AFPのニュースを見ていたら、1週間前、表題の記事が出ていた。欧米とロシアは英国でロシアの元スパイを毒殺したとかで外交は冷戦状態になっているが、未だ科学の分野では断絶状態ではなさそうで一安心。其のニュースは、カザフスタンにあるロシアのバイコヌール宇宙基地で2018年3月21日、国際宇宙ステーションへ向け、米国人2人、ロシア人1人の宇宙飛行士らが乗った宇宙船「ソユーズMS-08」が打ち上げられた。2日かけてISSに到着する予定。

ISSは、国際宇宙ステーションInternational Space Station)は、1988年、欧米日間ので冷戦の延長としてロシアの宇宙開発に対抗するために結ばれたもので、その10年後の1998年アメリカ合衆国、ロシア、日本、カナダ及び欧州宇宙機関(ESA) が協力して運用している。地球及び宇宙の観測、宇宙環境を利用した様々な研究や実験を行うための巨大な有人施設である。中国は加入希望しているということだが未だ締結に至っていないし、インドも同様だという。

 

実際の運用はJAXAのサイトによると

乗員数 6名、発射台基地はケネディ宇宙センターおよびバイコヌール宇宙基地、重さは344トン、全長73m、全幅108.6m、全高20m
 
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。完成後は、10年間以上使用する予定です。

ISSの主な目的は、宇宙だけの特殊な環境を利用したさまざまな実験や研究を長期間行える場所を確保し、そこで得られた成果を活かして科学・技術をより一層進歩させること、そして、地上の生活や産業に役立てていくことにあります。

ISSには、2000年11月2日から宇宙飛行士が滞在を開始し、現在は約6ヶ月ごとに交代しています。ISSに長期滞在しているクルーは、宇宙環境での科学実験やISSの保守作業などを行っています。