2017-12-10 11:01:20
○ 『猿叫』 薩摩示現流
- 07/11/22 12:05
- ♪PFK ASAP NEWS
- 『キェ――イ』
耳の中で強烈に響く大音声。
この薩軍の東郷氏と至近距離で立ち合ったら、この声でまず押しつぶされる。
さらに、一瞬の間もない袈裟懸けにあって、右肩から左足の鼠径部まで斬られ身体が2つになり、絶命だ。
新撰組の近藤勇がいう。
「示現流と立ち合うとき、まず、初太刀をはずせ」だ。
東郷重位(ちゅうい)関ケ原時代の人(1561~1643) の末裔、東郷重得さんは言う。
「そうですね。それが常識です。示現流には防御がありません。一の太刀をはずされれば、斬られるだけです。しかし、はずしませんよ」
この伝統は前の戦争の、海軍の零戦に引き継ぎのかなぁ。
東郷重位は、183センチ80キロの当時では大男で、同時期に宮本武蔵、柳生宗矩がいた。
「剣の極意はと聞かれた武蔵は『見切ることだ』と弟子に答えている。相手の技量を見切って、勝てると思わなければ戦わない。武蔵は64度の対戦に全部勝った。重位も果たし合いなど64度勝ってやはり負けていない。
宮本武蔵は熊本にいておそらく重位のことは耳に入っている。立ち合っていないのは、武蔵は見切ったんでしょう、重位は強いと」
薩摩言葉 1つ
「たちんこんめ」
意味は、こんめ:来る前に たち: 太刀
「太刀が来る前に」→→
「素早く物事をやる」
この「こんめ」は応用できる。
「先生んこんめ」
「上司んこんめ」
「女房んこんめ」
の後に
「定年んこんめ」
「ボケんこんめ」
と続いてゆく。
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