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愛知県 宇連ダム、鳳来寺山を巡る旅

2017-03-01 19:57:31 | 登山

今回は、愛知県東部の宇連ダム、鳳来山を登山して巡ります。

豊橋からJR飯館線に乗り、川河三合駅で下車し、自転車で宇連ダムへ向かいます。
川河三合駅は、飯田線という秘境駅がある電車路線のため無人駅です。
駅から山路を登っていくと1時間ほどで宇連ダムに到着です。
宇連ダムは、豊川用水の確保、周辺の電力確保のため、1958年に完成したダムです。
宇連ダムによって堰き止められたダム湖は、鳳来湖と呼ばれています。
ダムの堰き止めは、8:30-17:00に開門され見ることができます。
ダムの周囲は、北海道の層雲峡のような美しい山肌と木々を見渡すことができます。
ダムの中央部から湖と反対側の放流側を真下に覗くとその高さにゾッとし、カメラを持つ手が震えます。
ダムの堰き止めを往復し、一服して川河三合駅へ戻ります。
 
次に、飯田線の湯谷温泉駅で下車し、鳳来寺山へ向かいます。
鳳来寺山の裏参道から登って行きます。
鳳来寺山は、約2000万年前の火山活動によってできた標高695mの山です。
この山は、1300年前に利修仙人が開山したと伝わる霊山で、中腹には鳳来寺があります。
 
石畳の荒れた道を1.5時間ほど登っていくと行者峠に到着です。
 
さらに進んでいくと鳳来寺本堂に到着です。
このあたりは神聖な雰囲気がします。本堂で参拝します。
 
 
ここから鳳来寺山が見えますが、現在登山道が一部通行止めのため、鳳来寺山の山頂への登山はあきらめ、
この本堂で休憩します。
この山には、鳴き声がブッポウソウ(仏法僧)と聞こえる「コノハズク」が生息しています。
コノハズクはフクロウの一種で、鳳来寺山では5〜6月にコノハズクの鳴き声を聴くことができます。
 
 
次に、本堂から隣に位置する鳳来山東照宮へ向かいます。
急な石畳を登っていくと東照宮に到着です。
 
徳川氏が建てたもので日光東照宮と同様に色が派手な日本的でない神社です。
ここで参拝します。
 
後は、下山して湯谷温泉でひと風呂浴び、今回の旅は終了です。
 
登山道のハイキングで距離もあり、疲れますが、うっそうと茂った山々を歩くため
すがしがしい気分になれます。
コノハズクの鳴き声が聞こえる5〜6月に登山してください。