先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

ロシア、反政府指導者を拘束

2017年06月12日 21時35分25秒 | 日記
ロシアの野党勢力指導者が12日、警察に拘束されたという。3月にも、大規模な反政権デモで拘束されている。

ナワリヌイ氏はプーチン大統領の長期政権に歯止めをかけるために反政府デモを行っているが、更に、プーチン大統領の腹心の部下である、メドベージェフ首相の不正蓄財疑惑を追及する動画をインターネット上に公開。「不正蓄財の証拠」として、豪邸やヨットなどの空撮映像を次々と公表し、蓄財の手口も暴露した。

民主国家なら、反政府デモで、逮捕はありえない。プーチン大統領は、ソ連時代からの幹部で、秘密警察KGBのトップだったし、反政府指導者の抹殺は、しばしば、謎の死とかで報じられており、今回の出来事も、秘密警察時代からの精神が脈々と生きていることで、ロシアは信用して良い国ではないと思う。



HD-PLCのIoT適用

2017年06月12日 11時40分14秒 | 日記
総務省の情報通信白書(平成28年版)によると、IoTデバイスの数は2015年の154億個から、20年には304億個になると言うくらい、IoT
の重要性が言われている。そして各種LPWAの値段も劇的に下がってきている。

それを追いかけるように、電力線を使ったHD-PLC
(High Definition Power Line Communication)をIoTに活用しようと言う動きがある。PLCは、今となっては、推進役はパナソニック1社になってしまったが、同社のIoTにおける役割が飛躍的に高まりそう。

しかもHD-PLCには今までのLPWAにない特徴がいくつかある。


①電力線のあるところならどこでも使える。新たな配線や無線装置費用が不要。

②伝送距離が長い。「マルチホップ中継機能」で、2kmの伝送が行える。

③最新規格「HD-PLC Quatro Core」では通信帯域を最大4倍~最小1/4に切り替えることができ、それに応じて 通信距離を従来の1.5~2倍に伸ばせる。

④通信が安定。無線通信の不安定さがなく、無線では発生する信号の衝突がない。


⑤低電力消費。

⑥通信速度が速い。最大240MbpsとIoTの通信方式の中では抜群に早く、HD-PLC Quatro Coreで通信帯域を4倍にすることで最大1Gbps(同軸線利用の場合)が可能。






IoT具体的な導入がやり易くなりつつある!

2017年06月12日 10時57分20秒 | 日記
IoTのための通信方式の値段が、りーぞなブルになってきて、IoT実現のスピードが加速されそう。

IoTの導入が官公庁や公共的色彩の強い分野に適していると言われているSIGFOXのサービス業者向けではあるが下記のようにてが届く値になってきた。


無線LANのような自営無線としても使えるLoRaWANの場合でも、デバイス1台当たり100円以下になっている。



ガス・水道・電気のメータ検針に大量導入が始まっているが、IoTのための通信料金が此処まで下がると、色々な適用分野が増えるだろう。