玉山(ぎょくざん)[居酒屋@室蘭][室蘭タウン][食べログ]
2011.5.12(木)18:00入店(初)
注文 塩ラーメン 500円+精肉タレ2本 200円
・室蘭の繁華街、中島町を通るバス通沿いで営業する居酒屋。国道37号線とぶつかるT字路より200mほど手前で、左隣にはスープカレー店の『TAMBOO』があります。前々から目についていた店で、店名を「たまやま」と読んでいたのですが、後に調べてみると、正しくは「ぎょくざん」のようです。
・店内はカウンター約10席にイス席2卓と、そう広くはありません。店を切り盛りするのは、かなりの年のおばあちゃん。はじめはカウンター席が半分埋まる程度の客数でしたが、後から後から常連らしき客がやってきて、ついには店内ほぼ満席に。空いていそうな曜日に来たつもりが、ここまで人気の店とは思いませんでした。これだけの客数をおばあちゃん一人ではさばききれないと見てとるや、カウンターで飲んでいた中年女性二名がすっくと立ち上がったかと思うと、エプロンをつけて客席へ注文を取りにいったり、厨房で調理をはじめたり。さらには、「おいおい、焦げちゃうよ……」などと言いつつ、カウンター席からグリルに手を伸ばし、焼鳥をひっくり返すおじさんまで。誰が客で、誰が店員なんだかよく分からぬカオスな状況でした。
・メニューは焼鳥がメインで、そのほか一品料理やラーメンなど。全体に安い価格帯です。今回は食事のみで、塩ラーメン(500円)と、試しに精肉(1本100円)を追加で注文してみました。
・出てきたラーメンは「コレってホントに塩ラーメン??」という濁った色のスープですが、メニューには味噌ラーメンが無いので、塩に間違いないのでしょう。さて食べようとすると、隣で飲んでた見知らぬおじさんが、「はい、どうぞ」とコショウを差し出してくれました。はじめの口当たりは整った既製品の風味のように感じましたが、味わえば味わうほどいい味で、多少塩気はきつかったのですが、すんなり飲み干してしまいました。「これはもしかすると、とてつもない名店なのでは!?」という味です。もしかすると年長者にとっては、涙のチョチョ切れそうな(死語?)、懐かしい味なのかもしれません。具はチャーシュー1枚、ほうれん草、なると、メンマ、長ネギ。
・白っぽい中細の縮れ麺と、適度な歯応えのチャーシュー。
・「精肉二本頼んだのお兄さんだっけ?」、「タレだったっけ?」などとおばあちゃんに再三確認された後に、無事登場した精肉。使われているのは柔らかく上質な豚肉で、タレもひと工夫されたいい味がします。これはタレに配合されたショウガの効果のようです。肉が小さめで冷めやすいので、小分けに注文して常に熱々を食べた方がより美味しく味わえそうです。
・こちらのラーメンは室蘭のラーメンを語る上では外せない一杯かもしれません。常連客の巣窟で入店にはかなり勇気が要るので、マニア向け。
[Canon PowerShot S90]
2011.5.12(木)18:00入店(初)
注文 塩ラーメン 500円+精肉タレ2本 200円
・室蘭の繁華街、中島町を通るバス通沿いで営業する居酒屋。国道37号線とぶつかるT字路より200mほど手前で、左隣にはスープカレー店の『TAMBOO』があります。前々から目についていた店で、店名を「たまやま」と読んでいたのですが、後に調べてみると、正しくは「ぎょくざん」のようです。
・店内はカウンター約10席にイス席2卓と、そう広くはありません。店を切り盛りするのは、かなりの年のおばあちゃん。はじめはカウンター席が半分埋まる程度の客数でしたが、後から後から常連らしき客がやってきて、ついには店内ほぼ満席に。空いていそうな曜日に来たつもりが、ここまで人気の店とは思いませんでした。これだけの客数をおばあちゃん一人ではさばききれないと見てとるや、カウンターで飲んでいた中年女性二名がすっくと立ち上がったかと思うと、エプロンをつけて客席へ注文を取りにいったり、厨房で調理をはじめたり。さらには、「おいおい、焦げちゃうよ……」などと言いつつ、カウンター席からグリルに手を伸ばし、焼鳥をひっくり返すおじさんまで。誰が客で、誰が店員なんだかよく分からぬカオスな状況でした。
・メニューは焼鳥がメインで、そのほか一品料理やラーメンなど。全体に安い価格帯です。今回は食事のみで、塩ラーメン(500円)と、試しに精肉(1本100円)を追加で注文してみました。
・出てきたラーメンは「コレってホントに塩ラーメン??」という濁った色のスープですが、メニューには味噌ラーメンが無いので、塩に間違いないのでしょう。さて食べようとすると、隣で飲んでた見知らぬおじさんが、「はい、どうぞ」とコショウを差し出してくれました。はじめの口当たりは整った既製品の風味のように感じましたが、味わえば味わうほどいい味で、多少塩気はきつかったのですが、すんなり飲み干してしまいました。「これはもしかすると、とてつもない名店なのでは!?」という味です。もしかすると年長者にとっては、涙のチョチョ切れそうな(死語?)、懐かしい味なのかもしれません。具はチャーシュー1枚、ほうれん草、なると、メンマ、長ネギ。
・白っぽい中細の縮れ麺と、適度な歯応えのチャーシュー。
・「精肉二本頼んだのお兄さんだっけ?」、「タレだったっけ?」などとおばあちゃんに再三確認された後に、無事登場した精肉。使われているのは柔らかく上質な豚肉で、タレもひと工夫されたいい味がします。これはタレに配合されたショウガの効果のようです。肉が小さめで冷めやすいので、小分けに注文して常に熱々を食べた方がより美味しく味わえそうです。
・こちらのラーメンは室蘭のラーメンを語る上では外せない一杯かもしれません。常連客の巣窟で入店にはかなり勇気が要るので、マニア向け。
[Canon PowerShot S90]
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