ハイッター・「三時の川岸」

団塊は何かをするとき、空中を浮遊する。

負の先払い

2016年06月27日 | Weblog
京都旅行・・・その一・・・
金曜日の集まって飛行場へ。ここからのわくわく感、奥さんの見送りもドこえやら、車内では飛行機が落ちたら、失うものがどのくらいあるのだろうか。先ずは謡の会は消滅、20人が老後の人生の楽しみが路頭に迷う。そして家族たち、患者さんたち、う~ん100以上はあるだろう。私なんかはプラス、2つのバンドの仲間たち。旅行保険で間に合うか、くだらない話も身近になれば具体的。

 無事伊丹空港にドスン、とへたくそ!!10時居酒屋で旅スタートの乾杯!元気な若者たちの大声は、周りは関係なさそう。

 種類豊富な朝食、私の弁当箱に何を入れるかの葛藤。鞍馬山の登山へ、関西地方の大雨注意報のなか、曇り空で熱中症も救われそう。義経の幼少時代の培われた山は、あの時代からみると本当に山奥、猿のような生活しかなかった。でもお寺の修行という行者でもある。その辺を考えると、趣が深まる。
 特に下りがきつく、足の感覚が掴めない。若い人にはなんでもない距離だが、道の変動の大きさが老人を苦しめる。

 到着口の川床、予約した料理屋まで、近いと思われたが遠い、これまた軽い登りが15分、フラフラの私には残酷。雨の季節、川水の勢いがお尻の下で穢れを流してくれるよう。どのくらいの冷たさかと、手を入れたら、何か黒いものがついてる。「ヒル」だ!小ぶりで取れにくい。友にティシューで取ってもらう。一緒に手を入れた友は笑ってる。子供のころを思い出す。

 ところが血が止まらない。同行のお医者さん、今何の薬を飲んでるかとの問、血を活性化させる薬を・と、ぴったりくっつくテープ。悪霊を吸い取ってくれたと、ビールで乾杯。ゆっくり、ゆっくり、料理が運ばれる、道路向かいの店から運んでくるのだから。特にアユのひつまぶし、汁をかけての美味しさは天下一品。これは友の料理からのつまみ食い。

 外に出たら雨が。京都に戻り錦市場へ。肩がぶつかる混雑、人に疲れて茶の店の奥のティルームで一休み。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿