“梅雨の水を飲んで美味しくなる”といわれる「ハモ」。
「ハモ」といえば、京都の夏を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
私が住んでいる岡山でも、昔は祭りといえば「ハモ」が欠かせませんでした。
うちの会社もお祭り時期になると、ハモがたくさん入ったトロ箱が山積みに
なっていたそうです。
今日は7月から8月にかけてが旬の、「ハモ」のご紹介です。
<栄養価>
・ビタミンA
切り身100gで一日に必要な量が摂取可能といわれています
・コンドロイチン
皮に含まれています。肌を美しく保ち、老化防止に役立ちます
・DHA、IPA(イコサペンタエン酸)
血液をサラサラ効果
<料理法>
・湯引き
煮立った湯にサッと潜らせ、氷水に放ちます。
梅肉や芥子酢味噌をつけてサッパリと!
・吸い物の具
・酢の物
焼いた皮と、刻んだキュウリを煮二杯酢で。
・天ぷら、フライ、ハモしゃぶ、…etc
・ハモ子は上品な薄味で煮ると美味です。
ハモは小骨が首から尾まで身に沿ってあるので、「骨切り」が必要な魚。
薄い皮だけを残して包丁で細かく切っていく…。
料理人の正確な包丁さばきとリズム感は、見るものの目を奪う“職人技”です。
NHK総合「プロフェッショナル」(7/27放送)に、京都吉兆嵐山本店の
総料理長・徳岡邦夫さんが出演されていたのを見ました。
そのとき作られていた「ハモの椀物」が、何と上品で美味しそうなこと!
思わず「食べた~い」とテレビに向かって言ってしましたよ…。
翌日に控えていた「とれとれ産直情報」の紹介に選んでいた「ハモ」。
この思いがけないタイミングに、力が入ってしまいました。
こんな流れの中、ハモが食べたいな~と思っていた私。
しかしその日、我が家の食卓に上がったのは「ベイカ」でした…。(笑)
mariさんならずとも、一度はいただいてみたいものです。
mariさんとこの食卓は
飲まずにはいられない
おかずがあふれてるん
でしょうね。
花鳥風月 みな料理なり」
人と接するときの柔和な雰囲気がとても印象的だった徳岡邦夫さん。
吉兆の創始者で、祖父である湯木貞一氏のこの言葉を心に抱きながら、
料理をされているそうです。
番組を拝見していて“おもてなし”のプロだなぁと感じました。
徳岡さんはブログでコラム配信をされています。
御多忙だと思うのに、すごく熱心。
「温かさ」と「情熱」を兼ね備えた料理人、そう思います。
料理を頂いてみたいですね。
そして、ご本人にもお会いしてみたいです。
ふふふ。
そうかもしれませんね~。
でも我が家のみんなは、あんまり飲まないんです。
実は、私も家ではほとんど飲まないの。
よく「強そうよね。飲めるでしょ」と言われますが…。