今日が、今年最後のお仕事でした。明日から冬休み。
教材の下調べ、プリント作り、などは休み中の仕事なんですけど
一応、解放感で満ちてます。さあ、明日から掃除だ。。。
ところで今夜、Chelsea TVでモウリーニョ監督の
ロング・インタヴューを見ることが出来ました。
ジーンズ姿のモウリーニョさん、畏まった面持ちでしたが
話は滑らかで、理論的で、記憶力抜群で、頭の回転が速い、という印象。
ポルトガル語なら、もっと滑らかな話しぶりなのでしょうね。
バラック選手関連の箇所だけ、書き出しておくことにします。
聞き手は、お馴染みのNeil Barnett氏。
バ: レフェリーがチェルシーに対して、わざと不利な判定を
している、と感じたことは?
モ: 正直言って、これまで何度もあります。
ホームで選手がゴールを決めた後、少し喜んだだけで、イエローカードを
もらった時(バラックさんのことです)、M. バラックが退場になり
相手選手が退場にならなかった時、レディング戦での出来事、
シェフィールド・ユナイテッド戦のファウル、トッテナム戦でも
不利な判定がありました。一回だけでなく、何度もありました。
このため、もしハケットと連絡がとれるのであれば、この件について
是非、話し合いたいと思いました。レフェリーを批判するより
フットボール界にとって、ためになりますからね。
バ: まだ彼に会いたいですか?
モ: 彼にはそのうち、会えると思ってます。もしかしたら、一対一ではなく
シーズン開幕前に会った時のように、大勢の人と一緒に会うことに
なるかもしれません。大事なのは、形に関係なく、共通の目的を
達成するために、コミニュケーションをとることです。
マスコミを通してレフェリーを批判することや、聴聞会を開くことよりも
話し合いを行うことの方が、建設的で意味があります。
我々は何度もレフェリーの判定ミスの犠牲になってきましたが、
レフェリーの仕事が難しい、ということを理解しているので
彼らを責めようとは思っていません。
バ: 90年代半ばから、チームはUEFAの大会で勝つためには、リーグ戦とは違う
戦い方をしなければならない、と言われています。リーグ戦で格下の
チームと戦うのと、バルセロナ戦では、何を変えるべきなのですか?
モ: 考え方です。相手によって試合に対する考え方を変えるのは、私にとって
ごく当然のことです。イングランドのフットボールは、とても激しい
のですが、フェアプレーが尊重されています。しかしヨーロッパの
大会では、イングランドのレフェリーもいれば、ポルトガルのレフェリーも
います。彼らの考え方は違いますが、我々はその状況に慣れなければ
なりません。それが現実であり、我々はそれに慣れる必要があります。
チームがヨーロッパの舞台で成功するためには、異なる考え方を持つ
レフェリーに上手く対応できる、柔軟な考え方を持たなければならない
のです。
バ: ホームでのバルセロナ戦ではチェルシーが誇る、自慢の4人の
ミッド・フィールダー(マケレレ、ランパード、エッシェン、
バラック)を起用しました。彼らのこれまでのプレーは
いかがですか?
モ: 私はこれまで、どのシステムにも良い点と悪い点がある、と言い続けて
きました。しかし、この4人は中盤に入った時は、たまに完璧な
フットボールが出来るシステムが形勢される、と思います。
守備がコンパクトになり、安定することで、相手からボールを奪い易く
なり、その結果、ボール支配率で相手を上回ることが出来ます。
この4人は経験が豊富ですし、相手選手に当たり負けしない強さが
あります。それに彼らは決定力も持っています。
マケレレはあまり得点しませんが、トッテナム戦では見事なシュートを
決めました。この4人が組んだ場合、サイド攻撃の回数は減りますが
中盤を支配できるので、ほぼ完璧な形でプレーできます。
バ: アウェイでのバルセロナ戦でも、この4人が機能しました。昨シーズン
チャンピオンズ・リーグで不本意な結果に終わったことが原因で、中盤に
厚みをもたせることにしたのですか?
モ: 昨シーズンのチャンピオンズ・リーグは特別だった、と思います。
ホームでのバルセロナ戦は特別な試合でしたが、我々はあの試合で
退場者を出してしまい、試合を落としてしまいました。それが結果的に
敗退するキッカケになってしまったのです。
私は時々、このように思います。チームのシステム、スターティング・
メンバーは監督の判断ではなく、選手のプレーによって決まる、と。
現在のチェルシーでは、マケレレ、エッシェン、ランパード、バラックは
とても良いプレーをしているので、誰も外すことは出来ません。全員を
一緒に起用するしかないのです。
もし今から2ヶ月経った時、J.コール、SWP、ロッベンがいいプレーを
続けていたら、私は今のシステムを変更して、二人のウィングを起用する
でしょうね。
教材の下調べ、プリント作り、などは休み中の仕事なんですけど
一応、解放感で満ちてます。さあ、明日から掃除だ。。。
ところで今夜、Chelsea TVでモウリーニョ監督の
ロング・インタヴューを見ることが出来ました。
ジーンズ姿のモウリーニョさん、畏まった面持ちでしたが
話は滑らかで、理論的で、記憶力抜群で、頭の回転が速い、という印象。
ポルトガル語なら、もっと滑らかな話しぶりなのでしょうね。
バラック選手関連の箇所だけ、書き出しておくことにします。
聞き手は、お馴染みのNeil Barnett氏。
バ: レフェリーがチェルシーに対して、わざと不利な判定を
している、と感じたことは?
モ: 正直言って、これまで何度もあります。
ホームで選手がゴールを決めた後、少し喜んだだけで、イエローカードを
もらった時(バラックさんのことです)、M. バラックが退場になり
相手選手が退場にならなかった時、レディング戦での出来事、
シェフィールド・ユナイテッド戦のファウル、トッテナム戦でも
不利な判定がありました。一回だけでなく、何度もありました。
このため、もしハケットと連絡がとれるのであれば、この件について
是非、話し合いたいと思いました。レフェリーを批判するより
フットボール界にとって、ためになりますからね。
バ: まだ彼に会いたいですか?
モ: 彼にはそのうち、会えると思ってます。もしかしたら、一対一ではなく
シーズン開幕前に会った時のように、大勢の人と一緒に会うことに
なるかもしれません。大事なのは、形に関係なく、共通の目的を
達成するために、コミニュケーションをとることです。
マスコミを通してレフェリーを批判することや、聴聞会を開くことよりも
話し合いを行うことの方が、建設的で意味があります。
我々は何度もレフェリーの判定ミスの犠牲になってきましたが、
レフェリーの仕事が難しい、ということを理解しているので
彼らを責めようとは思っていません。
バ: 90年代半ばから、チームはUEFAの大会で勝つためには、リーグ戦とは違う
戦い方をしなければならない、と言われています。リーグ戦で格下の
チームと戦うのと、バルセロナ戦では、何を変えるべきなのですか?
モ: 考え方です。相手によって試合に対する考え方を変えるのは、私にとって
ごく当然のことです。イングランドのフットボールは、とても激しい
のですが、フェアプレーが尊重されています。しかしヨーロッパの
大会では、イングランドのレフェリーもいれば、ポルトガルのレフェリーも
います。彼らの考え方は違いますが、我々はその状況に慣れなければ
なりません。それが現実であり、我々はそれに慣れる必要があります。
チームがヨーロッパの舞台で成功するためには、異なる考え方を持つ
レフェリーに上手く対応できる、柔軟な考え方を持たなければならない
のです。
バ: ホームでのバルセロナ戦ではチェルシーが誇る、自慢の4人の
ミッド・フィールダー(マケレレ、ランパード、エッシェン、
バラック)を起用しました。彼らのこれまでのプレーは
いかがですか?
モ: 私はこれまで、どのシステムにも良い点と悪い点がある、と言い続けて
きました。しかし、この4人は中盤に入った時は、たまに完璧な
フットボールが出来るシステムが形勢される、と思います。
守備がコンパクトになり、安定することで、相手からボールを奪い易く
なり、その結果、ボール支配率で相手を上回ることが出来ます。
この4人は経験が豊富ですし、相手選手に当たり負けしない強さが
あります。それに彼らは決定力も持っています。
マケレレはあまり得点しませんが、トッテナム戦では見事なシュートを
決めました。この4人が組んだ場合、サイド攻撃の回数は減りますが
中盤を支配できるので、ほぼ完璧な形でプレーできます。
バ: アウェイでのバルセロナ戦でも、この4人が機能しました。昨シーズン
チャンピオンズ・リーグで不本意な結果に終わったことが原因で、中盤に
厚みをもたせることにしたのですか?
モ: 昨シーズンのチャンピオンズ・リーグは特別だった、と思います。
ホームでのバルセロナ戦は特別な試合でしたが、我々はあの試合で
退場者を出してしまい、試合を落としてしまいました。それが結果的に
敗退するキッカケになってしまったのです。
私は時々、このように思います。チームのシステム、スターティング・
メンバーは監督の判断ではなく、選手のプレーによって決まる、と。
現在のチェルシーでは、マケレレ、エッシェン、ランパード、バラックは
とても良いプレーをしているので、誰も外すことは出来ません。全員を
一緒に起用するしかないのです。
もし今から2ヶ月経った時、J.コール、SWP、ロッベンがいいプレーを
続けていたら、私は今のシステムを変更して、二人のウィングを起用する
でしょうね。