落雀の候の使い方
便りの末尾に 『それではまだまだ落雀の候に付、ご自愛ください。』とありましたが、やはり落雀の候は盛夏真っ最中とか、真夏の猛暑真っ只中の時期に使用するのが適当であり、暦上の立秋過ぎには、‘残暑厳しき折柄'としたためるべきでは?と思われます。
老婆心ながらひと言…。
それに、『それではまだまだ落雀の候に付…』体を大事にというのも変じゃないかな。
‘まだまだ落雀の猛暑続くと思われますので、くれぐれもご自愛のほどを…といった具合に。
そう、パルは先日残暑見舞いを実家の両親宛て、出したのです。そのときに、覚えたばかりの‘落雀の候’を使いたくて使いたくて…。
でもさすがはパルの父、元教師/歌人、だけのことはあるね。すっごいアカデミック。素敵!