今回は、愛知県常滑市にある大野城を散策する旅を紹介します。
名鉄常滑線の西ノ口駅で下車し、東へ15分ほど歩いて行くと
大野城跡にある城跡公園に到着です。
大野城は、1350年に一色氏が建立し、佐治氏が引き継ぎ、
佐治一成(さじかずなり)が江姫(ごうひめ)を妻に迎えた城です。
江姫は、戦国武将 浅井長政の3女で、織田信長の姪です。6年前NHK大河ドラマ「江姫たちの戦国」で主役になった姫です。大河ドラマ当時は、この城が脚光を浴びました。
現在は、訪れる観光客も少ないです。
西の駐車場を過ぎると道なりに広場になり、佐治神社の門から天守閣跡を目指し石段を登ると大野城跡の石碑が見えてきます。
この左手に天守閣がコンクリートで復元されています。
天守閣の前に広場があり、ここから伊勢湾が見れます。
天守閣は、入場無料で、2層3階建てです。
1、2階は、城関連の資料や江姫の肖像画などが展示されており、
3階が望楼で、城の周囲を展望出来ます。
ここから伊勢湾全体の雄大な眺めを見ることができ、
晴れた日には、御在所岳、伊吹山、南アルプスも見渡せます。
次に天守閣の向かい側に佐治神社へ行きます。
この神社は、佐治氏を祀った神社で、佐治一成の石像が右手にあります。
参拝し、下山し、遊具広場に向かいます。
遊具広場から天守閣を見上げると当時の城らしい雰囲気の眺めが見れます。
名古屋から1時間以内、中部空港からは30分以内で来れる交通の便が良い城です。
訪れてください。