ぱどまの会日記

ヨーガとインナーチャイルドの癒し方とアーユルヴェーダ

ぱどまの会NEWS

アーユルヴェーダやヨーガにはインナーチャイルドを癒すヒントが沢山つまっています★★ヨーガで心も体も魂もリフレッシュ!ヨーガ教室再開しました。どなたでもご参加頂けます ★★アーユルヴェーダおはなし会、ヨーガ、インナーチャイルド癒しのレッスン、ぱどまの会・ぱどま堂で行っております★★

ラダック洪水被害 救援金のお願い

2010-08-21 | インド
ニュースで御存じの方も多いかと思いますが、2010年7月、パキスタンで記録的大雨による大洪水が発生しました。被災者は300万人以上、犠牲者は2000人超とみられています。日本からは自衛隊がパキスタンへ災害復旧のため派遣されました。

しかしこの記録的な大雨は、パキスタンだけでおきているのではありません。

インドの北部の多数の州でも大洪水がおこっています。

その中のひとつにラダックという地区があります。

ここは行政的にはインドのJAMMU&KASHMIR州に属しますが、地形的にも文化・宗教的にも亡命チベット人によって作られたチベット世界の中心地です。

このラダックにも先月、記録的な大雨が降りました。大規模な洪水が発生し、死者200人以上、行方不明300人以上と大きな被害をあたえています。

ヒマラヤ山脈の裏側、標高3000m以上の高山、パキスタンとの国境JAMMU&KASHMIR州という軍事的に重要な場所、そしてチベット自治区であるため、ラダックには援助や救援が届きにくい状態が続いています。

このラダックに日本人が建立した仏教寺院があります。

現在、1000名以上のチベット人被災者がこの日本の仏教寺で雨露をしのいでいます。沢山の家族がここで眠れぬ夜を過ごし、雨が降ると恐怖に戦いています。糞尿の匂いが立ち込め、衛生状態が懸念されます。パキスタンではコレラの発生が確認されましたが、ラダックでも体力の落ちた子供達の病原菌への感染が時間の問題といわれています。

そんな厳しい環境の中で、この寺では子供が2人生まれている、と連絡がありました。

この度、ぱどまの会、Ayurvedaはりきゅうぱどま堂、療法院プラサードでは、このラダックの寺院の代表・中村行明氏からの依頼を受け、ラダックの救援活動に役立てるための救援金の募集を行うことになりました。

一口500円です。何口でも結構です。この500円で沢山の人々が飢えをしのげます。浄水器など衛生面での援助にも役立てます。

御支援頂ける方は、ぱどまの会・堀田 info@padmado.com までご連絡ください。

御協力、よろしくお願い申し上げます。



ぱどまの会 世話人代表  Ayurvedaはりきゅう ぱどま堂・院長
堀田恵子
ぱどまの会 事務局長  療法院プラサード・代表
堀田峰雄 


東京アーユルヴェーダ・フォーラム2010 at 聖路加看護大学

2010-08-16 | アーユルヴェーダ
毎年秋に、ぱどまの会ではインドより来日されるDr.ビーマ・バットの来日講演を主催させて頂いております。

今年もバット先生は9月末より1カ月以上にわたり来日される予定です。来日中は日本アーユルヴェーダ学会広島総会、ハタイクリニックのヘルスキャンプなどスケジュール目白押し(1カ月以上の滞在で休日は1日あるかどうか・・・)

ただ今年は、ぱどまの会でのご講演はお休みです。毎年御参加下さっています皆さま、スミマセン

そのかわり、ぱどまの会はコチラの講演を応援します


東京アーユルヴェーダ・フォーラム2010 at 聖路加看護大学
日時:平成22年10月10日(日)AM10:00~PM4:00
場所:築地・聖路加看護大学


日本で初めて行われるアーユルヴェーダの総合イベントです。
第1回目の今回は「ケアに生かすアーユルヴェーダ」をメインテーマに様々な講演・ワークショップが開催されます。

午前中は大講堂で専門家やアーユルヴェーダ医師による講演やパネルディスカッションが行われます。Dr.ビーマ・バットもこちらで講演を行います。

午後は会場を教室に移し、Dr.バットや昨年ぱどまの会のセミナーで通訳をお願いしたDr.小峰などのセミナーが行われます。(既に満席となっている講座もあります)

また、書籍やハーブ類などの物販コーナー、東京のアーユルヴェーダ関連の学校の紹介、スパイスの詰め放題コーナーなど楽しい企画もたくさんあります!石垣島からはツボクサ(アーユルヴェーダの薬草・ブラフミ―のこと)料理コンテスト優秀作品も登場!

おまけに学食で提供するランチボックス(予約制)は、ホットモット提供の特製アーユルヴェーダ弁当(一般には販売されていません。このフォーラムのための特製です!)にスパイス料理学校「ペイズリー」監修のアーユルヴェーダの薬草シャターヴァリー入り特製スープ付きです!
シャターヴァリーとは、ぱどまの会BLOGでも何回か紹介している、強精作用のあるアーユルヴェーダ・ハーブです!日本で生のシャターヴァリーが食べられるチャンスはめったにありません。

そしてなによりも、今回は参加費が非常に安い
アーユルヴェーダのことを全く知らない沢山の人々に気軽に御参加頂きたいと思っています。

看護や医療の専門の方はもちろん、一般の方も楽しんで頂けるフォーラムとなっております。
是非御参加ください!よろしくお願いします


ぱどまの会はこのフォーラムに賛同し、当日もスタッフとして駆け回りま~す






Dr.シュリカントの「元気になるセルフマッサージ講座」③

2010-08-14 | アーユルヴェーダ
ぱどまの会の講座の特徴のひとつが
御主人や彼氏と一緒に参加できること!

ぱどまの会主催のアーユルヴェーダ講座は、毎回たくさんの男性の皆さまにご参加頂いております。
おかげさまで今回の講座「元気になるセルフマッサージ講座」も、男性の参加者が全体の1/4を占めました。そしてそのほとんどが
「アーユルヴェーダという言葉も今回初めて聞きました」
「オイルマッサージって自分でやるんですか?」
という全くの初心者の方でした

参加者に初・アーユルヴェーダの男性が多いと知ったシュリカント先生にも、いつもに増して気合が入ってましたっ(そして私・世話人hottaも同様に気合入れました~~)

初・アーユルヴェーダの皆さまにとっての初・オイルマッサージ。目の前の初・インド人アーユルヴェーダ医師に最初は緊張の面持ちの方もいらっしゃいましたが、時間が経つにつれリラックスした雰囲気になり、マッサージをする手つきがだんだん柔らかくなっていくのが見ていてわかりました。(初体験とは思えないほどの上達でした)

また、実技が進むにつれオイルマッサージの良さが身にしみてくるのでしょう、男性の参加者から次々と質問が飛び出しました
「緊張する仕事なので、どのタイミングでマッサージをすればいいか?」
「性生活を充実するためには、どんなオイルを使えばよいか?」
など、質問内容も生活に密着したものが多数でした。

セミナーの後の男性のご意見も好印象
「油はベタベタすると思ってたけど、予想外にサッパリしますね~」
「自分でやるマッサージ、難しいかと思ってたけど意外と簡単


なかには
「今日、自分の中のなにかが変わった感じがします。今まで興味もなかったインドに行ってみたくなりました」
というご意見も頂戴しました

「食用油でマッサージしてもいい?」
「マッサージをするときと、お風呂に入るタイミングはどのくらいあければいい?」
など、実際ご自宅でセルフマッサージを行ってみて疑問がでてきた方からもメールを頂戴しています。(ご質問はいつでもWELCOMEです)

今回のアーユルヴェーダのセルフ・オイルマッサージ・セミナーの反響の大きさから
私達はアーユルヴェーダの叡智はもっともっと皆さまの力になる事を確信しました。

アーユルヴェーダが皆さまにとってより身近な知恵となるようぱどまの会ではこれからも情報を発信していきたいと思います。


ありがとうございました


Dr.シュリカントの「元気になるセルフマッサージ講座」②

2010-08-07 | アーユルヴェーダ
(前回に引き続きセミナーのお話です)

今回のDr.シュリカントの「元気になるセルフマッサージ講座」は3部構成で行われました。

第1部 講義「オイルマッサージの効果について」&デモンストレーション

まずイントロダクションとしてアーユルヴェーダのオイルマッサージについてのお話をして頂きました。
アーユルヴェーダの古典書にはオイルを使用したマッサージの効果についての記述が多数存在します。それは使用するオイルの種類からマッサージの方法まで、大変広範囲に及びます。
今回は初めてアーユルヴェーダという言葉を知った方にもわかりやすいよう、あえて専門的な生理学(ドーシャ理論など)には触れず、そしてアーユルヴェーダを勉強中の方にもご興味頂けるよう少しだけサンスクリット語も交えた内容となりました。マッサージのテクニックのお話では、肌・骨・筋肉等どの組織にオイルの効果を強く与えたいか?によりオイルを擦りこむ時間が変わる、というアーユルヴェーダの理論に興味をもたれた方が多くいらっしゃいました。

続いて行われたセルフマッサージのデモンストレーションでは、わざわざ動きやすい服装に着替えたシュリカント先生が自らテクニックを大公開!途中まで「僕の手が彼の手だと思って!」といってモデル(今回は、ぱどまの会事務局長・堀田が上半身裸になりました)の頭、耳、手、足とオイルを塗りまくりました
そして、それが済むと「セルフマッサージなんだから今度は自分でやりなさい!」とモデル・堀田にマッサージをさせながら横から口頭で指導。その和気あいあいとした雰囲気に、参加者の皆さんからも笑顔がこぼれていました。身を乗り出してシュリカント先生のテクニックを見学する方の中からは「こんなに近くでアーユルヴェーダ医師のテクニックを見る事ができるセミナーは初めてです!」と嬉しい感想を頂戴しました。



第2部 セルフマッサージ実技

次は参加者全員でセルフマッサージの実技練習を行いました。床にバスタオルを敷きつめ円陣に座っている光景は、まるでビーチサイドのよう
まずはシュリカント先生がこの講座のためにご持参下さったヘッドオイル(ブリンガアーマラカタイラ)を使用したヘッドマッサージ。ちなみにこのオイル、先生の手作りです!
そして、先生が教授をされているSDMアーユルヴェーダ大学の薬局で作られている「マハナラヤナムタイラ」で手足のマッサージをご体験頂きました。
シュリカント先生も円陣の真ん中に立ち、皆さんの手の動きをひとりひとりチェック
はじめ、オイルを身体に塗るなんてベタベタしそう、と考えていた初参加の男性からも「思っていたよりもサッパリしてます。」「身体が軽くなったみたいです。」と短時間でのご体験でしたがご好評頂きました。
(お帰りの際には、参加者の全員が実習で使用されたオイルの残りをビニール袋にいれてお持ち帰りされました。(次回からはお持ち帰り用の小さな瓶をご用意したいと思います)最近になって「オイル、自宅でも使ってみました!」「シュリカント先生を思い出してオイル塗ってます」というメールも頂戴しています。)


第3部 講義「性生活のためのアーユルヴェーダとオイルマッサージについて」

最後に、アーユルヴェーダで説く夫婦生活・性生活、そしてSEXを幸せに楽しく行うためのアーユルヴェーダの知恵についてお話し頂きました。
アーユルヴェーダの8科目の専門科の中ひとつに「強精科」があります。強精学(ヴァージカラーナ)にはSEXの大切さやSEXの効用、そして健康的な夫婦生活について書かれています。アーユルヴェーダの医学書にSEXについて特記されているという事からも、健康と性生活は切り離せない、というアーユルヴェーダの考えがおわかり頂けるかと思います。
オイルマッサージも精力UPのために欠かせない治療方法のひとつです。しかし多くの日本男性諸君は「オイルマッサージとSEX」というと、なぜか違う方向を考えてしまうようで・・・・
そこで本セミナーでは特に男性参加者のために、アーユルヴェーダ的SEX論についてお話し頂きました。もちろん女性参加者にとっても旦那様やパートナーのために、そしてご自分のためになる内容でした。
先生のお話しとともに、今回は数種類のアーユルヴェーダのハーブ類の実物もご覧いただきました。
今回の先生のお話しやハーブ類をきっかけにして、ご参加の皆さまにとってアーユルヴェーダの強精法が身近な存在になれば、と思っております。




次回もセミナーのお話です