凛太郎の徒然草

別に思い出だけに生きているわけじゃないですが

古時計「ロードショー」

2008年05月08日 | 好きな歌・心に残る歌
 五月の連休、普段ならまず旅行を計画するところなのだが、全く情けないことに久々に腰痛を発症した僕は、数日間引きこもりになっていた。まあそれはいい。引きこもりには引きこもりの楽しさがある。久々に読書三昧をしようと思った。手元には買うだけ買って積読になっている書籍が山ほどある。インプットもしないとブログだって筆が鈍る。
 そうして寝転んで本を読んでいると、僕も久しぶりに「粗大ゴミ」という言葉を思い出した。自分でもそう思うのだから、同居人にとってはさぞかし邪魔な存在に見えるのだろう。
 「暇ならちょっと片づけを手伝ってくんない」
 腰に負担がかからないことであれば、と僕が了解すると、たちまちのうちに僕の周りにミカン箱がドンドンと並んだ。その八つの箱を、せめて五つにして欲しいとのこと。
 冬物の衣類を仕舞って夏物に入れ替える作業を妻はしていたのだが、どうしても押入れに入りきらないらしい。そんなもの、冬の間に無計画に服を買うから仕舞えないなどという事態が起るのだ、身体はひとつなのだからそんなに服があってもしょうがないだろうしそっちを処分すればよかろう、と僕が至極真っ当なことを言うと、相手も反撃してくる。あんた引っ越してきてからこれらの箱を開けたことなんて殆どないじゃないの。何年も押入れで眠っているものなどいらないに等しいのではないか、と。
 議論では絶対に負けない僕なのだが、それは確かに悔しいが正論である。
 僕は物を捨てられない性格で、人から見ればいらないものを山ほど所持しているのも確か。思い出というものは他人に理解してもらうのは難しいもので(女房だって結局は他人だ)、僕は折れて整理をすることにした。
 しかし、これでも厳選して八箱になっているはずである。以前引越しのときに相当処分したのだ。かつてはこれが十二~三箱あったはずなのだから。
 内訳は、ひと箱は完全に思い出箱である。幼い頃山で拾った水晶。家族旅行で海に初めて行ったときに拾った貝殻。死んだじいさんに買ってもらった既に壊れて聞こえない携帯用ラジオ。貰ったキーホルダーや土産物の類。旅の記念に持ち帰った様々な入場券等。自転車の部品。古い日記。自分も執筆していた同人誌。手紙の束(妻には見せられないもの含む)。その他思い出に直結する品々。これらは厳選しようが無く、そのまままた封印である。
 もうひと箱は写真のネガ箱だ。僕は若い頃旅行ばっかりしていたので、写真はもう撮りまくっている。言わば僕の人生の軌跡そのものであり、これも捨てるわけにはいかない。あとの箱は、カセットテープの山がひと箱と、それ以外は皆雑誌のバックナンバーである。
 整理するとすればこれしかない。僕はそれらの箱を開けだした。
 雑誌などというものは、これはもうどうしようもないものである。開けるとつい読みふける。これでは長い休みがあっても終わらないので心を鬼にして整理を始めた。
 しかし、結構これでも厳選して残しているのである。出てきたものは、アニメージュ(アニメ雑誌)。新譜ジャーナル(音楽雑誌)。BE-PAL(アウトドア雑誌)。UFOと宇宙(超常現象雑誌)。週刊ゴング(プロレス雑誌)。歴史読本。歴史と旅。その他。むろん買ったもの全て保存しているわけではない。選んでいるのだが。
 創刊号やそれに近いものはそれだけで値打ちがあり簡単に処分出来ないが、それ以外は資料性を重視して仕分ける。そう考えると、BE-PALなどは思い出はあるもののもう殆どいらないことに気が付く。特定の記事を切り取ってスリム化する。歴史関係の雑誌もそうである。僕はブログで歴史記事を書くことが多いのだが、それらを書く際にこれらの雑誌を参照したことがない。飛ばし読みすると、歴史雑誌などは同じ企画を何度も繰り返しているものだということが分かる。なので、どんどん間引きしていく。一冊全て捨てるというより、いらないページを切り取り捨てていく。これだけでこの分厚い雑誌はずいぶんスリムになるものである。
 ずっとそんな作業を続けた。

 全然音楽の話になっていないが、その作業と平行して、もうひと箱のカセットテープにも及んでいる。
 カセットテープというものは、完全に消耗品である。保存が長期に及ぶと、テープは磨耗しまた伸びる。もう現在では、こういう音源など完全にデジタルに駆逐されたと言っていいだろう。もうMDの時代でもなくiPodの登場でWalkmanなど何処へ行ったか。前世紀の遺物と言ってもいい。
 しかもこれらのカセットテープの中身は、全てエアチェックである。それも深夜放送(AM)から録っている場合が多いので、大半がモノラル録音である。音質も酷い。僕は音楽ファンからすれば信じられないほど音質を重視してはいなくて、聴こえればいい程度に捉えているのでオーディオマニアに耳を疑われたりするのだが、その耳はこのカセットテープ時代に培われたものであろう。
 整理しようと思うのだが、これらの一群のテープには致命的欠陥がある。インデックスが無いのである。普通はカセットケースに書き込んでおくのが当たり前だが、これらのテープには「№○○」としか記していない。これらのテープは僕の小中学校時代のものである。この頃は小遣いとて少なく、テープは使いまわしていた。録音してはダビングを繰り返していて(その時点で音質無視である)、インデックスは書き込めなかったのである。そして、一冊の大学ノートに「№24→○○、××(曲名)」と記しておいたのだが、そのノートは何たることか既に無くしてしまっているのだ。どうしようもない。
 僕は雑誌整理の傍ら、そのテープ群をBGMとして流し、曲名をメモっていくことにした。

 聴きだすと、こうもバラバラに曲が入っているものかと驚く。小学生高学年から中学に至る時代に録音したものが殆どだが、ジャンルなど全く意識しないで録っては聴いていたと感心する。
 あるカセットに収録されている曲一覧。「教えてください神様(天馬ルミ子)」「ブルースカイブルー(西条秀樹)」「土曜の夜は羽田に来るの(ハイファイセット)」「思秋期(岩崎宏美)」「たえこMY LOVE(吉田拓郎)」「あのひとはやってくる(北炭生)」「わかれうた(中島みゆき)」「恋は水色涙色(N.S.P.)」「あなたセ・ラ・ヴィ(湯原昌幸)」「霧にぬれても(紙ふうせん)」「ソウル若三杉(うわー誰が歌ってるのか分からん^^;)」…
 見事なまでに統一性のないラインナップ。天馬ルミ子はどこへ行ったのかということはさておき、吉田拓郎と湯原昌幸が同じテープに入っているなんて普通は考えられない。
 しかしこうして聴いてみると時代が分かる。そしてこうした乱聴(こんな言葉あったっけ)の中から、趣味嗜好が生まれてくるのである。吉田拓郎や中島みゆき、N.S.P.などは、もう少し成長して金銭的に裕福(?)になってからLPを買い出す。だが、こうしたエアチェックから残念ながら発展しなかった場合も多い。
 このラインナップで気になるのは北炭生である。タイトルに「あのひとはやってくる」と書いたが、本当にそういうタイトルだったのか。Wikipediaで調べてそういう題名があったので便宜的にそう書いたが、自信がない。

  木枯らし吹く坂道を あの人はやってくる

 こういう歌いだしなので多分そうじゃないかと思うだけだ。或いは「こがらし」であったかもしれない。確か資生堂のCMソングになっていたと記憶しているのだが定かでない。詳しい人は教えて欲しいのだが。
 この頃は、男性フォークシンガーで新しい人が何人も登場していた。北炭生もそうだし、永井龍雲や松山千春。千春さんはもちろん今でもご活躍中だが、当時は僕などは同列に見ていた。が、残念ながら北炭生さんは僕の中ではそれ以上発展しなかった。

 こんなふうにテープを整理しながら聴いていると、北炭生さんのようにエアチェックした曲以上のことを知らない人が沢山出てくる。別につまらなかったからLPを買うまでには至らなかった、ということではもちろん無い。でも、全ての人のレコードを聴くなんて無理なことだ。
 例えば田山雅充。僕は「春うらら」以外にこの人のうたを知らない。

  みぞれまじりの春の宵 二人こたつにくるまって

 強烈に印象に残る曲だがそれしかテープに音源は残っていない。おそらく他にもいい曲はたくさん作られているのだとは思うのだが。なので田山さんの曲で僕が知っているのは結局「春うらら」だけである。
 そんな曲がたくさんある。

 マイペース「東京」
 クラフト「僕にまかせてください」「言問橋」「さよならコンサート」
 深野義和「風信子どこへ」
 シグナル「二十歳のめぐりあい」「BGMはため息で」
 伝書鳩「目覚めた時には晴れていた」
 根田成一「哀しみのバラード」
 ジャックと豆の木「二十才の手紙」
 日暮し「い・に・し・え」
 すいかずら「花火」
 ちゃんちゃこ「空飛ぶ鯨」
 うめまつり「北山杉」 等々。

 珠玉の名曲ばかりだと思うのだが、もはや音源を他に求めにくい曲も多い。ジャックと豆の木について詳しい方はいないだろうか。「いつかふるさとを捨てて一人旅に出た僕~」九州の人たちだと思うのだが。

 いろいろ聴いていると懐かしくてたまらなくなる。
 テープの片隅に、古時計の「ロードショー」があった。これもまた郷愁を呼ぶ。

  映画館のロビーであなたの笑顔を見てしまいました
  私にではなく誰か知らない人にそそぐほほえみを

 古時計という男性デュオについては、この「ロードショー」以外に僕は知るところが全く無い。残念なのだけれども、沁み入るうたである。
 そういえば「ロードショー」なんて言葉もついぞ聞かなくなった。僕はロードショーなどほとんど行くこともなく(金欠だったので)、二番館や三番館、名画座専門だった。そんなことも思い出される。しかし整理中のダンボール箱からは、昔観た映画のパンフレットもたくさん出てきた。これは封切りと同時に観に行った証しでもある。殆どがアニメーションのものだが、これも処分するには実に惜しい。
 話がまたそれるが、「うる星やつら・ビューティフルドリーマー」のパンフ。これを観に行った時は、大学受験が終わり、まだ合格発表がなされる前の宙ぶらりんな時期だった。不安定な揺れ動くココロを今も思い出す。そして「風の谷のナウシカ」。この時にはもう既に合格発表が終わり、これから始まる大学生活に夢を馳せていた自分をまた思い出す。ヲタク丸出しだが、宮崎駿という人に魅せられていた僕は、封切り日に一番で観ようと「京都ロキシー」という今はない映画館の前で徹夜で並んだ。そんな時代だった。
 またいくつかのパンフレットが出てくる。僕は映画はめったに連れ立って行くことは無かったが、これは女性と観に行ったっけ。いろんな思いが沸き起こる。

  「忙しくて逢えない」あなたは電話でそう言ってました
  私にごめんとすぐにあやまったのはこんなわけですか

 いいうただなあ。あらためて本当にそう思う。
 またそれに加えて、古くなって音がこもりまくったカセットテープの音色がそれに拍車をかける。こういう、ステレオでさえ無い、聴き取り難い歌声がまた胸を突く。こうして必死で昔は耳をそばだてて聴いていたのだな。あの頃に逆戻りしてしまう。思わず「デジタルくそくらえ」と乱暴なことを考えたりもしてしまうが、こんな感覚は誰も同意してくれないに違いない。

  「冬の海を見せたい」私の心に届いた絵はがき
  あなたのあとからついてゆこうと決めて二年過ぎました
 
 連休中に、なんとか雑誌の整理は終わり、八箱を五箱にすることには成功した。けれども、まだカセットテープの整理は終わっていない。しかし妻が出した宿題は終わったんだ。あとは、こんなのゆっくりやろう。


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16 コメント

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時間旅行 (アラレ)
2008-05-10 02:43:21
今年のGWは時間旅行をしていらしたのですね。

雑誌の名前や映画の話…エアチェックの仕方やカセットに入っている曲名が、こうも共感できるとは…!さすが同世代!

そして、物が捨てられない性格まで似ている(笑)

・カセット→PCに取り込んでCDに焼く

・雑誌→スキャナーでPCに取り込んで画像として保存

・フィルム→フィルムスキャナーでフィルムをPCに取り込む
・写真→スキャナーで取り込みCD及びDVDに焼く

・思い出の品→写真に撮って品自体は捨てる

以上はすべてやろうとして出来ていない整理方法です(笑)

先日、どうしても『風』のアルバムが聞きたくてカセットをかけました。
決してクリアではない音が一瞬にして私を少女の頃へタイムスリップさせてくれます。

あの頃は…片想いばかり。
誰も私を好き、だとか、愛してる、とか言ってくれないだろうな…なんて思いつめたり。とても根の暗い(これも死語ですね)少女でした。♪北国列車を聞いて気分はクライマックス…気づけば泣いていました。
憧れの先輩は元気だろうか…。

思い出の品を捨てても思い出は消えない…

収納上手の皆さんは言うけど…無理。


で、私は増えていくものを整理するのは『老後の楽しみ』にしようと思っています。

あはっ…いつになることやら。

腰痛のつらさはよくわかります。この前も危なかったし(笑)

人生に無駄なことはない。

腰痛がくれた、思い出との再会…時間旅行を私も楽しませていただきました。

とはいえ、季節の変わり目に出る腰痛は厄介です。
お大事にして下さいね(^O^)/
お互いに無理はきかない歳なんですから(笑)

懐かしい気分をありがとうございました。

♪同じ時代の風の匂い…これからも感じていきましょう!
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>アラレさん (凛太郎)
2008-05-10 06:14:36
「時間旅行」かあ。そんなふうに言っていただくと腰痛も引っ込むというもんです。ありがとう。
何でも世代というものはありますので、金八先生は知らずとも(汗)おのずと共通してくるところはあるはずだと思いますが、音楽だけでなく雑誌や映画までに共感いただけるとは嬉しい。もうひとつ付け加えますと、物が捨てられないということだけではなく、やろうとして出来ていない整理方法も同じであります(笑)。

風のセカンドアルバムは好きでしてねぇ…。この「北国列車」で始まるアルバムが。
僕がこのブログでごく初期に風について書いたことがありますが、それは「暦の上では」でした。文字通り「擦り切れるほど聴いた」アルバムです。君を忘れるため長い旅に出たこともかつてはあったかな。でも想いは消えるものでもなく、時間が底に沈めて浮かび上がらせる回数を少しでも減らしてくれるのを待つしかない。
いろいろなことを思い出しますね。やっぱり。

しかしながら、思い出の中では若者の僕も「無理はきかない歳」であります(笑)。情けないですなぁ。鋏で切り取ったりメモを取ったりと原始的な整理法(デジタルなぞ微塵もない)を続けていますと、あれ、ワシってもう老後? などという錯覚に陥ることもありますなぁ(笑)。
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懐かしい~ (jasmintea)
2008-05-11 00:07:06
こんばんは。腰の具合は如何ですか?
少しはよくなっていると良いのですが……。

歴史関係の記事に雑誌を参照にしない、私も同じです~。唯一参考にするのが次男が高校のとき使った日本史資料集です。年表がわかりやすくて便利なんですよね。これは大切にとっておこうと思っています。

カセットテープは手付かずのまま眠っています。引越しの度に捨てようか迷うのですが捨てられないんですよね。昔、恋人と会えない時間はカセットの交換ってしませんでした?交換日記のカセット版って言うかな?これが捨てるに捨てられず残っていますがきっと聞くことはないだろうなぁ

そして使えないEPやLPレコード。(アルバムじゃなくてLPですね)レコードプレーヤーがないんだからとっておいても仕方ないんですけどね~捨てられません。

しかし歌や雑誌、映画、スポーツって当時の思い出と直結しています。
ゴングを見ると「あー、あの試合のあの時はこうなって、こうなって!」とかあの時はこんな感じで見たっけなどと思い出します。
歴史雑誌より遥かに多くゴングを買っているかも♪
どうしてもあの頃のプロレスへの思い入れが強すぎて今のプロレスを軽視してしまうのですが最近は真夜中のプロレスを楽しんでいます
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エライ! (よぴち)
2008-05-11 00:12:38
凛太郎さん
要るものと要らないものの仕分け。この作業ほど、時間のかかるものはない。
私は、この作業をやろうと思って始めたのではなく、何か探しものなんかをしてる時に、ふと目にとまっては、こうしてしばし、その時代に浸ってしまうことがよくあります。
整理しなくちゃ、と思って、この作業を始めてからも、結局懐かしむだけで作業は一向に進まない。
けど、ここにあげられた曲の数々、どれもどれも懐かしい。古時計はアルバムを2枚持っていますが、いいんですよ、ほかの曲も。
でも北炭生さんは、知らないですね、私は。
どんな曲か聴いてみたいけれども、おそらく今ではもう、それはかなわないでしょうね…。
カセットは、我が家の場合、高校時代からの付き合いでそのまま結婚してるんで、おんなじカセットテープが2つずつあってしまったりします。お互い、相手の分もダビングして、無理やり聴かせてたことが多かったので。レンタル屋なんてのもなかった時代、エアチェックは基本ですよね!そして、そうなるとやっぱりNHK FMは、ナレーションが曲にかぶらないようにしてくれてて、貴重な存在でした。CMのために途中で曲が切られることもなかったし。
勉強もしないクセに、ただ、深夜放送を聴いていたあの頃が、今、急に胸の中に迫ってきて、ちょっと苦しいくらいです。


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>jasminteaさん (凛太郎)
2008-05-11 21:24:46
腰痛はもう持病なんでしょうがないですわ(笑)。

しかし、カセットの音声交換日記とは…( ̄m ̄* )ムフッ♪
僕はそこまでは経験ないですねー。複数でDJ風に吹き込んで回し聴き、つーのはよくやってましたけど。
しかもその交換日記版がまだ残っているとな♪ ふっふっふっ。

僕は音源所持の割合から言えばレコード≧カセット>CD、ですので(未だに)。レコードプレーヤーは現役です。いつかデジタルに落とさなきゃ、と思っているのですが多分一生実行しないのでしょうなあ。

雑誌は整理しましたよー。歴史読本なんて結局見返さないし思い出もないので不用ですね。思い出に直結するのはゴングの方がそりゃ圧倒的(笑)。
結局ブログで歴史のことを書くときに一番欲しいのは詳しい年表なんですね。時系列のことが最も役立つ。メモ書きでも自作したりしますもんね時々。だから、jasminさんが年表作りたくなるのはわかるんですよ。^^
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>よぴちさん (凛太郎)
2008-05-11 21:29:28
整理はホント面倒くさいし進みませんよね。何より横道にそれることが多すぎて(笑)。思い出に連なるものだともうねぇ…。

古時計をお持ちとはさすがですね。いつも思いますけれどもよぴちさんは細かくフォローされてらっしゃいますよね。わかんないことが出てきたらまた教えてください。僕らは結局フォーク黎明期はリアルタイムでなかったですからどうしてもわかんないことが出てきますからねぇ。

>おんなじカセットテープが2つずつあってしまったりします。無理やり聴かせてたことが多かったので。

こういう話はいいですねー♪

僕が今回整理した(いやまだ途上か^^;)テープは100巻くらいあるんですけれども全てエアチェックなんですね。昔はこれしか手段がなかったんですよね。
FMもよく狙って録りましたけれども、深夜放送を聴いているときもいつもスタンバイはしていて、あっこの曲いいと思ったらかまわず途中からでも録っていました。そういう欠片みたいな音源はもう何がなんだかわからない。そういう時に「今の曲は○○でした」というDJが一緒に入っているものは助かりました。それにまた深夜放送テイストがすごく感じられて、くぐもったモノラルの音声と相まってまた胸に迫ったりもするんです。なんともはや。
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はじめまして (gonbe)
2008-06-18 08:58:27
凛太郎さんはじめまして。

googleで“花と空に・・・”を検索したら、
こちらのブログがヒットしたのでお邪魔しました。

西岡たかしさんはもちろんなのですが、
高石ともやとナターシャセブン、チューインガムなど、私にとっても思い入れの深い名前が次々と出てくるので、感涙の極みです。

悔しいことに、私の住んでいる土地に、彼らのことを知っている人は皆無です。(もちろん日本です)

高石ともやとナターシャセブンは、自分にとって言い尽くせないくらい大事なチームで、最近始めた自分のブログに、その思いを書いたこともあるのです。

凛太郎さんのような方の記事を読む機会を得られたことを、本当にうれしく思います。
これからゆっくりとお書きになった記事を読ませていただきます。

ありがとうございました。

   gonbe
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>gonbeさん (凛太郎)
2008-06-18 23:01:23
ありがとうございましたと申し上げるのはこちらのほうです。見つけてくださって嬉しい。
僕も京都に生まれましたので、高石さんのズバリクが原点なんですね。尾崎千秋氏や諸口の兄ィもそうですが、そこから全てが広がっていったと言えます。
当方、出来るだけ背伸びをしないように書こうと思っていますので、薄い部分も多々あることかと思いますが、積み上げた記事をまた読んでいただけるとすればこれほど嬉しいことはありません。こっちこそ感涙です。
うたの話ばかり書いているわけでもなく、今では記事も月に1~2回程度しかアップ出来ないのですが、また見ていただければ幸いです。
返信する
Unknown (海底人ken2)
2008-08-20 03:51:07
整理できることは次へのステップ。テープ整理は次に見つける音楽の準備かな・・。必死になってあつめてゆき、整理する暇もなく興味は移り。集めたものも保管できず捨ててしまう。(地震等で必然的に失ったものもある。)そんな中で今生き延びているレコード本などは老後の楽しみに出番を考えて整理したいものです。昔のソ連のように第○○次5カ年計画のように計画をたてて楽しみたいものです。
 いまだにナターシャのレコードを聴いてみたり、五つの赤い風船や高田渡のDVDを観て楽器を引張り出して、チューニングするのも老後の準備。
 昔昔八ヶ岳のふもとで百姓をしておったとき、歴史(考古学)のなぞを追った藤森栄一さんの本を読み漁ったことを歴史のなぞを見ていて思い出しました。まだ我が家にあるのだろうか(もう30年以上になる)
 凛太郎さんとはブログを読ましていただいて本当に興味が同方向に向いていると思い若干世代は違っていても「こんなやつもおったんや!」と思って筆をとりました。
 音楽・旅行・酒・そしてプロレス。
 プロレスに関しては見始めた時は馬場&吉村の時代でした。馬場さんの緩慢に見える動きと突然現れた猪木のスピーディーな動きを比較しこいつの時代が来ると学校の友人にふれまくっていた。当時国際プロレスもあったがスポーツ新聞の片隅に小さく扱われていた。その当時はテレビ中継もされておらず新聞の切り抜きをノートにはってコレクションしていました。
 あの当時ボボ・ブラジル デストロイヤー ブルーノサンマルチノ等の強さにあこがれました。このあたりが私の格闘技のルーツかな・・。
 取り留めなく書いてしまいましたが、まだまだ読み残していますので楽しみにしています。読み進めてまたお邪魔いたします。
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>海底人ken2さん (凛太郎)
2008-08-20 22:52:55
ご覧いただいてありがとうございます。
当方、好きなことだけ書いて楽しんでいます。更新頻度は低いですが一話が長いのでまあバランスは取れているのではないかと勝手に考えております。

「こんなやつもおったんや!」とおっしゃっていただいて本当に嬉しいですね。なかなか日常生活において趣味の深い話をする機会がなく、そういう日頃の「話したくても話せない鬱憤」をブログで吐き出しているというところがありますので、聞いて(読んで)下さる方がいてくださったというのは僕にとっては本当に嬉しいことです。
しかしながら、僕は吉村道明さんの現役時代は知らないんですよ。海底人ken2さんはもう、大いなる先達ですね。そういう方に生意気な僕の記事を読んでいただくのは恐縮なんですけど、ブログというメディアの気楽さで許していただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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