HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

西部開拓史

2017-07-05 21:22:43 | ROCK



お馴染みの足ジャケ。(笑)


あれ、右側のジャケは馴染みがないぞ。(笑)

どうでもいい書き出しではあるが、この馴染みのないジャケットこそピーター・ペレット
の新作「HOW THE WEST WAS WON」の見開きリア・ジャケットである。

取り立てて何処がどうのこうのと言うことに意味は無く、いつも通りのピーターの
声を新しい曲で聴くことができるという、その一点に意味がある。

プロデューサーは大物クリス・キムジーで録音場所はコンク・スタジオ。失礼ながら
ピーターさんに、これらの諸条件をセッティングできる能力と資金があったのかと
驚いているが、ピーターの為なら一肌脱ごうかという動きがあったのなら、それは
それで嬉しい気分になる。

今年の1月にマイク・ケリーの訃報があり、オンリー・ワンズの再編は事実上無理に
なった今、ピーター・ペレットの新作が出るとは思ってもみなかった。
特段目新しいことなど無いのだが、溌剌(という表現も似つかわしくないが)とした
ロックンロールが目の前で展開されているだけで満足である。

クレジットを見るまで気にしたこともなかったが、コンク・スタジオが健在である
ことを知り、それもまた嬉しい話である。売却か取り壊しか覚えていないが、数年前に
スタジオの存続に関して微妙な話を目にしたことがあったので。

オンリー・ワンズのライブを見た後にメンバーにサインを貰った話は09年に記事にした。
ピーターさんの新作発売記念(笑)として、その時貰ったサインを掲載する。

 因みにピーターのサインの下にある
「BEST WISHES」の文字はジョン・ペリーさんが書いたものである。(笑)
この頃は、近日中にオンリー・ワンズの新作が出ると言われていたのになぁ。

 おっと、フロント・ジャケを掲載しなければ。

おお、レイ・デイヴィスさんの新作と並ぶ、渋いお姿です。猫背気味なのもピーターさんらしいし。(笑)
息子がバンドマンになり父親のレコーディングをサポートする、なんて図は珍しいことでは
ないが、親父の過去の素行を思えばよくぞ立派に成長して新作リリースに貢献してくれた、
なんてことも思わずにはいられない1枚である。

コメント (6)
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