室蘭ジュニアオーケストラ第15回定期演奏会
2007.3.30(日)15:00開演, 室蘭文化センター大ホール, 入場料500円
指揮 中山耕一, パート Viola
第1部
リヒャルト・ワーグナー 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 組曲「くるみ割り人形」より 行進曲・あし笛の踊り
ジャン・シベリウス 「悲しきワルツ」op.44-1
第2部
岩沢千早作詞 橋本祥路作曲 「遠い日の歌」
リチャード・シャーマン&ロバート・シャーマン作詞作曲 「イッツ・ア・スモール・ワールド」
小嶋登作詞 坂本浩美作曲 「旅立ちの日に」
槙原敬之作詞作曲 「世界に一つだけの花」
賛助出演:室蘭マリン少年少女合唱団
合唱指揮:四方明子
第3部
フランツ・ペーター・シューベルト 交響曲第7番 ロ短調「未完成」
アンコール シベリウス 「カレリア」組曲より 行進曲風に
・まずは本番前日の楽器運搬の様子から。
・今回は、いつもの関係某社のトラックが使えなかったので、某宅配便の軽トラックを頼みました。軽トラ1台では積みきれない荷物なので、NHK-文化センター間を二往復。先に、ティンパニ2台とバスドラムと譜面台他。次にコントラバス2台。積めるかどうか心配でしたが、寝かせた状態で2台ピッタリ入りました。本体剥き出しをどうにかしたいところですが、ケースがありません。どっかに落ちてないかなぁ。。。
・運んだコントラバスの駒を見ると、とんでもない状態に。よくこれで倒れなかったものだと感心してしまいます。一度、弦を緩めて駒を立て直すも、駒自体が曲がってしまっているので、きちんとした位置にはなりません。個人持ちの楽器ではないので、扱いが粗雑になってしまうのが楽器にとってかわいそうなのですが、今の所、打つ手なし。
・会場の室蘭市文化センター。本番当日は穏やかな良い天気。
・リハーサルにて。合唱団の立ち位置確認。オケはチェロ側の椅子を奥に下げ、空いたスペースに合唱団が三列に並ぶ形。
・リハ中、指揮棒の先端5cmほどがポッキリ折れるハプニング。ちょっと短くなった程度なので本番もそのまま。
「髪伸びすぎじゃない? 楽譜見えるの? 少し切ってあげるよ」
「ちょっとでいいからな! 切りすぎるなよ!」
「大丈夫、大丈夫♪」
「うまく切れたかな~」
「か、髪の毛が。。。」
開演直前に、 な に や っ と ん じ ゃ ! ?
ずいぶん仲良さそうだこと (*´∀`*)
・10回記念の演奏会がついこの間と思っていたら、いつの間にやらもう15回。早いものです。
●ローエングリン:ビオラパートは真面目に弾こうとするとかなり大変な曲です。このような曲は勢いでごまかさなくてはなりません。疾風怒濤の如くあっと言う間に演奏終了。トロンボーンがバリバリ。中間部のオーボエソロは無事通過。
●くるみ行進曲:出だしのトランペット、勝負強いです。練習で失敗してても、ここぞというところでちゃんと音を当てるところが素晴らしい。人知れずファゴットが奮闘。
●悲しきワルツ:こんな曲を子供に演奏させちゃっていいのだろうか? という大人の雰囲気ムンムンの曲。出だしのベースの pizz は他のパートのことながら緊張しましたが、無事通過。終りの延々と続くシンコペはなんとなく、それっぽく。
●第2部:今回の目玉企画として市内の児童合唱団との共演がありました。「卒業式で唄う歌」を中心にした選曲とのことですが、イマドキの卒業式ってこんな歌を歌うんですね。「遠い日の歌」と「旅立ちの日に」は全然知らない曲です。いずれの曲も、自前でオケ用に編曲したもので、いろいろご苦労があったようです。
・なにせ子供たちの歌なので、出だしは元気が良くても、曲が進むにつれてだんだん疲れてきて元気がなくなっていくのが正直に分かってしまうところがかわいらしいです。本番、子供の歌声で会場はさわやかな雰囲気に。オケは音量落とし目で演奏。
●未完成:弾いていると魂抜かれるような気がします。暗~い気分になるのであまり近づきたく無い曲。1楽章の出だしは「地獄」、2楽章の出だしは「天国」というふうに、「天国」と「地獄」を連想させるメロディーで構成されている印象です。
・1楽章:弦編成はVn1-7,Vn2-5,Va-4,Vc-4,CB-3人(最大数)と会場に対して小さ目で音量的にどうかと思ったのですが、この人数でもさほど気になりませんでした。全員がしっかり弾けばこの程度の編成の方がスッキリした音で、かえっていいかもしれません。
・2楽章:澄んだ音のクラリネットのソロはきれいでした。Vn1の場面転換のつなぎのパートソロで、オクターブを跳躍する部分は、打ち上げにて某氏より「きれいだった」とお褒めの言葉あり。「大人だったら雑念があってミスっちゃうのよね~」とのこと。後半で肩当てをボトッと落とすミス。拾わずに演奏続行。
●カレリア:工大とは対照的にゆったりテンポ。
・終演後はまた楽器運搬で二往復。それを終わって打ち上げ会場(控え室)に入ると、「そこにすわれ」と、なぜか偉い人席の中山先生の隣に。こんな席でお弁当食べるのはなんだか恥かしいです。おまけにちょうど一人一言コーナーの途中で、いきなり喋る事に。ぴかりんから子供たちへのメッセージ→「オレを見習って、皆大きくなったら立派な裏方になれよー!!」
・客数約300名[目測]:思ったよりは入っていましたが、アンコール前も拍手が途切れそう……でヒヤヒヤ。
2007.3.30(日)15:00開演, 室蘭文化センター大ホール, 入場料500円
指揮 中山耕一, パート Viola
第1部
リヒャルト・ワーグナー 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 組曲「くるみ割り人形」より 行進曲・あし笛の踊り
ジャン・シベリウス 「悲しきワルツ」op.44-1
第2部
岩沢千早作詞 橋本祥路作曲 「遠い日の歌」
リチャード・シャーマン&ロバート・シャーマン作詞作曲 「イッツ・ア・スモール・ワールド」
小嶋登作詞 坂本浩美作曲 「旅立ちの日に」
槙原敬之作詞作曲 「世界に一つだけの花」
賛助出演:室蘭マリン少年少女合唱団
合唱指揮:四方明子
第3部
フランツ・ペーター・シューベルト 交響曲第7番 ロ短調「未完成」
アンコール シベリウス 「カレリア」組曲より 行進曲風に
・まずは本番前日の楽器運搬の様子から。
・今回は、いつもの関係某社のトラックが使えなかったので、某宅配便の軽トラックを頼みました。軽トラ1台では積みきれない荷物なので、NHK-文化センター間を二往復。先に、ティンパニ2台とバスドラムと譜面台他。次にコントラバス2台。積めるかどうか心配でしたが、寝かせた状態で2台ピッタリ入りました。本体剥き出しをどうにかしたいところですが、ケースがありません。どっかに落ちてないかなぁ。。。
・運んだコントラバスの駒を見ると、とんでもない状態に。よくこれで倒れなかったものだと感心してしまいます。一度、弦を緩めて駒を立て直すも、駒自体が曲がってしまっているので、きちんとした位置にはなりません。個人持ちの楽器ではないので、扱いが粗雑になってしまうのが楽器にとってかわいそうなのですが、今の所、打つ手なし。
・会場の室蘭市文化センター。本番当日は穏やかな良い天気。
・リハーサルにて。合唱団の立ち位置確認。オケはチェロ側の椅子を奥に下げ、空いたスペースに合唱団が三列に並ぶ形。
・リハ中、指揮棒の先端5cmほどがポッキリ折れるハプニング。ちょっと短くなった程度なので本番もそのまま。
「髪伸びすぎじゃない? 楽譜見えるの? 少し切ってあげるよ」
「ちょっとでいいからな! 切りすぎるなよ!」
「大丈夫、大丈夫♪」
「うまく切れたかな~」
「か、髪の毛が。。。」
開演直前に、 な に や っ と ん じ ゃ ! ?
ずいぶん仲良さそうだこと (*´∀`*)
・10回記念の演奏会がついこの間と思っていたら、いつの間にやらもう15回。早いものです。
●ローエングリン:ビオラパートは真面目に弾こうとするとかなり大変な曲です。このような曲は勢いでごまかさなくてはなりません。疾風怒濤の如くあっと言う間に演奏終了。トロンボーンがバリバリ。中間部のオーボエソロは無事通過。
●くるみ行進曲:出だしのトランペット、勝負強いです。練習で失敗してても、ここぞというところでちゃんと音を当てるところが素晴らしい。人知れずファゴットが奮闘。
●悲しきワルツ:こんな曲を子供に演奏させちゃっていいのだろうか? という大人の雰囲気ムンムンの曲。出だしのベースの pizz は他のパートのことながら緊張しましたが、無事通過。終りの延々と続くシンコペはなんとなく、それっぽく。
●第2部:今回の目玉企画として市内の児童合唱団との共演がありました。「卒業式で唄う歌」を中心にした選曲とのことですが、イマドキの卒業式ってこんな歌を歌うんですね。「遠い日の歌」と「旅立ちの日に」は全然知らない曲です。いずれの曲も、自前でオケ用に編曲したもので、いろいろご苦労があったようです。
・なにせ子供たちの歌なので、出だしは元気が良くても、曲が進むにつれてだんだん疲れてきて元気がなくなっていくのが正直に分かってしまうところがかわいらしいです。本番、子供の歌声で会場はさわやかな雰囲気に。オケは音量落とし目で演奏。
●未完成:弾いていると魂抜かれるような気がします。暗~い気分になるのであまり近づきたく無い曲。1楽章の出だしは「地獄」、2楽章の出だしは「天国」というふうに、「天国」と「地獄」を連想させるメロディーで構成されている印象です。
・1楽章:弦編成はVn1-7,Vn2-5,Va-4,Vc-4,CB-3人(最大数)と会場に対して小さ目で音量的にどうかと思ったのですが、この人数でもさほど気になりませんでした。全員がしっかり弾けばこの程度の編成の方がスッキリした音で、かえっていいかもしれません。
・2楽章:澄んだ音のクラリネットのソロはきれいでした。Vn1の場面転換のつなぎのパートソロで、オクターブを跳躍する部分は、打ち上げにて某氏より「きれいだった」とお褒めの言葉あり。「大人だったら雑念があってミスっちゃうのよね~」とのこと。後半で肩当てをボトッと落とすミス。拾わずに演奏続行。
●カレリア:工大とは対照的にゆったりテンポ。
・終演後はまた楽器運搬で二往復。それを終わって打ち上げ会場(控え室)に入ると、「そこにすわれ」と、なぜか偉い人席の中山先生の隣に。こんな席でお弁当食べるのはなんだか恥かしいです。おまけにちょうど一人一言コーナーの途中で、いきなり喋る事に。ぴかりんから子供たちへのメッセージ→「オレを見習って、皆大きくなったら立派な裏方になれよー!!」
・客数約300名[目測]:思ったよりは入っていましたが、アンコール前も拍手が途切れそう……でヒヤヒヤ。
これも人の目をひきつけるテクニックの一つなのです。(ウソばっかり)
演奏会にご来場ありがとうございました。
もりりんさんを客席に探してみましたがわかりませんでした。
次回は見つけられるようがんばります。