。

問題は、自民党だけではないみたいだし・・・民主党も結構飲食いしてると聞いてるし、公明党も怪しい宿泊費や交通費もあるようです。(この前の補選の時、民主党の候補者は、領収書の公開を実現しますとか言ってたけど、すでに公開されてるから問題になっているのになのを言ってるのかと思ったんですが、公開するうんぬんでなく、自分の政党の使い道を検討しろよって感じですもんね)

政務調査費は必要なお金だと思います。区政をよくするために、調査したり勉強したり、区民に報告したり、区民と区議の間を取り持つ潤滑剤みたいなものだと・・・そうおもうわけですけれども・・・この人たちは、給料の一部としか考えていなかったのでしょう。議員の特権ぐらいにしか思わなかったのでしょう。毎月もらえる給料だけじゃ、議員やってるうまみなんてこれっぽっちも無いと思っているの違いない。テレビで何度か見ましたけど、最初の時なんて、「何が悪いの?」って態度でしたもんね。いまとなってはそれもできませんが、それでも、「昔からやってることなのに・・・」と言ってるらしいからね。

昔からそんなことにしか使って来なかったのかよ!って感じです。

そんな人が品川の議会にいるのは恥ずかしいことですけど、まあ、その人に投票している人たちはもっと恥ずかしいことですよ。ちゃんと選ばなきゃ。

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自民品川区議団、政調費報告に漫画やポルノ小説領収書
(2007年2月18日3時14分 読売新聞)

 東京都品川区議会の自民党区議団が、政務調査費の収支報告書に、漫画や推理小説、ポルノ小説などの領収書を添付していたことがわかった。

 提出された書店の領収書は一見しただけでは書籍名はわからないが、レシートにある識別番号からわかった。同区議団は「不適切なものがあった」として、政調費の返還に向け過去の収支報告書などを調べている。

 同区議会は、収支報告に書籍名の記載を求めていない。だが大手書店などのレジで印字されたレシートには、「ISBN(国際標準図書番号)」と呼ばれる識別番号が記載されており、書籍名が特定できる。

 読売新聞の情報公開請求に対し、議会側が開示した2004年度~06年度上半期の2年半分の領収書を調べた結果、辞典や評論書のほか、山村美紗さん、内田康夫さん、大沢在昌さんらの推理小説やハードボイルド小説などが少なくとも11冊あった。

 また4コマ漫画雑誌2冊、少年向けコミック3冊のほか、ポルノ小説も4冊。徳大寺有恒さんのロングセラー「間違いだらけのクルマ選び」や、焼酎の選び方などを解説した本、囲碁の本なども含まれていた。

 同区議会は、「書籍の内容まで調べるのは議員の政務活動を委縮させる恐れがあり、適当でない」(区議会事務局)としている。これに対し、新宿区議会では「適正な支出であることを区民に明らかにする」として、書籍名などの記載を求めている。

 自民党品川区議団の須藤安通幹事長は「会派としてのチェックが甘かった。官能小説などが含まれているのは確かで、精査の上、政務調査になじまない書籍代は返還したい」と話している。

 政調費は議員報酬とは別に、自治体の議員の調査研究活動などのために支給される経費で、品川区の場合、区議1人当たり年間228万円になる。

スタートレック VGR / 偽造された地球

2007年02月21日 | スタートレック
お互いがお互いを脅威に思い、探り合います。過去のアメリカとソ連をイメージしたのかも知れません。しかし、日本人にとっては、もっと身近なところにそれがあります。北朝鮮です。6カ国協議の進展で、新たな展開もあるかもしれませんが、安倍内閣と金正日ではこのお話のように簡単にはいかなそう・・・

このお話は、お互いに平和を望み、お互いを信じることで、新たな平和への可能性を広げたわけですが、こっちの2者には、そういった純粋な思いは無いのではないかと思います。お互いに何か思惑を持って、外交を利用しようとしている。

それで、相手の脅威をお互いにあおっているわけだから、すんなり行くはずがありません。お互いに、平和になっては困る。と思っているかもしれません。日本にしてみれば、中国が6カ国協議でイニシアをとるのも「怪しい」と思っているのかも。他の4カ国にしてみれば、だだっこの2人を相手にするのも大変なのでしょうけど・・・

本当にお互いが平和を望んでいるのなら簡単な話です。

北朝鮮は拉致の問題の全容を明らかにして、被害者をみんな返す。ちゃんと謝ることをすればいいし、日本も、過去の侵略戦争の過ちを認めて謝罪すればそれでお話は終りです。
おおっと、核兵器も変なミサイルもダメよ。日本も、安保やめれば良い。ああ、なんて簡単なんだろう。

その話をややこしくするのは、国の思惑なのでしょう。
北朝鮮を脅威だとか言ってる人たちは実は拉致問題を解決してほしいと思っていないかもしれませんね。だって、北朝鮮が脅威じゃなくなったら、それを口実にしていろんなこと言えなくなっちゃうもんねえ・・・

最後に艦長に花を贈るシーンちょっとだけ涙が・・・ちょっとだけですよ。

お互いを信頼する立場にたてば、ちょっとした衝突もはなしあいでかいけつできるのに・・・

なんか同じこと繰り返してるなあ・・・あほ丸出しですね。

スタートレック VGR / 暗黒の汚染空間

2007年02月19日 | スタートレック
真っ暗で光の無い世界って怖いですね。それが2年も続くとなったら、おかしくなってくるのもわかります。

昔、沖縄に仕事で行ったときに、何日か休みをもらって1人で懐中電灯片手に壕に入ったことがあります。戦争の時に病院として使われた壕です。どんどん奥に入って行くと、光という存在がまったくなくなってしまいました。まったく何も見えないんです。これが光の無い世界で恐怖を感じました。この中で命が絶えていく恐怖や、いつ敵が襲ってくるかわからない恐怖、いろんな恐怖を感じていたのだろうと思いますが、自分も本当の暗闇を体験して恐怖を感じました。光は人間にとっていきる力であり、希望なのでしょう。闇にいるだけでたぶん絶望してしまうと思います。

渦を通って星の輝く世界に戻った時に「生命の輝きだ」といっていましたが、まさにそのとおりなのでしょう。ちょっと感動的です。

このお話には、闇に住む住民とそこに有害なガスを撒き散らす悪い業者が登場します。最後の光の中の感動的な映像を引き立たせるにはそのお話もなしにしちゃってもよかったかもしれませんね。ただただ闇の中の何も起こらない生活と恐怖の中で、光を見つけた!!というだけの話のが、闇から解放された感動は大きいと思いました。

でも、その話の流れとは別にその悪徳業者の話はそれはそれで面白かったです。でも、その教えてもらった技術で一儲けを考えたほうが絶対に儲かったと思うのですが…死んじゃおしまいよ。

もう一つ感動は、艦長の命令をみんな拒否するところです。そこが一番感動的なところです。

セブンの胸がすごい気になる・・・いつもそうだけど・・・今日は特に気になったなあ・・・何でだろう・・・

どぶ川学級

2007年02月18日 | 映画 た行
どぶ川学級 (レンタル専用版)

エースデュースエンタテインメント

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本当の教育、子どもにとっての学びってなんなんだろうと考えさせられました。
子どもの目が輝く教育は大事ですね。
大人は子どもを従わせようなんて考えちゃいけないんですね。子どもの自発性を大切にする。お互いを尊重しあえるように手助けする。そのときに子どもは自分たちでルールを作って秩序を作っていくのだと思いました。

競争で学力の格差をつくり、規則で縛って秩序を保とうとする。そんな教育は間違っているわけですけれど・・・この話、作り話といえないリアルさがあります。

生徒会総会の話が出てきますけど、生徒会ってなんだかよくわからなかったもんなあ・・・自分たちの会だなんて思ったことなかったし、先生のいうことをきちんと聞ける頭のいい人がなっているんだと思ってましたからね。そういえば選挙もしてたっけ。推薦したこともあったけど、何も考えてなかったな。根本のところを考えたことがなかった。自分にとって学校は先生から与えられるものだったものなあ・・・

ちょうど1972年の映画ということで、故郷とも同じ時期ですね。井川ひさしさんもでています。ちいさんも出ています。

女の子達がかわいいです。育ち盛りのいきいきとした目の輝きにはかなわないなあ・・・はっはっは・・・

サムサッカー

2007年02月16日 | 映画 さ行
親指をしゃぶる癖を矯正しようとして・・・

それが直れば自分は変われる!と思っていましたが・・・・

本当は、親指をしゃぶる自分を受け入れたときに変われるのかもしれません・・・

なんてね。


ADHD
注意欠陥多動障害【ちゅういけっかんたどうしょうがい】
児童期に出現する,注意力散漫と多動を特徴とする症候群。学習障害に通じる。


・・・この話の場合、言葉ではADHDというのが出てきましたけど、それが正しい診断なのかも正しい治療法なのかもよくわからないまま話が進んでいってしまいます。


最近ADHDの子どもと向き合った先生の日誌の本を読みました。先生と生徒はもちろん、学校や家族、行政もそうなのかな・・・総ぐるみでの支援体制があれば、子どもが成長できることがわかりました。逆に、そんな親切にできる体制は今の学校にあるのだろうかとも思ってしまいますが・・・

そのかかわりの中で、接した人たちも成長できるとも思いました。

子どもに自己肯定感を持たせてあげること。自分の存在を大切に思えるようにしてあげること、回りとのかかわりの中でも必要な存在であることが大事なのだと思いました。まあ、すべてがそれではないかもしれませんが・・・

自己肯定感が大事というのは、すべての人に当てはまることですね。

そこで自殺について考えました。子どものころ、孤独を感じたとき、自分がいなくなってみんな悲しめばいいんだ・・・なんて思ったことありましたが・・・そこで考える自分の存在をけせば・・・と考えるのは、そのことによって自分の存在に目を向かわせる最後の手段でもあったわけですが・・・

その状態では自殺はしないのかもしれません。自分を大切に思っている感情の結果でもあると思うからです。

たぶん自殺するというのは、そこを通り越した状態、本当に自分の存在が必要なものと思えない状態になった時にしてしまうのかもしれません。

まあ、よくわかりません。勝手な想像です。

みんながありのままの自分を大切にすることができるような・・・まわりもそれを認められるような・・・そんな社会ならいいのにね。

プルートで朝食を

2007年02月15日 | 好きな映画・良かった映画
また間を空けずに見てしまいました。
しょっぱなのシュガーベイビーラブと一緒に鉄筋の建設現場の風景がぱっとでてくるところでまずグッと来て・・2度目なのでベビーカーを押してあるくキトゥンの姿にまた合えた喜びみたいのを感じつつ・・・

また最後のシュガーベイビーラブで涙して・・・あの音楽が流れると涙が流れる・・・パブロフの犬状態です。

ブライアンフェリーが出てるというんで、どこかな?と思ったんですけど、香水かけられた男の役のようです。

地下鉄は、乗ってから追いつけばよかったのにとも思いますが・・・

チャーリーとの友情関係がいいです。

死んじゃう男の子とのダンスが悲しい・・・

マジシャンの人がいい雰囲気をもった人です。

音楽と映画が本当にあっています。
映像きれいです。

警察のはげの人も結局優しい人なのねって感じでいいです。最初から優しいんじゃなくて、ああいう人が真剣に心配してくれているのはうれしいものです。散々痛めつけられましたが・・・

プルートで朝食を

ポニーキャニオン

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2007.2.5
アイルランドの紛争の問題が関係なさそうでありそうで・・・その関係が物語りの中で小さくなったと思ったらまた大きくなって、人生の流れの中で、何度も何度も顔を出します。政治情勢というのは、案外そんなもので、自分の人生にとって深いかかわりがあるものなんだけど、人生の流れの中ではそのことを考える必要があまりなかったり、その影響をもろに受けているのにそれを考えずに生きていたり、考えざるをえないぐらい大きな問題になったりと、人生にとっての中心ではないけれど、それが深くかかわっている物なのかもしれません。

とはいっても、この話は、そういう社会的な問題が舞台になってはいてもそれがテーマではありません。この人も性同一性障害の人なんでしょうか。女装が趣味とかいうよりもっとそうなんでしょう。その人が、お母さんを探しにロンドンへ・・・

最初は、「おしゃれ」だけが売りのちょっとふざけた感じの映画かなあと思ったんですが、見ていくうちにどんどんはまっていきます。そして少しずつ涙が・・・最後には大粒の涙が・・・鼻水をぬぐうティッシュのご用意を。・・・あ、そんなに泣かないか。

お母さんを探すというのは、自分の居場所、認めてもらえる人を探していたのかもしれません。自分が女性でありたいという思いの中で一番の憧れでもあったのかもしれません。御母さんに会うというその夢を追いかけている中で「彼女」はいろいろ傷ついて、じぶんの身をすり減らして生きて行くわけです。自分の心をすり減らしてこのままでは破滅する!という道をたどっていきます。その辺のおちていきかたがとてもいいです。

しかし、そこで話は終わらないところがこのお話のいいところで、「彼女」は母親を探して「父親」と出会うわけです。そして、本当の居場所を見つけるわけです。
このおやじとののぞき窓越しの会話のシーンは、教会でのざんげとも重なるわけですが、もう一つ、パリ,テキサスを思い出さずにはいられません。

親友も重要な役割を果たしています。

子どもをおろすために病院に行ったときのやり取りがまた泣けるんです。この子どもが生れたら、自分と同じように最悪な不幸が待っているという「彼女」の言葉を聞いてそれまでおろそうと思っていた親友さんは生むことを決めます。そんな最悪の「彼女」を私は好きなんだと言うわけです。人間の存在意義ですなあ・・・美しい人間愛です。

「彼女」は、母親と会ったことで現実を知り、現実と向き合ったわけです。そしてそのときに、本当に自分を思っていてくれている父親と親友のことに気づくわけです。そして、現実に立ったときに本当の幸せが訪れたのでした・・・といいつつ、それでもいろいろあるわけで・・・

しかし、偏見や思い込みで人間が不幸にならない世の中になってほしいものです。

こういう感じの映画ははずれがないなあ・・・音楽も外れないし・・・