紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

春本番(3)…豊友会春の撮影ツアー

2017-05-14 06:00:00 | 写真

                   

 

今年の桜は、GW中盤に開花したと思ったら、最終日の7日(日曜)には殆ど散ってしまいました。通常ならば、開花から1週間以上は桜を満喫できるはずでしたが…。GW終盤台風並みの強風が通過したことも一因なのでしょうが、それにしても散りが早く、小樽市内の桜名所を訪れる間がありませんでした。

そんな中5月6日に、写真仲間・豊友会の春の撮影ツアーがありました。今回は、倶知安、京極、ニセコを巡るツアーで、桜は勿論、ニセコアンヌプリスキー場付近を中心に、外人客のスナップを撮ろうというものです。ニセコのスキー場は最終営業日が5月7日(日曜)なので、ぎりぎり外人スキー客がいるという想定でした。

 

☆赤井川村から倶知安町へ…

国道393号線(通称メイプル街道)で、赤井川村を経由して、倶知安に出ます。途中落合ダムに分岐する道路手前で、旧落合小学校跡地を通ります。この跡地に、大きな桜の木があります。かつては小学生たちが見たであろう桜、今は誰にも見られることなく咲いていました。

 


かつては校庭であったであろう敷地の奥には、フキノトウがいくつも顔を出し、残雪に囲まれながら桜が大きな枝を張り出していました。旧落合小学校は、2001年村立都小学校に統合されました。

 


トンネルをいくつか過ぎて倶知安町に出ます。山間に囲まれた平地では、農作物栽培の準備が進んでいます。山も一段と新緑が進み、常緑樹である松との対比が一段と美しさを増しています。

 


さらに進んで、国道393号線からそれて羊蹄山の麓、京極町方面に向かいます。羊蹄山の頂上付近には大きな渦巻状の雲が出て…不思議な感じがしました。さらに渦巻きが大きくなって…と期待しましたが、自然消滅してしまいました。

 


途中民家の庭には、カタクリや高山植物が見えたので、下車して見せて頂きました。段丘の途中のエゾ山桜満開。

 


山桜のそばには、レンギョウも満開。

 


大きな庭石のそばには…見たことのあるような、無いような花が…

 

☆京極町が誇る1本桜は…いまだ蕾のまま…

1本桜は町営牧場「望羊の丘」にあります。標高が高いので、街中よりも開花が遅いのですが、桜が咲くと、緑の牧草地とバックの羊蹄山が見事にマッチして、美しい絵になります。当日は残念ながら開花前でした。

 


逆光で、空と大地の輝度差が大きすぎて…HDR撮影も試みましたが、美味く撮れませんでした。

 


白樺林が美しい。広大な大地が一望でき、広々とした気分になります。白樺林を大きくすると、道路わきに放置された黄色いクレーン車が映り込むので、ワイド側で撮影。

 


吹き出し公園に向かいます。午後3時を過ぎて、羊蹄山の向こう側(右手)から斜光が差します。

 


公園内の遊歩道のトンネルをくぐると…羊蹄山の湧水が滔滔と流れて行きます。やがて尻別川に流れ込むのかな?この遊歩道は短いためか、ここに来る方はほとんどいないみたいです。今回同行した仲間も私以外誰も来ない。絵になるシーンが多いのに…。

 


時間がたつにしたがって、いくつもの筋雲が流れて行きます。カラーで撮って、赤外風モノクロにすればよかったかな、とチョイ反省。

 

☆ニセコアンヌプリスキー場周辺は…

新聞報道では、ニセコの各スキー場は、GW最終日の7日(日曜)が最終営業日とのことでした。でも、6日(土曜)に夕方訪れてみると(下の写真)…かなり山肌が露出して、コースも一部雪寄せした短い部分しか滑れないような感じです。さすがこの時間(午後5時半頃)、急速に冷え込んできて、5度を下回っているのではないかと思いました。素手でカメラを構えると手が痛くなる感じです。日中は15度以上あったのですが…


 


もうほとんどのスキー客は本土に帰国したのでしょうか、それとも寒さのため、外出しないのでしょうか…シーズン中あれ程外国人客であふれかえっていたこの通りは、人っ子一人見当たりません。

 


道道からアンヌプリスキー場に入る道の交差点付近にある建物の1Fは、どうやら外国人向けのバーのようです。電気は煌々と点いていますが、客はいないようです。

 


洋酒が並べられています。

 


交差点付近にある飲食店。右端のピザ屋さんから出てきたのは、日本人の家族のようでした。

 

う~ん、当初の思惑とは大外れでしたが、とにかく寒い。ジャケットを着用はしているものの、これほど寒いとは。早々に切り上げて、小樽に戻ることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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