紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

田中酒造亀甲蔵のひな飾りを見に…

2021-02-25 13:53:59 | 祭り・イベント

               <小樽市内名家から寄贈されたひな人形が、2Fイベントホールに所狭しと展示されている>

 

前回のブログで、次回は「小樽雪あかりの路」を取り上げる予定と書きました。ところが今年中止となった雪あかりの路2021の代替として、「小樽雪あかりの路」フォトコンテストが、実施されることになりました。もちろん応募の予定。なので、今回ブログに取り上げるのは中止し、代わって田中酒造亀甲蔵で行われている雛飾りを取り上げます。

H20年に、小樽市内5店舗で始まった「小樽ひな巡り」は、H24年には参加企業数が50にまで膨れ上がりました。数が多くなると、開催経費等様々な問題が出てきて、結局H28年を最後に中止となりました。中でも中心的な役割を果たしてきた田中酒造は、その後も継続して開催。コロナ禍の中で、展示数の減少や演奏会の中止など、イベント規模を縮小して開催にこぎつけたようです。そこで2月19日(金)に、亀甲蔵(信香町)に撮影に行ってきました。

なお、色内3丁目の田中酒造本店は3月3日まで、亀甲蔵は3月7日まで開催中です。

 


2Fホールに上がると…左右中央及び正面の4面にひな壇が飾られている。ホール中央(画像左)には、内裏様及びミニお雛様等が展示されている。

 


ホール左側にもいく組のひな壇が飾られている。ただ以前来た時よりも、全体で3割方は少ないような感じがしました。

 


天井から吊り下げられた「吊るし雛」(九州柳川では、「さげもん」と言う)は二組だけでした。H31年に訪れた際には、ホールの左右に各10個以上の吊るし雛がありましたが…。

 


ホール中央の展示には小型のセットや、ミニ飾りなどが…

 


毛氈もバックも赤なので、まるで人形が浮いているように見える。これもまた展示として面白いかも…

 


ネズミのお雛様セットかな?可愛いね、孫娘を連れてくればよかったかも…

 


これもミニセット。

 


このような金色の貝に収められたミニミニセットもあります。

 

さて、2Fホールのひな飾りはこのくらいにして、2Fには田中酒造の主力商品である清酒「宝川」の見学コースがあります。せっかくの機会でもありますので、見学していくことにします。

 


主力商品の「宝川」は受賞しているんですね。下戸の私にはよく解りませんが…

 


2Fの入り口ドアには簡単な製造工程が表示されている。

 




2Fの製造工程見学路は1周でき、設置された機械設備ごとに、上記のような説明パネルが通路後ろにあります。

 


担当者が盛んに作業していましたが…

 


どの機械設備も同じように見えちゃう…

 


1周しましたが、酒造工場と言うと、杜氏が大きな樽に入った原料を大きなヘラでかき回すイメージ強いのですが…。そのシーンがないのが拍子抜けでした。

 

最後に1Fの売店で、酒かす飴1袋、鰊の醤油漬け2セット購入して帰りました。コロナ騒ぎで自宅にこもりがちだったこともあって、久しぶりん外出、腰の痛みも忘れ、気分爽快な1日でした。

 

 

 

 

 

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冬のイベントが軒並み中止となる中で…3

2021-02-18 22:02:54 | 祭り・イベント

                 <H16年1月 支笏湖氷濤祭り カラフルにライトアップされた氷のオブジェ>

 

依然コロナが猛威を振るう中、我が国でもやっとワクチン接種がはじまりました。今後、医療従事者、持病のある高齢者等の順で、逐次接種が進むと思われますが…。コロナ騒ぎの終息への第1歩を踏み出したというところでしょうか。

さっぽろ雪まつりや小樽雪あかりの路など、ほとんどの冬のイベントが中止になる中、規模の縮小、三密回避に留意しながら開催される冬のイベントも、いくつかあります。前回取り上げた層雲峡氷瀑祭りとともに道内3大氷雪祭りのイベントと言われる「支笏湖氷濤(ひょうとう)祭り」です。期間及び時間短縮、飲食・休憩所の廃止、一部氷の施設中止など、コロナ対策をとったうえで、開催に踏み切ったようです。

なお、このイベントについては、JR札幌駅発着のツアーバスが出ており、これを使うのが便利。H16年、17年、H28、31年と都合4回撮影に行っておりますが、いずれもツアーバスを利用しました。今回は、古い画像を含め紹介いたします。

 


H31.2.14 PM5:15頃の支笏湖 遊覧ボートの艀は、ご覧の通り分厚い氷で覆われている。どれだけ寒いかわかると思います。

 


H28年開催時の、会場前に設置された案内板。その年によって氷像・氷柱は異なりますが、令和3年は、売店、休憩所、リンク、スライダー等は設置されていないようです。

 


四方八方カラフルにライトアップされた氷のドームやオブジェが立ち並び、目移りしてしまう。

 


「苔の洞門」を模したトンネルが続く。
苔の洞門は、樽前山の噴火活動によって生じた溶結凝灰岩が、土石流によって次第に浸食されることで作られた回廊状の涸れた峡谷です。エビゴケやエゾチョウチンゴケをはじめ80種以上のコケが密生している姿は幻想的で美しく、学術的にも貴重です。氷濤祭りの会場から車で20分ほどの、湖畔にあります。


<苔の洞門参考写真 H27年7月撮影>


詳しくは2009.7.18付けブログ「支笏湖国民休暇村に行く」参照のこと。なお、撮影時も危険なために、洞門入り口に作られた見学用台からしか見ることができません。現在は岩盤崩落や大雨による損壊事故が続き、立ち入りも近寄ることもできません。

 


氷のドーム苔の洞門を先に進むと、北海道で獲れる魚の氷の水族館?があります。何分似た魚が多く、魚名まで分かりませんでしたが…

 


近年は、魚名の書かれたタグも付けられるようになりました。

 


天空回廊から会場内を見渡すと…

 


会場入り口近くで見かけた吊るし雛風の…サンキャチャー?よくわからないけれど下からライトが当たり、風に揺れてゆらゆらととてもきれいでした。

 


これが氷のシャンデリアですね。

 


氷でできた火鉢のような…最近はアート的な氷のオブジェも増えてきました。


教会のようでした。天井から鐘が吊られていて、ひもを引くと鐘が鳴ります。手前の黒い影は、ローアングルから撮影している奥の女性の友人でした。

 


外側がらせん状になていて、上に登ることができます。ドーム内はパネル写真が飾られています。

 


高いところからライトアップされたカラフルなオブジェが見ごたえあります。

 

なお、次回は過去の作品から、「小樽雪あかりの路」の画像を紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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冬のイベントが軒並み中止になる中で…2

2021-02-11 12:24:05 | 祭り・イベント

                         <氷瀑会場の全景が、ホテルの部屋から見える>

 

全国10都府県に出されていた新型コロナン関する「緊急事態宣言」もさらに延長されるようです。抗ウイルス薬の投与が、遅々として進まない中、自粛自粛の要請にはいささかうんざりです。政治家は例外とばかり、あちこちで深夜の外食がばれて、心のこもってない謝罪会見を見るのはうんざりです。

さて、冬のイベントが「さっぽろ雪まつり」をはじめ多くが中止になる中、規模を縮小して実施されるイベントもいくつかあるようです。そんな中、旭川市の隣町である上川町の層雲峡温泉で実施される「氷瀑祭り」はお勧めのイベントです。今期も1月末から3月14日(日)まで開催されます。

石狩川の河川敷を利用した広さ1万㎡の会場内に、高さ13mの氷の展望台や氷柱・氷のトンネル・アイスドームなど、大自然の寒さを生かして作られた多彩な氷像が並ぶ。夜には照明が入れられ神秘的な雰囲気になる。期間中には花火の打ち上げや各種イベントも開催される。(観光案内による)

 


画像は、小学校6年生の孫娘3 孫娘は、H17年9月私が退職後の旅行でも、家内と一緒にここに泊まりました。当時1歳9か月の孫娘をバギーカーに乗せて…
2度目は、今回H28年3月21-22日に家内と3人で来ました。凍れる雪道は危険なので、札幌~朝陽亭間の無料バスを利用しました。(詳細2016.3.26付けブログ「今冬最後の雪と氷の祭典…」)
なお、層雲峡温泉朝陽亭30周年記念フォトコンテスト(年4回)に、第1期、第2期と連続グランプリとなり、無料ペア宿泊券2回分を頂きました。1回目は、雪の降る前の11月中旬、富良野美瑛を車で回り、写真撮影し、朝陽亭に単独で宿泊。疲れて風呂も入らず、バタンキューでした。(詳細2015.11.25付けブログ「秋の富良野路を行く」)


孫娘は食欲旺盛。お椀は豚丼、人参&牛ステーキは二皿目。エビ刺身二皿完食(奥のオレンジの箱)。この後アイスクリーム数皿…。バイキングとはいえ、孫娘の食欲は、ギャルそね級か?

 


ホテルの部屋からは真向かいに氷瀑祭りの会場が見える。午後6時過ぎからホテル~会場前まで無料シャトルバスが出ているものの、寒すぎるからと、家内と孫娘は部屋の窓から観賞するという。

 


標題の画像ですが、ホテルの窓からは全景が見える。左上は、石狩川をまたいで、会場に入る通路。一番手前は滑り台です。右手奥がメイン会場、メイン会場の手前は、各スポンサー企業の氷雪像ドームがあります。

 


滑り台は、大人でも楽しめるチューブ滑りです。

 


左右にスポンサー企業のドームがあります。左手前は実行委員会による無料写真撮影スポット。

 


メイン会場の入り口ですが、通路は凍ってガチンガチンでつるつる。

 


転倒する人が後を絶たない。寒さ慣れしている道産子は、さすがに転ばないが…

 


メイン会場前の広場では、記念撮影する人たちが後を絶たない。

 


中国人団体客。色々ポーズを変えては撮りまくる。

 


小雪舞う中、大雪像・氷像を前にすると誰でも大胆なポーズで、撮りたくなるものです。

 


多分雪が珍しいにでしょうね。どんな味がするか試しに食べてみているのかな?

 


メイン会場の入り口は閉ざされていました。数日前から暖気が訪れ、氷像ドームの内部がかなり解けて危険な状態になったためらしい。

 


入り口前の進入禁止バーから内部をのぞく観光客。

 

小1時間も撮り歩きましたが、さすがの道産子でも寒さが体にこたえる。ホテルの部屋の窓から眺めるのが正解だったか。

 

 

 

 

 

 

 



 

 

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冬のイベントが軒並み中止となる中で…

2021-02-03 18:56:26 | 祭り・イベント

             <全面結氷した然別湖 湖上にはいくつもの氷のドームが…>

 

国内有数のイベントと言われる「さっぽろ雪まつり」に加え、小樽雪あかりの路も、コロナの影響で中止になってしまいました。

当初は規模を縮小して、運河と旧手宮線だけで2月13~15日の3日間の実施を予定していましたが、1月下旬に小樽市内で相次いで、コロナのクラスターが発生。わずか人口10万人規模市としては、1日30人を超える感染者が連続してが発生。ついに市独自に、緊急事態宣言を発出。雪明かりの道も中止に至りました。

道内では、規模を縮小してイベントを続けるケースも見られますが…、過日北海道新聞朝刊の社会面に、然別湖の「コタン祭り」の記事が出ておりました。今年は規模を縮小して実施するということでした。そういえば、7‐8年ほど前に、コタン祭りを2度見た事がありました。全面結氷した湖に氷のハウスを作って…

 


R3年1月31日付北海道新聞社会面記事

 


然別湖の位置 然別湖は天然湖ですが車で30分ほど北上したところに位置する糠平湖は人造湖です。タウシュベツ陸橋で有名なのも糠平湖です。

 


然別湖温泉ホテル風水前の駐車場から湖畔および湖面が会場です。

 


会場MAP

 


奥の方には、大小様々な氷の建物があります。

 


駐車場からコタン入り口を降りていくと、アイスバーがあります。氷の棚には飲み物がたくさん置かれている。

 


写友S氏が氷のジョッキで乾杯!(の真似)。残念ながら、この後車で帯広に向かうので、お酒を飲むわけにはいかないのだ。

 


一旦アイスバーを出て、湖上の建物をあちこち探索。

 


これは、アイスシアターだ。映画館もある。

 


これは?2階にもルームがある。宿泊もできるようになっているが、なんせベッドが氷では…

 


よくわからないけれど各所に模様の入った光取りの氷の壁があって、休憩できるように氷の椅子が置かれている。椅子にはスポンジのマットが置かれているので、尻が濡れることはない。

 


今昌の造作中。電球飾りを取り付けている最中でした。

 


バイトでここに働に来ているという東京の女子大生でした。チェーンソーで氷を削り、補修作業中でした。

 


新聞記事にもあった露天風呂です。声をかけると、バンザ~イをしてくれました。なお、然別湖は、日本で一番標高の高いところにある自然湖です、冬期間は日中でも-5~10度、耳がひりひりする冷たさです。夜間はマイナス30度を下回る日も多いとか…。

 

 

さてもう一つ十勝管内の冬のイベントを紹介します。十勝川をはさんで、帯広の北に位置する音更町の冬のお祭りです。正式名は「おとふけ十勝川白鳥まつり彩凛華(さいりんか)」(長ったらしいので略して、彩凛華)と言います。訪れたのはH21年1月下旬でした。この日の主たる目的は、音更町にある「家畜改良センター十勝牧場」で行われる、大型農耕馬の追い運動を撮影することでした。特に妊娠馬の追い運動は、1トン近い巨漢場が白煙を上げて迫力のあるものでしたが、それらについては別の機会に取り上げます。

<彩凛華とは:観光協会HP>氷点下に凍てつく十勝川温泉、冬の夜の一大ページェント。十勝川温泉に毎年飛来する1,000羽をこえる白鳥にちなんで開催されるまつり。音と光を連動させ幻想的な空間を演出するファンタジックショー、多彩な催しが見るものの目を楽しませる。誰も見たことのない、誰も体験したことのない冬の幻想美、それが「彩凛華」。

 


音楽に合わせて、三角錐やボール型のオブジェの色が変わります。

 


一段高く展望台が設置されていて、そこからは会場全体が見渡せる。残念ながら、当時は動画機能のカメラではなく、スチール写真のみでした。動画機能があっても、現在でも、ブログに張り付けることができません。やむなく音楽に合わせて、ズーミングやフィルターで表現してみましたが…

 


クロスフィルター使用

 


瞬間ズーミング

 


平行移動

 


種間ズーミング

 

小1時間ほど撮影しておりましたが、とにかく寒い。シューズの底から冷たさが伝わってきて、足が痛くなる始末。多分氷点下20度を下回っていると思われて、立っているのが我慢できなくなりました。なので、早々に切り上げて、十勝川モール温泉へGo!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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