ピンクリボンを結ぶ会

自分の病気(乳がん)を学び、向き合い「おしゃべり会」で情報交換をしています。メンバーへのお知らせと活動報告をしています

H27年迎春

2015-01-09 08:00:00 | いろいろ
本年も明るく、穏やかでありますように。

おしゃべり会で癒され、元気をいただいております。
皆さま、ありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

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昨年末、印象的に残った日常風景の一コマ、
仕事帰りの電車内での出来事を紹介させてください。
皆さまはどのように思われるでしょうか?

電車は満員ではないけれど結構混んでおり、私は立っていました。
途中駅から乗車した同年代位の方が優先席に近づいて一言、
「申し訳ありませんがどなたか○○駅まで席を譲ってもらえますか」
40代位の方が席を譲って、譲られた方は「有難うございます」と。
少し離れていたので見えなかったのですが、何かを見せていたようです。
ヘルプマークだったのか、障害者手帳だったのかは、わかりません。
譲った方も譲られた方もどこのどなたなのかわからない、
通りすがりの日常風景です。

私はこの時初めて、ごく普通に見える方が、自らの言葉で
席を譲ってもらう場面に遭遇し、この行為をとても清々しく感じました。
こんなことが日常的な社会であってほしいと思いました。

実は以前優先席に座っていて、途中乗車された方に席を譲ったことがあります。
その方は足が不自由で杖を使っていたので。
でも、私は譲ったあとで本当に譲ったことがよかったのか、迷いました。

その時も混んでおり、立っている方が大勢いました。
乗換駅で大勢が降り大勢が乗車された、その中にその方がいました。
優先席に近い出入口でしたが、
周りの人と同じように乗降の流れの中で、その方は立たれていたのです。
どのようにどんな言葉で、声をかけたのか覚えていません。

なぜ迷ったのかというと、
座わってしまうと立ちにくくなるので敢えて立たれていたのかもしれない、
そう考えたからです。私が先に下車したので、あとはわかりません。
御礼を言われても。…でした。

伝えることは、互いの関係性も含め、とても難しいことです。
それでも、その時々の自分の気持ちを無理なく
正直に伝えることができるだけでも嬉しく、大切なことではないかと。

不惑を疾うに過ぎ還暦が近くなるも、いまだあれこれ迷い悩みつつ
今年もおしゃべり会を楽しみにしております。
皆さま、よろしくお願いいたします。



(^s^) @ 明治神宮清正井 ↑


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