Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

BBC Sherlock In Art (2) (シャーロック・カンバーバッチ)

2012-09-22 16:49:12 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


『シャーロック』が止まりません。


ファン達が制作したシャーロック・ストーリー。
これ、泣けました。わ~ん(泣)



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ねえ、・・・

僕はまだ、君のためにもティ-を入れているんだよ


それから、気付くんだ

これを飲む君は、もういないんだって




今年のクリスマスも、僕は君を待っていた


何でもない顔で帰ってくるのを

新しい事件のことを興奮気味に話しながらね


でも

君は現れなかった




君はもう二度と戻ってこないのだな


そして、また僕はここに来ている

まだ君を待ち続けている








また悪夢が戻ってきた

以前とは違う悪夢だ



僕は夜中にしょっちゅう目が覚めるんだ

そして、君がどこへ行ってしまったのかを忘れている


だから君にメールしてみる


大丈夫か?  JW



でも君から返事が来ることは決してない


君の壊れてしまった携帯は、いつも僕の隣に転がっているからだ










多分君は、僕がどこでこの携帯を見つけたのか、不思議に思っているだろうね

いや、そんなことは君なら分かっているか・・・



僕はバーツの屋上へ行ってみた
あの後、すぐに、だ。

君が・・・その・・・分かるだろう・・・



そこには血の跡が残っていた

あそこで、何が起こったのか、未だに僕は分からない

だけど、そこには君の携帯があった

生前、君が最後に触れた携帯が




この、いまいましい屋上でだ


僕は覚悟が出来ていた

どんな感覚なのかを知りたい、と思った


君が見たものを、僕も見たい、と思った


僕は君の後を追おうと、覚悟していた・・・








君の後を

いつものように


ちょうど君の影のように


ただ、君のそばに・・・




だから僕は君の傍に立ってみた

下を見下ろしてみた

君が見下ろしたのと同じように




そして、また僕はここに来た

僕は思う



兵士としての勇気だけでは、まだ足りないのだな、と

君の後を追うには、今日のところはまだ、足りないようだ










結局、君が行ってしまってから、僕が出来た、たったひとつのことといえば

君の携帯を持ち続けることだけだった

今も持ち続けているよ

君を傍に感じていたくてね




僕は今、灰色の世界で生きている

現実の世界ではないんだ



僕にはどうすることも出来ない

僕にはどうすることも出来ないんだ






でも君は僕の泣き言なんか、聞きたくないよね

今日はもう、これでいい・・・



また、会いにくるよ










・・・・・・・

・・・・・・・





あれから、しばらく経ったな・・・


ところで君、具合がずい分悪そうだね


そんな風に、ずっと生き続ける訳にはいかないだろう



(JUSTONELASTTRICK)


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そして、その感動的な瞬間がやってくる・・・・



Sherlock - Waited Long Enough




Comments (2)
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