幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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感動の実話・中島啓江さん「わたしから ありがとう」和顔愛語

2009-08-18 | その他

子どもの頃、ひどいイジメにあっていた

歌手の中島啓江(なかじまけいこ)さん。

小学生のとき、転校する日におかあさんから、
クラスメート全員分のノートと鉛筆セットを
渡されて、こう言われたそうです。

「笑顔で
 ひとりひとりに
 ありがとう
 と言って渡しなさい」


これだけなら、まあ、なんでもないことといえば、
なんでもないことかも知れません。
しかし、中島さんは、いじめにあっていたのです。
いじめっ子にはもちろん、イジメを見て見ぬフリを
していたクラスメイトに対し「ありがとう」という心は
全くなかったのです。

でも、中島さんは、葛藤の末、大好きなおかあさんの言葉
に従いました。


勇気を出して、相手の眼を見て、笑顔で「ありがとう」と言って
ノートと鉛筆を渡しました。

すると受け取った子から
「ありがとう。がんばってね」と言葉が返ってきました。

「ありがとう」
「ありがとう」

そう言ってノートと鉛筆を渡すたびに

「ありがとう、手紙ちょうだいね」
「ありがとう、また会いたいね」

と言葉が返ってくる。

中島さんは
段々嬉しくなって
段々元気になってきました。

そして、、、、
一番最後に、いじめっこの前に立ちました。
その子の眼を見て、笑顔で

「ありがとう」
そういって、鉛筆とノートを渡しました。
すると、、、、、

「ごめんね」

とポロリ。



その時に中島さんは「ありがとう」の言葉の力を知ったのです。

悲しかっただけの日々が
「ありがとう」の言葉によって、生涯の宝と変わったのでした。

そして、この逸話が絵本になっています。



この話を知って胸が熱くなりました。
すばらしいと思いました。

一言の素晴らしさ、
感謝の言葉の美しさ

理想は“心から”だけども、形から入ることだってあります。
優しい言葉を使うことによって、心も優しくなるものです。

韓国に

「いく言葉が美しければ、かえる言葉も美しい」

ということわざがあるそうです。

仏教には

「和顔愛語」
(やさしい笑顔とやさしい言葉)

という素晴らしい言葉があります。(大無量寿経)


「呼べば呼ぶ呼ばねば呼ばぬ山彦ぞ
  まず笑顔せよみな笑顔する」


は、高森顕徹先生から教えていただいたお歌。


ちなみに「ありがとう」は、21世紀に残したい言葉NO.1に
選ばれています。


今日も、笑顔で、ありがとう、がいいですね(^o^)/










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