ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【食】洋飯屋 LAY-LA [洋食@伊達]

2008年10月15日 22時00分50秒 | 外食記録2008
洋飯屋 LAY-LA(ようめしや レイラ)[洋食@伊達][むしゃなび]
2008.9.8(月)18:30入店(初)
注文 おまかせディナーコース 5000円 + ワイン

 
・伊達のハローワークの向かいの路地を入った、飲み屋街の一角にあるお店。あまり目立たないので地図をよ~く見なければたどり着けません。

・店内はカウンター6席と座敷が4卓。カウンターは畳の掘りごたつ式になっています。「そんなにたくさん客来ないので……」と座敷側の電気は消したまま。
 
・前菜。マンゴーの生ハム巻きと、チーズのサーモン巻き。一口食べて「おっ!?」という食感。基本はフレンチですが気どった味ではなく、家庭的な食べやすい味。

・ワイン。銘柄については全然分かりませんが、美味しいワインでした。

・豪快で気さくな雰囲気のマスターがおしゃべりしながら、カウンターの向こうで料理を作ってくれます。一応メニュー表はありますが、予算だけ言ってあとはおまかせで頼むのが普通のようです。通常のコースのほか、「酒のツマミをちょっと作って」とかいろいろ融通が利きそうです。
  
・魚(種類失念)のカルパッチョにグレープフルーツ、トマト、キュウリ、チーズなどを添えたもの。
 
・鳥肉の中華風唐揚げ。
 
・オマケで試食させてもらった、昨日札幌から仕入れてきたというチーズ。それにワインのゼリーを乗せていただく。これまでいろいろなチーズを口にしてきましたが、素直に「美味しい!」と言えるチーズを食べたのは初めてかもしれません。種類など詳細は不明です。

・パン。おそらく出来合いのもの。
 
・カボチャの冷製スープ。とてもスープのキメが細かい。母親が作ると手を抜くので、もっと粗くなるものですが。
 
・白身魚とキノコ、とろろコンブ、野菜の煮物(?)。この辺でそろそろお腹がきつくなってくる。
 
・トマトソースの冷製パスタ。極細麺。
  
・メインの煮豚。隣に座っていた常連客にも同じモノを出していましたが、口にするなり「辛いー!」 どれ、私も、と食べてみるとやっぱり辛い。調味料の量を間違ったとしか思えない味。「あれ……おかしいな……そんなはずないんだけど。辛味の分量間違ったかなぁ……」と頭をかくマスター。しかし、肉自体はスゴイ肉でした。結局お腹がいっぱいで食べきれず、包んでもらって持ち帰りました。翌日、インスタントラーメンに乗せていただく(!)。

・デザート。モモとナシのコンポートとブドウのシャーベット。こちらもお店では食べきれず、持ち帰りました。
・フレンチをベースとした創作料理といった雰囲気のコースでしたが、全体を通してみると、野菜が多めで水っぽい料理が多く、料理の組み立てのバランスが少々悪く感じられました。量的には5000円出すと食べきれないほど出てくるので、3000円程度でも充分な量が出てくるのではと思います。そして一番気になったのはマスターのタバコ。ちょっと料理の手の空いたときに、おもむろにタバコを取り出すと、それを吸いながら常連さんとおしゃべり。今ひとつ客足が伸びないとすれば、ここに大きな原因があるのではと思います。「美味しそう」とは思いつつも、この一文を読んだだけで行く気を無くす読者も中にはいるのではないでしょうか。料理の味は良いだけに惜しい気がします。

  
 

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