パル便り goo

趣味の披露および日常生活の客観的自己観察等々

アカデミー賞

2016年03月02日 | イベント

毎年の中での、パルの割と大きなイベントの一つがアカデミー賞授賞式なのです。
今年も予想を立てていたうちのいくつかの賞が当たり、いくつかの賞は意外(?)な結果に。
ちなみに今年パルが、えっ!って思ったのが「マッドマックス」の圧倒的な受賞数。
衣装デザイン、美術、メイク・スタイリング、編集、音響効果、録音。なんとこれだけの賞を「マッドマックス」がとった。
実はパルは夫クンとこの映画観てるんだよね。だけど途中で鑑賞に堪え切れずリタイアしたといういわくつきの映画。
そもそも映像が前衛的、過激。流血シーン、暴力シーンありで、ストーリー性が希薄なわりに(パルにはそう思えた)そういうパルの生理的に苦手なほうが際立っちゃって。苦手なんだよね。特に流血・スプラッターが。
でも夫クンの評価は結構高かった。彼は映画通だから。視覚・聴覚系はおろか、作品賞も行けるのではと言っていた。作品賞は取れなかったけど夫クンの予想かなりいい線いった。
パルはアカデミー会員は、芸術的・文学的な香りのするいわゆるクラッシックが好きな傾向があり、「マッドマックス」みたいな超前衛・過激なのとは対極的な嗜好を堅持しているから評価は低いと思っていたので、ほんと、意外だった。

「レヴェナント」良かったね。TV番組「ハリウッド・エクスプレス」の映画紹介で初めて観たときに、ぶわっ!レィカプリオ様、寒そっ!相当耐えたな、鍛えたな、って衝撃的だった。

作品、監督、各俳優賞(助演、主演)や歌曲、作曲、脚本、脚色などのメジャーな賞のほかにも、今回知った、科学技術賞、割とマイナーな長・短ドキュメンタリー、短編実写、外国語映画なんてのもある。

今回の授賞式は俳優部門の黒人候補者が2年連続でいなかったことでスパイク・リー監督が抗議のボイコットしたこともあってか、司会やプレゼンターは黒人を多く起用してたね。各自マイノリティーの立場から、公平な受賞の機会、役を与えられる機会、などを主張してた。

外国の俳優さんたちって、仕事そのものはもちろんだけど、社会的貢献ってのが結構評価の対象にされるんだよね。レィカプリオ様も自然保護に精力的だし。アンジェリーナ・ジョリーは難民問題とか、ジョージ・クルーニーもなんかやってるし、モーガン・フリーマンは今回の大統領候補者選でヒラリー・クリントンの応援プロモーション・ビデオに出演してた。他にも多数の俳優さんが社会的貢献してるの知ってる。
そこが日本と違うかな。