紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

第20回小樽写真市展の公開審査を見てきました

2012-10-11 06:00:00 | フォトコン関係
第20回小樽写真市展の応募は、9月29日に締め切られ、10月6日(土曜)に公開審査がありました。審査は、稲穂小学校に併設されている「生涯学習センター」で午後2時から始まりました。第1部自由の部と第2部ネイチャーの部の2回に分けて行われます。審査員は日本写真家協会の石津聡先生です。1部、2部ともに、それぞれ推薦1点、特選2点、準特選2点、入選20数点を選びます。

まず1部の応募作品169点が並べられます。会場には40名ほどの応募者、主催者側関係者が来ており、審査開始前に自由に応募作品を見ることができます。


(並べられた応募作品 りきさくぞろいでめうつりがします)


(私の応募作品も3点並べられています どれかは…)


(石津先生が入選候補を含めて30-40点をまず選びます 奥のテーブルでは重複の有無を調べている)


(第1次関門を通ったかどうか心配そうに作業を見つめる応募者たち)


(1次審査を通り、2点までの重複を選別された作品が並ぶ さらにこの中から上位候補が選ばれる)


(上位候補9点を見つめる石津先生 私の作品も入っていますが…)

上位候補9点の中から推薦1点、特選2点、準特選2点が決定しました。残念ながら私の作品は洩れてしまい、入選どまりでした。そして次は第2部の審査が始まります。机の上に応募作品114点が並べられます。しばし応募者は自由に応募作品を見ることができます。おや、ネイチャーの部に構築物(橋や町の夜景など)の入った作品があります。


(画面中央に橋の写真が3枚あります 見ている人からこれはネイチャーではないよな、と言う声も…)


(1次審査を通過した作品30数点が選びだされました 私の作品も3点応募中2点が通りました)


(1次審査通過作品に見入る応募者たち)


(さらに9点の上位候補作品が選ばれました)

第1部同様に、この9点から推薦1点、特選2点、準特選2点が選ばれました。審査の最後にあたって石津先生から上位入選作品の講評等がありました。全体に年々と作品のレベルが上がってきているとの話があり、第1部から講評がありました。推薦は鹿戸氏(フォートピアメンバー)の「視線」でした。右上の男性の黒い目と、左端の女性の青い目がとても印象的です。上部にパチンコ屋の文字が見えるのが気にかかりますが、それにもましてインパクトの強い作品です。


(花園1番街のパチンコ屋のディスプレー 鹿戸氏は去年第2部で推薦を取っています)


(成沢氏の作品、特選黒いバックの中に浮き上がり、裸電球も効果的ですとの評価がありました 成沢氏もフォートピアのメンバーです)

次に第2部の講評に移ります。まず推薦は小泉さんの「氷紋」が文句なしに選ばれました。石津先生もよくこれだけ美しい氷紋が撮影できたものだと感心しておられました。次いで特選には鹿戸氏の「水滴」と私の「夜明け前」が入りました。


(小泉さんの氷紋 本人不在で撮影地等不明ですが、勝納川河口の雪捨て場で、私も撮ったことがあります)


(鹿戸氏は、このところ破竹の勢い 水滴の中の映り込みがいいと評価)


(私の作品 八雲町の国縫川ほとりで撮影手前に泣かすとサギの集団を取り込んだのがいいとのこと)


最後に私の入選した作品を紹介しておきます。

第1部・自由の部 入選「右折待ち」

(住吉神社前の歩道橋から、国道5号線の札幌方面を長時間露光したもの)


第2部・ネイチャーの部 特選「夜明け前」

(午前4時半ころの国縫川に架かる橋から撮影)

         同 入選「菜の花畑に入日薄れ♪」

(滝川市江部乙の菜の花畑に落ちる夕日を撮影)
コメント (6)
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