ハイッター・「三時の川岸」

団塊は何かをするとき、空中を浮遊する。

引越しは中止

2009年03月30日 | Weblog

胃を手術して、痩せて、この冬の寒さが身に凍みたので、どこか暖かいところで冬はすごしたいなぁ~と、引っ越す場所を探してみようと、旅行に出たのであった。でも急遽呼び戻され帰って来たら、我が家の何といいこと。

朝風呂で梅を眺めながら、杉林から差し込む朝日に梅のピンクは、今までにないくらいの蕾の多さは、梅の実の豊作を同時に梅酒と梅干を、つい浮かんでしまった。そんなことを思いながらうとうとしてたら、鶯がホーホケキョ。

帰ってきた夕方、暫らくぶりで友たちと飲むことになった。何か無性に会いたくなったのである。連絡すると直ぐ集まってくれる嬉しさ、取り立てて何を話すことでもないが、集まって飲んでる空間が、空気が好いのである。

住めば都、長年生活してる場所は、心の落ち着く場所なのであろう。


花とスポーツで吹っ飛ばせ

2009年03月29日 | Weblog

我が家の庭も春爛漫。福寿草から始まり、クリスマスローズが毒々しく咲き誇り飲み屋の母ちゃんが安物香水をぷんぷんさせてるようだ。道路沿いの椿が早く咲かないと忘れられるように、競って咲いている。三倍くらいの蕾である。

地面は同じようにクロッカスがこれまた、白と紫、咲いてくれてる。昔からこの花は愛おしい。地面に蕪根を確実に大きく成長させてる。そこに雀の軍団が、日に3回は来る。その間を狙って一回り小さい「ほほ白が」5~6羽遊んでく。

そしてまた珍客が三日に一度は来る、リスである。鳴子石の岩灯篭のコケを食べていく。陰の方にアメや魚の干したものを置いておいたが、これには手を出さずである。

春が早いのか裏の梅も三部咲き。風邪を引いていたので風呂場の窓ガラスを明けてなかったが、早速扉を取ってしまった。風呂からの梅を眺めながらの入浴は、これをやらずして今年一年過ごせない。

こんな小さな家の好さは、この露天風呂・隣の杉林・アリの足音も判る夜の静けさ・夏の蝉のうるささ・冷房いらずの涼しさ、こんなところか。

達磨(だるま)さんは九年、もう私はここに十六年、まだまだそのエキには達しないが、一年ずつ心を磨きたいです。


桜と雪

2009年03月26日 | Weblog

京都で一日半、桜見物。神社、仏閣、街が同じなので綺麗どこらは皆同じ。美の心が乏しいのか、あぁ~いいなぁ、あぁ~いいなぁ、とは見るのだが、頭の中は桜が咲いてることだけ。

急遽行かねばならぬ予定のお寺に、東本願寺、街の真ん中の広大な敷地なので、一瞬桜からの遮断が何ともほっとした感じで、自然の何もない人工的空間に、反ってその厳かさが心を揺さぶる。

やはり今はWBCの話を少しは語らないと。決勝は、大きな叫びと、ため息と、そして涙なみだ。この3時間のありようは、暫らくで興奮のルツボを楽しんだ一瞬である。日本人が一つになる機会があと2~3回あれば、世界景気回復は日本から。

野球のイチローは、打てなくて苦しんで苦しんで、最後の締めで結果を出した。一番良い結膜が日本人をほっとさせた。政治の一郎も悩め、悩め、そして政権を捕れ。私は民主党員ではない。日本の政治を転換させるだけ。


風邪をひく

2009年03月23日 | Weblog

車の床の寝袋は体が痛い。風邪を引き旅館の布団に、温泉に入って休む。今日はバッチシ、WBCアメリカを破って勝ったのは、大きな手を叩いた。わたわた京都に行くことになり一路ゆっくり高速で走ってる。

では又明日。


只今 引越し中(4)

2009年03月20日 | Weblog

今日から四国への3橋とも1000円になった。国の政策も小出しの状態であるが、やはりマスコミが騒がないと動かないようだ。やはりアメリカのように、インターネットで動く国民にならねばならないか?

アメリカの保険会社AIUの役員の高額ボーナス受け取りは、インターネットでの脅迫状は素晴らしいのか、怖いのか。オバマ大統領の選挙資金もネットで集めたそうで、日本も企業献金より個人献金に変えねば、ねぇ一郎さん。

イチロウ君、ヒット一本だが、韓国戦に勝ったのは、気分が良い。マウンドに韓国の旗を立てられないように、全員が頭に来い。マー君ホームランやられた。いい経験で今後に期待したい、なお更試合は勝ったから良かったが。

四国は初夏、創造する5月は手が届いてる。


只今 引越し中(3)

2009年03月19日 | Weblog

車の窓の外はどんどん景色が変わっていくが、運転手は歌いながら、それも何回も同じところを、気ずいて次に。道路標識が「八島40Km」とある。油が一頃よりは安いので、何処までも行けそうである。

高速道路も家並みが切れず、日本国中, 家だらけになりつつある。○×病院ホスピスという看板が見えた。そういえば仙台にも、光が丘スペルマン病院にもあったようだ。パストラル ケアと言って、死に直面したときの精神的ケアをも、するところである。

人間は身体的、社会的、精神的、スピリチュアル(心・霊・魂)な存在です。若くて元気でも、苦しみに出会ったら、心に痛みを覚えます。それを一人ひとりどう克服するかが、生きていく術である。

私もガンとの戦いで、残りをどう生きるか考える、静かなる場所探しの旅である。

            静かさや  岩に染み入る   蝉の声

夏頃までは、落ち着くことが出来るだろうか。今日は夏みたいな暑さである。

 


只今 引越し中(2)

2009年03月18日 | Weblog

まだ安くならない高速道路を走ってるんだが、将来はETCを附けたほうがいいのかな。地デジの件でも、アナログをゆっくり持ってると、お金の補助まで出そうである。まだ49%しか変わってないそうで、ETCもただになるのでは。

さぁ~て、どこのインターで降りようか、落ち着き場所がまだ決めずに出発し、あてもなき旅に出てしまってる。落ち着いたらまた報告する。

 


植木のコモ

2009年03月09日 | Weblog

今日は3月下旬の暖かさだそう。植木のコモをはずした。何か木がほっ としてる様、仕事から帰って靴下を抜いて、足の匂いが漂うような感じである。ローズマリーはまだ花が咲いてる。この冬とうしで咲いていた。匂いが一面に広がる。

終わって一服してたら、雀たちが わっ ときた。15~6匹はいるだろう、庭が俄かに騒がしく、春になった。注意すると木々の芽も結構大きくなってて、もう冬は終わったようだ。

冬は終わらないのは北朝鮮、ミサイル発射で迎撃をしたら日本を攻撃するという。こんな政治混迷の時代に、攻撃されtら日本はどう対処するのだろうか。神戸の地震で、社会党の知事が自衛隊に要請を出さなかった、そんな似た様な状況にあるのでは。

フィリピン人の不法入国者カルデノン アランさんは収容、奥さんのサラさんと娘のり子さんは一週間延長。これから人口減少する日本は、こんな問題は早く法律の改定をてきぱき出来ない物だろうか。

そしてアジアのライバル韓国とのWBC野球対戦、今日は息ずまる対戦である。国民一丸となって応援する。サッカーと同じで、勝敗はつき物だが燃える気持ちは、不況をもふっ飛ばすのか、ヤケクソ応援か。

アジアの近郊国との種々の問題、気持ちよく解決を一つでも多くしておかねばならない。これからの21世紀はここに日本有り、存在感の意識を示しておかねばならない。

 


白洲正子の世界

2009年03月08日 | Weblog

今NHKで白洲次郎の放送をしている。私の身近な尊敬者の一人で、こんなに注目が当てられるとは、尊敬してる者にとっては、こんなに嬉しいことはない。自分の小さい信念と、少ない先見の眼、それを実行する自然な姿。

15年も前かいや20年になるか、白洲次郎の自叙伝を読む機会があり、なんだこの男は、こんな男があの時代にいたのかとは、鮮明に刺激を受けた男であった。そしてこの男が愛した女が白洲正子である。

またこの女がはちゃめちゃな、すっ飛び女だったのは、次郎の自叙伝からハッキリ伝わってるが、でも次郎を刺激続けた、そして正常な(人間としてのあり方)生き方ができたのは、正常な軸となりえたのではないか。

その正子がとても傾倒したのが「能」である。戦前戦後を通して、人間の生きる醜さ、戦争・殺し合い・どん底の生き方、そんな刹那の中で、人間の動物としての生死は、「能」のなかの「あの世とこの世の」物語に、ソックリと移ったのでは。

人間の体は、古い細胞が死んで新しい細胞が造られて生きている。古い細胞が死ななければガンになる。落葉がなければ芽が出ない。

      花は短き   花は散る    花の姿は我なり 

      心は男にことならず   ただかりそめに生まれ来て

      花の功徳を説く事の   我に課されし性なれや

      花は両性具有なり    あの世との合間に咲ける    白椿

                                寿 椿 尼 (正子)