海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

長風呂

2019-07-19 | 思い出す事など

待ち時間に何気なく手に取って読んでみた『シルバー川柳7』(株式会社ポプラ社)。
どれもこれもユーモアあふれる秀作ばかりで、中に懐かしさが込み上げてくるような作品がありました。

 偵察か
 長風呂見に来て
 去る姿

私も何度も偵察に来られた経験があります。
以前、よく湯船で眠ってしまう時期がありまして…。
父に脱衣所の外から大きな声で、
「生きてるか~っ!」
と呼ばれていました。

心配性だった父。
みんなが家に揃っていないと、起きて帰りを待っているような人でした。
帰りが遅くなる時やどしゃ降りの日などは、「迎えに行こうか?」と言ってくれていたっけ。
私の答えは10割近く「自力で帰る~」でしたけど。
今から振り返ってみても、我ながら可愛い気のない娘だったなぁ。
まぁ、私の性格をとても把握してくれていたので、反応も予想通りだったのでしょうけれど(笑)

家が大好きで、仕事の日のお昼御飯も自宅で食べていたから、父のために(料理はあるけど)お弁当を作った記憶がありません。
その分、母には何度も作ってあげようと思います。
父が料理をしようと思い立ち、購入してきた鍋を使ってね(^_-)

今日もおいしく楽しい1日でありますように♪

【余談】
厳しいけれど、根はとても愛情深くて優しくユーモアもあった父。
しかし―。
周りの方の多くからは、冗談が通じないくらい真面目で厳しい人というイメージを持たれていたようです。
父よ、ごめんなさい。
たぶんそれって、娘の可愛い気のなさも少しは影響していると思うわ~^ロ^