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WCブラジル大会ドイツ代表試合のその他の試合についてはこちらのブログに載せてあります。)
You can see the reports on other games by German National Team in 2014 World Cup Brazil by checking
here.
ドイツは2014年FIFAワールドカップ・ブラジル大会で、24年ぶり4度目の優勝を果たしました!!
思い起こせば過去の大会で・・・
(gif出典:prettymuch-dead-alreadyさん)
グロッソのシュートがゴール左上に突き刺さり、
デルピエロにも追加点を許し、夢を絶たれた2006年ドイツW杯準決勝
素晴らしい攻防を繰り広げたけど、
プジョルのヘッドで夢砕かれた2010年南アフリカ杯準決勝
そんな悔しい経験を糧に臨んだ2014年ブラジルW杯
延長後半、ゲッツェの目の覚めるようなゴール決まって
ついについに、24年ぶりのワールドカップ・トロフィーを手に入れました!
世界チャンピオンです!!!
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新しい歴史を刻んだ試合の記録を、こちらに残したいです。
会場はリオデジャネイロにあるマラカナン・スタジアム。
警察の厳重な警備の中、試合開始を待っていました。
決勝戦が行われるリオデジャネイロには、隣国アルゼンチンから10万人を超える人達が応援に押し寄せた、とのこと。
観戦に訪れたセレブ達。
首脳達も。プーチンとメルケルさん。
ドイツのスターティング・イレブン
ノイアー、フンメルス、クロース、クローゼ、ボアテング
クラマー、ラーム、へヴェデス、ミュラー、シュヴァインシュタイガー、エジル
(先発予定だったケディラは、直前の練習で脹脛に違和感を感じたため、
自ら交代を申し出て決勝戦を欠場。
サミ、ブラジル戦があんなに良かったのに残念です。)
ピッチの上には、ものすごい数の報道カメラマン達が。
対するアルゼンチンのスターティング・イレブン
ロホ、デミチェリス ガラィ ロメロ、 マスケラーノ
イグアイン、ペレス、 メッシ、ビリア、ザバレタ、ラべッシ
W杯3大会目となるキャプテン、メッシ中心のチーム。
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ライブ・コメンタりー風に試合を追いかけます。
この試合のレフェリーは、イタリア人のニコラ・リッツオーリさん(イケメン!)
アルゼンチンの試合のレフェリーを務めるのは、このブラジル大会なんと3試合目。
ということは今大会リッツオーリさんが笛をふいた試合で
アルゼンチンは負けなしだった!
2:00 ロホに倒されたミュラーがFKを得た。
6人ほども集まって、どんなトリックにするか相談中?
なんだか時間がかかっていた。
4:00 イグアイン、カウンターからのシュート。
『メッシも少しディフェンスもしている。両チームとも良い立ち上がりだ (岡田さん)』
8:00 フンメルスとメッシの駆け比べ。マッツ負けません!
13:00 クローゼ、ガライのファウルを受け、FKを得ました。
17:00 クラマーがアルゼンチン選手の肩を顔面に当てられ倒れる。
軽い脳震盪?でしょうか?
20:00 イグアイン、オフサイド気味だったけどビッグチャンス。
でも左へ外してしまい・・・頭を抱えてるマスケラーノ
28:00 シュヴァ、ラベッシを倒して黄色カードもらってしまう。
29:00 イグアインのゴール決まったか、に見えたらオフサイド。
ふー(安堵)・・・
30:00 クラマ―は先程の衝突の影響か、シュールレと交代です。
意識が朦朧としている様子が痛々しいです。
33:00 へヴェデスも、ザバレタを倒してしまい黄色カードが出てしまいました。
36:00 べヴェデス→シュールレの鋭いシュートはエジルの背中に当たって逸れた。
『集中力が伝わる決勝戦だ。非常に密度が濃い。
ドイツは代表中11人が2010年W杯に出た経験者。年齢的なバランスがとても良い。
W杯経験者が多い国が、勝ち進んでいる。 (岡田さん)』
39:00 ボアテングのすごいセーブ
40:00 ミュラーがエキサイト。戦う男、ミュラー。
44:00 ミュラーのクロス→クローゼのヘッドには届かず→クローゼ小さく拍手^^
45:00 ビッグチャンス!!
クロースのCK→へヴェデスのヘッドがゴールポストに当たって跳ね返り、ロメロがキャッチ。
惜しい!!!
前半終了
『嬉しいですね、こんな決勝戦を見ることができて。(岡田さん)』
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後半ラベッシに代わってアグエロが投入された。
46:00 メッシにビッグチャンス。
ビリア→メッシのゴールは右へ外れた。(ホッ安堵)
56:00 アルゼンチン、イグアインにチャンス。
ノイアーのリスクをかけたパンチングがこれを防ぐ。
これは・・・何という、は、迫力・・・
63:00 クローゼにファウルのマスケラーノに黄色カード。
64:00 シュヴァを倒してしまったアグエロにも黄色カード。
88:00 クローゼが万雷の拍手に送られて、ゲッツェと交代となりました。
交代の時、『お前なら点を取れる。』とゲッツェに囁いたらしい。
グッとくる話です(泣)
ゲッツェ、力をもらったよね。
ロスタイムの3分間にも激しい攻防があり・・・延長戦へ。
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栄養剤を摂るシュールレ、ゲッツェ達。
エジルはトレーナーに足のマッサージを受けている。
円陣を組むドイツチーム。輪の中ではレーヴ、ラーム、シュヴァが皆を鼓舞しているようだ。
アルゼンチンチームも円陣組んで、中で監督が檄を飛ばしている様子。
輪の外にいるメッシは話を聞いていないみたいで、途中から離れて歩いて行っちゃう。
コイントスの時の二人のキャプテン。
メッシは終始不機嫌そう。
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延長戦が始まりました。
開始早々、ゲッツェ→シュールレのシュート!はロメロの正面。
2:00 アグエロのシュートは右へ外れた。
『すごい、という言葉しか出てこないな、この試合。 -(岡田さん)』
6:00 フンメルスの足がもう動かずピンチを迎えるけど、パラシオの浮かしたシュートは外れた。
ふー・・・(安堵)
ノイアーの圧力が大きかった?
シュヴァ、足が攣っているのか苦しそう。
『ドイツのDF、相当疲れている。 - (岡田さん)』
でもラームは元気で、動きが衰えない。
15:00 パラシオの足がラームの足に接触、倒れるラーム。
延長前半終了
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休憩中の選手達はチューブ入り栄養剤のようなものを飲んでいる。
エジルを抱えるレーヴ。何を話したのだろう。
ボアテングは足のマッサージを受けている。
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16:00 シュヴァにマスケラーノとビリアの二人がチェック。ファウルに。
19:00 アグエロと激しく接触したシュヴァは右頬を切ってしまいピッチの外へ。
20:00 今度はミュラーとデミチェリスが接触。
『途中交代のゲッツェが働けていない。 - (岡田さん)』
22:00 シュールレ左サイドをドリブルで上がり、ゲッツェへクロス。
ゲッツェ、胸トラップから見事なシュート。
試合が動きました。ドイツ、ゴールで1-0に!!!
スタジアムはドイツのサポーター達の応援で揺れる、揺れる。
『何もしていなかったゲッツェだけど、分からないものだなぁ - (岡田さん)』
29:00 エジルがメルテさんと交代。
アディショナルタイムは2分。
メッシのドリブルをチェックするシュヴァ、懸命のプレー。
FKを得たメッシのとなりで立ち上がれないシュヴァ。
メッシのFKは右上へ大きく外れていった。
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タイム・アップ・・・・・
優勝の瞬間。
ピッチに倒れるアグェロ。
レーヴは万歳。
笑顔のメルケルさん。
プレーヤー達はフンメルスを下に団子状態に
ノイアー、ゲッツェ、ムスタフィのハグ
クローゼ双子ちゃんたちをハグ
レーヴとポルディのハグ
ゲッツェの頬をビンタするミュラー
ケータイで何やら報告しているマテウス
レーヴとノイアー、ポルディJrの笑顔交換
シュールレとクローゼのハグ
ノイアーとスタッフ
ボアテングとミュラーとクローゼ
シュヴァとゲッツェとフンメルスとメルテとビアホフ
シュヴァとクローゼのハグ
エジルとメルテ
サベーラとレーヴのハグ
いつまでも見ていたい光景でした。
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大会の話題をさらった?!(笑)ミュラーのウィンク特集と・・・
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最後に帰国後ベルリンで行われた凱旋パレードの弾けた様子を貼っておきたいです!!
ヴァイデンフェラー、ムスタフィ、シュールレ、クローゼ、ゲッツェ、クロース達のパフォーマンス^^
Gauchos(この言葉が物議をかもしてしまった;;)はこんな風に歩くんだ
これがGauchosの歩き方
ドイツ人はこんな風に歩くんだ
これがドイツ人の歩き方
クロースが『クローゼは最高な選手だ』と歌(っていえるか?)にのせて叫んでる。
胸をつまらせる表情のクローゼ。
(ところでこの歌で使われたGauchosと言う言葉が侮蔑的で無礼である、
としてメディアの話題になってました。
(Gauchoって『南米パンパスに住むカウボーイ;先住民とスペイン人の混血』と辞書には説明されてますが・・)
DFB会長のニールスバッハ氏が、決してアルゼンチンを侮蔑する意図はなかった、とする書面を
アルゼンチン・フットボール協会会長宛て送付するに至ってます。
Niersbach says he'll write to Argentine counterpart Julio Grondona to assure him
''the action was in no way meant disrespectfully.''
う~ん、祝賀パーティでも言葉を選ばなきゃならないって、神経すり減りますね。
Gauchoと言う言葉が持つ響きが実はどんなものか知らないから、でしょうが
私には侮蔑の意味を込めて歌っているようには全然見えなかったです。
愛称のように親しみを込めて、歌ってたように思いました。
以前のユーロやW杯でもポルトガルやアルゼンチンに勝った時、同じように歌っていたらしいけど
今回はW杯優勝パレードでこれだけ世界中に配信されちゃったから、
もっと気をつけなきゃいけなかったのでしょうか。
W杯優勝だもの。笑ってやりすごしてくれたらよかったですが^^
でも発する側と受け取る側は感じ方が違うから、批判の声が上がるのも仕方ないのでしょう。
エジル、ケディラ、メルテザッカー、ボアテング、ポルディ達のパフォーマンス。
どんな話をしたのだろう?メルテさん。
ノッソリ出てきた(^^)のは、ノイアー、ドラクスラー、ムスタフィ、シュヴァ達
『When The Saint Goes Marchin In』の曲にのせて、『僕たち世界一』のような替え歌(たぶん)を歌っていました^^。
桃がはじけて中から桃太郎!!みたいなパフォーマンス^^。
ラーム、代表引退残念です。
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普段は見ることができない選手たちのハメを外して喜ぶ姿。
何回でも見ていたい。
ところで今朝飛び込んできた『ラーム、代表チーム引退』のニュース。
30歳の若さで、まだまだこれからもキャプテンであってほしいのに、
W杯優勝後5日目のタイミングで退くとは驚きました。
と同時にラームの決意の堅さを強く感じました。
すぐに心に浮かんだのはキャプテン就任後、しばらく続いたバラックとの『キャプテンの座争い』です。
あれはラームにとっても辛い期間だったろうな、と今ならなお一層分かります。
だから自分は引き際は潔く、と決めていたのだろうな、と。
もちろん素人の想像ですが、本人、W杯を最後の大舞台と
最初から心に決めていたのじゃないかな。
ラーム、4年間本当にありがとう!と心から伝えたいです。
ドイツを4度目のW杯優勝へ導いた主将として、歴史に名を残すことでしょう。
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使用した写真とシーンが違っている箇所は、見逃してやってください;;;