『GANTZ PERFECT ANSWER』観たよ

ネタバレ注意！

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ご存知、『 GANTZ 』の続編。前回の謎解き。
なんて哀しい、とこの映画を観て思ったのはパルだけであろうか。同じような感覚を持ってラストシーンが蘇るのは、
四半世紀も前の映画『時をかける少女』（原田知世のデビュー作）、

これも古いが『シザー・ハンズ』（パルの好きなジョニー・デップ主演だよ。ゴテ化粧で誰かわかんないかも）

あたりか。

だけど『インセプション』や『トロン　レガシー』みたいにわけのわからない世界に連れて行かれそのまま置き去りにされた、みたいな感じは無かった、シチュエーションは似てるけど。ちゃんとオチが解る。

この間観た『 GANTZ 』で、摩訶不思議なGANTZワールドに連れて行かれたままで、さ迷ってたのが戻ってこられた。

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戻ってこられない人もいた。

恋人同士が異次元に別離してしまった。哀しい。違う世界に好きな人が行ってしまってその存在が未来永劫同じ次元に無いって。だけどその記憶が互いの中に残ってるって。
記憶のかけらも残さない選択肢もあったはず。

パルだったらどうかな、異次元に行くほうだったら少し残すかも。記憶は即ち、追って来る可能性に繋がるから。残るほうだったら消しといて欲しい、かな。

実は夢の中でパルはこの続きを見た。同じ世界へ行くのよ、たえちゃんが。クロノに会いに。オリジナルのコミックのほうはもう終わってるっていうから、どういう終わり方したのか、映画はコミックと同じなのか、知らないけれど。その続きを見た。パルはときどきこういうことする、夢の中で。高校生のころは、解けない数学の問題を解いたり、とかね。

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弘前への花見は結局飛行機を押さえた。

青森は開花宣言が出たので、早く行きたいところだが、行くのはあと10日ほど先。肌寒い日も結構あるから、なんとかいいところ見たいな。桜祭り開催期間が恒例より3日伸びたくらいだから。

支援消費

被災地への義捐金やチャリティーオークションへの手持ち着物の出品によって、パルは復興支援に参加しているつもりだった。が、ここにきてふと周りを見る。誰も彼もが自粛ムードである。お花見も自粛、買い控えも当然、の生活スタイルが定着。
そういえばパルは震災後人と会食をしていない。
世の中全体的にどうしても消費が冷え込んじゃっている。以前からの消費冷えに拍車がかかった。
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岩手の蔵元さんがユーチューブで被災地からのお願いとして、
「被災地を気遣っての自粛の気持ちはありがたいが、このままでは経済的な二次被害を受けてしまう。被災地以外の方は普通に生活し、経済活動をすること（例えばお花見をし、飲み食いする）が中長期的に被災地の支援につながる。日本酒には人を元気にする力がある。東北の地酒を飲んで、みなぎった力を被災地に送って欲しい」
というメッセージを発信している。これにお墨付きを得てというわけではないが、東北新幹線が全線復旧できたら、年初に予定を立てていた青森の弘前にお花見にパルたち夫妻は出掛けることにした。足の確保が未定ということ、こんなときに被災地を通って、という遠慮があった。　　　　　　

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できる人は、そろそろ震災前の普段どおりの生活に戻したほうがいいかもしれない。
消費を維持して経済の活性化に一役買うのも被災地の復興の為には、効果的かもしれない。　　　　　　　　　　
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今読んでいる林真理子の小説にエルメスのバーキンが出てきた。
『一度だけ夫の学校の運動会を見に行ったことがある。名門校の父母たちは、運動会だからといって手を抜かない。カジュアルな服装に身を包んでいたが、高価なものだと一目でわかる。お弁当を入れたブランドもののトートバッグに合わせて持っているのはバーキンであった…。』

バーキンと言えば贅沢の極みみたいな代物。価格は100万円を超えると思う。
パルの価値観には登場してこないブランドだ。
しかし…そうだ！お気に入りのヴィトンを買うのはどうであろう。これまでもこつこつと、バッグや財布、ステーショナリー、など最小限の範囲で都度揃えてきた。今だからこそ、震災前の凡々とした日常生活ではリストに入っていなかった品を思い切って足すのだ。
そしてパルはネットで、モノグラムラインのマルチカラー・ノアール（黒のほうね）の‘アルマ’の値段を調べてみる。……
ダメだ、やはり買えん！
経済効果に貢献する以前の問題で、である。