一期一会 ~万年筆店店主のブログ~

哲学、想いを発信している、Pen and message.店主吉宗史博のブログです。

今年もよろしくお願いいたします

2017-01-08 | お店からのお知らせ

年末年始、今年も奈良に行っていました。ホテルの部屋でほとんどを過ごしましたが、いつも歩く道沿いの好きな風景。

 

1月5日から営業しており、ご挨拶が遅れてしまいましたが、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

年末はバタバタと年を終える準備い追われ、年始は仕事はじめの混乱の中バタバタと日が過ぎてしまいました。

結局、いつでも同じように過ごしているだけで、季節感だけを感じているのかもしれません。

毎年が特別な年だと思っていますが、今年当店は10周年の年となり、特別な年にしていかなければならないと思っています。

いつも以上に当店らしい企画を出し、皆様に注目してもらえるようにしたいし、自分でも10周年の特別な年に爪痕を残したいと思っています。

だからと言って11周年の来年を惰性で過ごす残りカスのようにしたくないので、10周年はそれ以降の当店の在り方を予感させる年にしたいと思っています。

オリジナル商品や企画もなるべく出したい。
そして仕事の仕方も未来の見えるものに変えていきたい。

ある程度の目算は立つけれど何もしなければ必ず毎年取り分が減っていく、居心地の良い店という箱の中でヌクヌクと満足しているよりも、何でもいいから動いていきたい。

そんな想いはいつも抱いているけれど、今年は無理なく動いていけるような気がします。

続いて当たり前のように振舞っているかもしれないけれど、当店のような小さな店が存在し、10年続けさせていただいていることはとても恵まれていることだと思っています。

きっとこれから世の中の状況はもっと厳しくなって、様々な企業の経営は難しくなっていくと思うけれど、当店は小さい店らしく、細かく舵取りをしながら進んでいきたい。

あまり表に出にくい性質ですが、2017年も好きなことに対する情熱を持って進んでいきたいと思っています。

 

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お知らせ

2017-01-08 | お店からのお知らせ


イベント

・聞香会 1月28日(土)15時~17時

当店スタッフ森脇直樹による聞香会を開催いたします。
本格的なお香を気軽な雰囲気の中で楽しむことができる会になります。ぜひご参加下さい。

 

・5周年!FridayWorkshop「万年筆で美しい文字を書こう」9 2月3日(金) 19時~21時 

堀谷龍玄先生をお迎えして、万年筆で美しい文字を書けるよう練習し、添削してもらいます。
ツバメ縦罫ノート(N3021)と黒インクを入れた細字の万年筆を持ちください。ノートも当店で販売しています。

ペン習字教室は今回から毎回のご予約制といたします。メール(penandmessage@goo.jp)あるいは電話・FAX(078-360-1933)でお願いいたします。定員に達した場合、ご参加できない場合もございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
初めての方もぜひご参加下さい。



 お問い合わせ、参加のご希望など、当店(078-360-1933)までお願いいたします。
もちろん飛び入りの参加も、大歓迎です。

 

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「筆文葉のある生活」ブログ開設のご案内

2016-12-22 | お店からのお知らせ

当店と書きもの愛好家金治智子さんとの共同企画によるシステム手帳リフィルを中心としたブランド筆文葉の紹介、使いこなしなどをご提案するブログ「筆文葉のある生活」を開設いたしました。 https://fudemoyou.wordpress.com/

「筆文葉のある生活」はかなり独特な罫線レイアウトを採用している筆文葉リフィルの使いこなしを皆様にご提案したいということを主な目的としていますが、金治智子さんの書くこと、読むこと、考えること、整理することへの取り組みを見ていただいて、彼女の生活や人柄が垣間見られることができれば、読み物としても面白いのではないかと思っています。

なるべく頻繁に更新したいと思っておりますので、ブログ「筆文葉のある生活」にもいつもお立ち寄りいただければ、嬉しく思います。

 

私が万年筆を使い始めたのは、手帳を書くことが楽しくなるからでした。手帳を書くことを楽しむことは、仕事や生活を楽しむことにつながると自分の経験から知っていましたので、より多くの人に手帳を万年筆で書くことでより楽しんでもらいたいと思っていました。

万年筆で書くことを考えて作っている正方形サイズのオリジナルダイアリーはあって、それは自信と誇りを持って世に送り出しているけれど、システム手帳もまた盛んに使われるようにしたいと思っていました。

私たちが若い頃、(もう20年くらい前になるのだと思うとぞっとするけれど)システム手帳の全盛期でその頃のようにシステム手帳が使われるようにしたいと思いました。

時代遅れの懐古趣味ではなく、システム手帳は機能的にも使う意義のある、そしてより趣味的にも使うことができるものだと思っています。

システム手帳をまた盛り上げるには当店も何か魅力的なものを作らなければならないと思って、システム手帳本体を作ったりしましたが、やはり中身のリフィルのオリジナルのものが必要だと思いました。

お客様だった金治智子さんとはそれまでもよくお話をしていて、そのお力はよく分かっていましたので、システム手帳もリフィルを自作して使うほどの愛用者であることが分かった時、一緒に仕事したいと思いました。

一緒にシステム手帳リフィルのブランドを立ち上げようという話に乗ってくれました。

筆文葉(ふでもよう)という名前は金治さんが出してくれたアイデアで、筆=Pen 文=メッセージ 葉=リーフ=紙 すなわちPen and message.のリフィルという意味です。

金治智子さんは、自分の身の回りのこと、暮しにいつも真剣に取り組んでいて、書くことにもいつも並々ならぬ情熱を持っています。

当店だけでは、筆文葉のリフィルは作ることができなかっただろう。

だけど、筆文葉は金治智子さんという人が客観的に当店を見て、当店に合うイメージのシステム手帳リフィルを考えてくれました。

話しているうちに一番当店のことを理解しているのは金治智子さんなのではないかと、思って一緒に仕事しています。

 

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堀谷龍玄書「古筆表書きノート」 

2016-11-27 | お店からのお知らせ

店には常に話題が必要だと思っています。

いつも何かお客様に話せることがないと、その店は面白くない店だと思われてしまいます。

それは何でもよくて、極端な話近況報告でもいい。

来られるお客様全員に面白いと思ってもらえることは難しいけれど、数少なくても面白いと思って下さる方がいればその企画の意義はあったと思っています。

もう売れてしまって次のものをまた書いていただかないといけないけれど、当店でペン習字教室「万年筆で美しい文字を書こう9」を開催して下さっている堀谷龍玄先生がペン習字教室でも使用していますツバメ縦罫ノートN3021の表紙に 古い書を臨書した「古筆表書きノート」が出来上がりました。
https://www.p-n-m.net/contents/products/OG0161.html

古筆表書きノートは、堀谷先生が1冊1冊小筆、墨で書かれていて、同じものは2度と書かないという、まさに作品です。

半紙に書いた栞も2枚ついていて、このあたりのサービス精神は堀谷先生らしいと思っています。

ご希望のものがあれが、筆書きのお手本をお持ちいただければ書くという柔軟さも堀谷先生らしい。

この企画は堀谷先生が思いつかれたもので、アイデアをお話いただいた時、数少ないけれど面白いと思って下さる方が必ずいると思われる企画で、とてもいいものだと思いました。

ペン習字教室を定期的に開催している当店ならではの企画が欲しいと思っていましたので、堀谷先生のお申し出に大賛成して、ノートに書いてもらいました。

店としては恥ずかしいことだけど、堀谷先生は教室の講師も、この古筆ノートもボランティアで引き受けて下さっていて、当店の活動を応援して下さっている。

堀谷先生は、そういうことは一切口に出さないし、熱く語ることはないけれど、静かに語られる言葉や行動に気持ちの強さを感じることができる。

古筆表書きノートは、大量に売れる売れ筋商品より、当店らしいものだと自慢に思っている。

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サトウヒロシさんのPOP

2016-11-22 | お店からのお知らせ

いつも話題のある店でいたいと思っています。

と言っても私はそうつぶやくだけで、筆文葉の金治さんやSkyWindさん、堀谷龍玄先生など、周りの居る人たちが話題をいつも作ってくれていて、私は何もしていないけれど、実はそのことはとても自慢に思っている。

今回も大和出版印刷の神戸派計画の責任者川崎さんが尽力して下さり、KoNCREATノート04の表紙を描かれたサトウヒロシさん直筆のPOPが当店にやってきました。

ノートと一緒に展示していますが、これもすごい話題だと思います。

POPというよりもこれは力強い応援メッセージで、この絵を描くことを承諾して下さり、それぞれの絵を何のインクで描いたかを教えて下さったサトウヒロシさんに大いに感謝しています。

 

(1)アジサイ K04-A6N01
・パイロット 色彩雫 アジサイ
・京の音 kyonooto / 文具店TAGオリジナル万年筆インク 苔色

(2)アネモネ K04-A6N02
・Pelikan Edelstein ガーネット
・Pelikan Edelstein アメジスト
・Pelikan Edelstein オニキス
・パイロット 色彩雫 フユショウグン
・パイロット 色彩雫 キリサメ
・京の音 kyonooto / 文具店TAGオリジナル万年筆インク 苔色

(3)クリスマスリース K04-A6N03
・丸善アテナインキ 「セピア」
・Dr.ヤンセン シェイクスピア
・ プライベートリザーブ バターカップ
・セーラージェントルインク 四季彩  金木犀(きんもくせい)
・Dr.ヤンセン ミケランジェロ

(4)サンダーソニア K04-A6N04
・プライベートリザーブ バターカップ
・セーラージェントルインク 四季彩  金木犀(きんもくせい)
・京の音 kyonooto / 文具店TAGオリジナル万年筆インク 苔色
・パイロット 色彩雫 チクリン

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ペンを取り巻くもの

2016-11-13 | お店からのお知らせ

 

当店は万年筆ですが、万年筆というものだけを扱って、知らしめたいわけではなく、万年筆を中心とした様々なものをご紹介できることに喜びを感じています。

万年筆は所有して、見ているだけで幸せだけど、それで書くことのある暮らしを示すことが当店の役割だと思っています。

万年筆でいろんなものを書いてもらいたいけれど、万年筆で手帳を書くことが第1歩で、それは様々な必要に迫られるからするものかもしれないけれど、手帳を書くことは趣味になり得るとことで、好きで書いている人も多い。

当店も正方形のオリジナルダイアリーとバイブルサイズのシステム手帳リフィル筆文葉を発売していて、手帳には特に力を入れています。

これらの紙製品は革のカバーやバインダーに納めて使うことを前提としています。

先日、ル・ボナーさんが作る正方形ダイアリー用カバーと品切れしていましたカンダミサコさんのバイブルサイズシステム手帳リフィルが揃って入荷しました。正方形カバーは近日中にホームページにアップいたします。

当店はモノだけでなく、ペンを中心とした世界観のようなものを皆様に見せたいといつも思っているけれど、ル・ボナーさん、カンダミサコさんの革製品はその世界になくてはならないものになっています。

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明日(11月7日)店を空けます

2016-11-06 | お店からのお知らせ

明日(11月7日)店を空けます。

営業は通常通り11時~19時にしていて、スタッフKとスタッフMがおり、私だけ留守にしています。

オープン以来、店を空けることはほとんどなかったので、珍しいことですが、これもスタッフMが入ってくれたからできるようになったと思っています。

個人店舗の店主で、自分の持っている技術で店が成り立っているので、私がいないと店がはじまらないのは当然だけど、開店時間の間は店にいないといけないということが拘束のように思えた時期もありました。

自分の店を持ててやっていくことができているだけで幸せなことなのに、贅沢な思い上がりで、そういう勘違いを今は恥ずかしく思います。

スタッフKとスタッフMの二人なので、ペン先調整などはその場ですぐできないけれど、その他の業務は変わらずできますので、どうぞご来店下さい。

今年1月の代官山蔦屋書店でのイベント以来、やはり外にたまには出て行かないといけないと思いました。

今回は直接その用事ではなく、その準備のために動いていて、大先輩を訪ねてきます。

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SkyWind Exhibition vol.2 開催いたします 10/27(木)~11/10(木)

2016-10-18 | お店からのお知らせ

いよいよSkyWindさんのイベントが来週に迫りました。

イベントでは今販売していますポストカード、カレンダー、みつろう引きブックカバーの他に、ポストカード、カレンダーになっている写真作品の額装の販売もいたします。

そして何より、SkyWindさんがイベント期間中の木曜日(10/27,11/3,11/10)に在店されます。作家さん本人と会うことができるということが特別なことだと思っています。

10/27(木)のイベント初日には、みつろう引きブックカバーの文庫本サイズを作るというワークショップも2名様限定で開催いたします。

ワークショップに参加ご希望の方は、当店にご連絡下さい。(電話078-360-1933、メールpenandmessage@goo.jp)

 

SkyWindさんの写真作品を私は気に入っていて、少し懐かしく、胸の奥が痛くなるような世界観が自分の感性に近く、自分のもののように大切に思っています。

どうぞ、SkyWindさんのイベント「SkyWind Exhibition vol.2」にご来店下さい。

 

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セーラー創業105周年記念万年筆 瑞青

2016-10-09 | お店からのお知らせ

今年セーラー万年筆が創業105周年を迎えていて、記念万年筆瑞青を発売しています。

ホームページには載せることができていないけれど、当店にも入荷しています。(現在在庫Mのみ)

瑞青は明け方の空の色のような美しい青色を含んだエボナイトをボディに使って、独特の五角形の形状に仕上げた万年筆です。

パチンと閉める勘合式キャップは尻軸に差さらず、そのボディが長くなっています。

100周年記念万年筆島桑もそうでしたが、セーラーはたとえ創業記念万年筆であろうと常に書くことをまず意識した万年筆を発売してくるところに好感を持っています。

創業記念だからこそ、セーラーの哲学における書くことにおいて最高のペンを発売してくるのかもしれない。

ボディが長いのはキャップを尻軸に差さなくても、長さ、重さを稼ぐことができるからで、尻軸にキャップが差してバランスを取るよりも、差さずにバランスを取ったほうが安定していて、快適に筆記できます。

重量は全体で42.3g、コンバーターを含めたボディだけで31.8gで、ボディだけで理想の重さ30gを目指したことがうかがえます。
ちなみにコンバーターを外して、カートリッジインクにしたらちょうど30gになり、カートリッジインクをイメージして開発したのではないかと思い、大変面白いと思いました。

ちなみに100周年島桑も瑞青もキャップをした全長が全く同じ162mmで、これに何か意味があるのか読み解けていないけれど、きっと理由があるのだと思います。

勘合式のキャップは、キャップとボディのエボナイトの柄を合わせられるようにという配慮と、ネジ山が手に当たって書くことの意識を阻害しないようにという意図があるのだと思っています。

五角形のボディ形状は、105周年の5にひっかけたのかもしれないけれど、五角形の底辺が手に乗ることでペンが安定するということか。

創業記念の限定品というと派手なものをイメージしてしまいますが、セーラーは5がつく周年モデルは書くことや機能を意識した意欲作を発表してきた。

今回の瑞青は書くことのバランスを追究した万年筆になっています。

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SkyWind exhibition vol.2 10/27(木)~11/10(木)

2016-10-02 | お店からのお知らせ

なかなか上手くいかないけれど、いつも雰囲気や世界観を伝えたいと思っています。

このブログやホームページを読んだり、店に来て下さったりした時に感じ取って、心を動かすものが世界観だと思っています。

同じ、モノを売るなら当店だけの世界観を示しながら、独特の雰囲気を感じ取ってもらってそのモノを手に入れていただきたい。

当店はそんな店でありたいといつも思っています。

メーカーが作って、市販されているものはどこででも手に入れることができるけれど、雰囲気を感じながら手に入れるとそれも思い出になるのではないか。

Pen and message.という店の名前にはそんな想いを込めています。

雰囲気とか世界観とか、つかみどころがなく切り取って売れるものではないけれど、商売人が口にする言葉ではないのかもしれないけれど、そんなものを大切にして、表現していきたいと思っている。


SkyWindさんのイベントを10月27日(木)~11月10日(木)に開催いたします。

SkyWindさんに出会って10数年が経つけれど、はじめからご自分の型を持っているすごい人だと思って、まぶしく見ていました。

写真作品をポストカードにして製作し始めた時も、自然の成り行きのように思えて、SkyWindさんらしいと思いました。

SkyWindさんの作品は当店でしか扱っていなくて、それをとても自慢に思っている。

いつも買って下さるお客様がおられて、ファンがついているけれど、もっとこの世界観を広めるのは当店の役割で、それができていないことに申し訳なく思っている。

売っているものはポストカードとミツロウ引きのブックカバーで、モノで言うとそれまでだけど、それらの作品にはSkyWindさんが心動かされた風景やモノが写されていて、世界観が表現されている。
そして、それを観て私達もまた心動かされる。

期間中の木曜日10月27日、11月3日、10日にSkyWindさんが在店して下さいますので、どうぞご来店下さい。SkyWindさんの世界観を示して、それに浸ってもらえるイベントにしたいと思っています。

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