HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

MR . PENNY FUNK

2015-05-17 00:33:41 | SOUL

        

ミック・ジャガーが製作にその名を連ねる映画「ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)
を持つ男」公開記念ということで、ユニバーサル・ミュージックからJBのアルバムが
廉価でまとめて再発された。

JBのオリジナル・アルバムは数年毎に、ある程度の数がまとめて再発されてきたので
その時の気分や懐具合(笑)で少しづつ揃えてきた。今回は紙ジャケではないが廉価での
再発ということで「未所持の盤を揃えよう。」という意思の下、数枚購入した。

ここで、ハタと気付いたのが、書くのも恥ずかしいのだが何十枚もアルバムを所持して
いながら「LIVE AT THE APOLLO」「同 VOL.2」を未所持だったということだ。
こういう時に廉価での再発は助かる。(笑)「VOL.2」はDX盤があるのだがまあいい、
とにかく聴くきっかけというのは大事なものだ。

今回の再発は、先にも書いたが何度目かの再発時に施されたリマスター盤をそのまま
再発しているので、全ての盤で音の広がりや音圧が共通しているわけではない。
まあ、これは過去の盤をコツコツ買い進めていくと必然の事態であるので、特に気にしては
いけないのだろう。

因みに今回私が購入した盤でいえば「LIVE AT THE APOLLO VOL.2」や79年の
日本公演を収録した「LIVE : HOT ON THE ONE 」は92年マスター、「LIVE AT
THE APOLLO」は03年マスター、「PRISONER OF LOVE」は07年マスターであった。

数あるJBのオリジナル・アルバムの中でどれが優れているのかを判断するのは難しい。
ジャケットが気に入ったり好きな曲が入っている盤から聴いていくのがよいのだろうが
今の私の気分だと68年の「I CAN'T STAND MYSELF」が一番かもしれない。

ほぼ全編ファンクの嵐なのだが、その中でふっと聞かせるバラッド『YOU'VE GOT TO
CHANGE YOUR MIND』が泣かせるのだ。歌詞中に自身の過去のヒット曲名を織り込んで
いるのが、これまた琴線を擽るし何といってもボビー・バードとのダブル・ボーカルの
魅力が全開なのだ。LPでいうところの各面の最後がインストであるのも、狙った感が
よくわかり、気合の入った盤であると思わせるのだ。

これで、私が所持するJBのアルバムはコンピレーションを入れて数えれば50枚超えと
なった。ロック者の酔狂にしては、いい案配ではないだろうか。(笑)


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2 コメント

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昔、JBとBBのどちらの鼻の穴が大きいか考えたことがある (tapara)
2015-05-17 21:39:21
Harryさん、

>私が所持するJBのアルバムはコンピレーションを入れて数えれば50枚超え

合格です(笑)。。


曲や内容についていえば、彼のレコードの好き嫌いはひとそれぞれでありなんとも言えないので、
ジャケの好きなものを挙げましょう。

Sex machineやLive at Apolloのジャケは完璧すぎなので、おらならHot Pantsあたりかな。

もちろん、女性の靴をなめかねない「Please、Please
、Please」やかわいい「Think]なども素晴らしすぎる。

BBも鬼籍に (ハリー)
2015-05-17 23:44:28
taparaさん

合格を戴きました、ありがとうございます。(笑)

まずはBB追悼ですね。記事で書くべきでしたが御大の膨大なアルバムを聴きこんでいないので、躊躇しました。

さて、JB。「PLEASE PLEASE PLEASE」「THINK」、どちらも本人が出てこないのに、強烈な印象を残すジャケですね。

私が好きなジャケットは「AIN'T IT FUNKY」なんて書くと
狙いすぎかも。(笑)

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