今年も残すところ
あと1日
今年も色んなことがあった。
私はあの人と離れた。
それは、彼が望んでいた事と
そしてお互いの為だと私も思ったから。
私は彼とは一緒にはなれない。
彼の望みは何年経っても叶えてあげられない。そして、私自身が彼の思う様な人間ぢゃ無い事。
彼はバツイチだった。
私は4年前、昔同じ会社で働いていた彼と今の会社で数年ぶりに再会した。
その時に
久しぶりだねの会話から今度、ご飯でも行きましょと話した事から交流が始まった。
車の趣味から異性の友達が多かった事もあって、友達とご飯に行く感覚で話をしていた。でも、彼は違った。
私が彼の事を気になっていたから
ご飯に誘ったとずっと思っていた。
異性と食事に行くってそう言う事なのでしょうか。。。それは今でも私の疑問に思う所です。友達としてとか、再会した記念にとか…そんな風に思うのは私だけなのか…
そこから考え方の違いが発生していた。
ハッキリ言えないままズルズルしていたのは、私の責任。
彼は私を恋愛対象として見ていたから、発する言葉や態度が、私にとって重たいと感じる。
私は彼を友達として見ていたから、発する言葉や態度が彼にとって軽いものと感じさせていた。
友達から車のイベントに誘われて
チケットを2枚もらった。
彼も車が好きだと言うので
320キロ離れた街に彼を誘って行った。
友達と半年ぶりに会って
チケットの御礼と、挨拶をした時
彼は不貞腐れた態度を取る。
そして、1人離れた場所に行ってしまった。
まるで拗ねた子供の様な態度に、友達も私も戸惑った。
彼は私に言う。
俺には見せた事のない笑顔を
あの人達に見せるんだね。
俺には貴方がわからない。
貴方は友達が多いんだね。
その人達と仲良くしてればいい。
来なきゃ良かった。
拗ねる彼に手を焼きながら
帰り道の高速のパーキング…30度の炎天下で、車のエンジンを止め、窓も開けずに3時間…彼の説教を聞いた。
汗だくになって
熱中症になりかける。
それでも彼は窓も開けず、鍵を掛けて
エンジンも切って話をする。
もう、私の中では彼はマトモな人間ぢゃ無いと思う位だった。
何故、私が怒鳴られなきゃいけないのか…
彼は私に難しい質問を投げかける。
あの人達とヤッたの?とか
俺は貴方が怖い。とか…
早く帰りたかった。
何度も繰り返し下らない同じ話をする彼が
私には異常に感じる。
それ以来、私はトラウマから
輪厚パーキングに立ち寄れなくなった。
そして、高速道路を走行中同じ事を言って来ては、拗ねた態度を取って時に大声を張り上げて怒鳴る。
段々嫌気がさして来た。
もう聞きたく無い。
釧路まであと200キロはある距離。
でも、そんなのはどうでも良かった。
走行中の車のドアに手を掛けて
もうヤダ!下ろして!
と車のドアを開けようとした。
彼は怒鳴って何やってんだ!!
と私の腕を掴む。
離して!もう沢山!!
聞きたく無い!!!下ろしてよ!!!
私はその場からすぐにでも離れたかった。
この時、初めて苦痛という言葉を彼に感じた。
パーキングでも監禁状態からの説教と
終わりのない話。そして320キロ…同じ話をする彼。何かの罰ゲームかと思った。
私には無理だ。
彼の私に対する愛と言うものが
そうさせているんだとは思うけど
それに答えない私に対する不満が全てなんだと思った。
私には恋愛感情は無かった。
それが全ての答えで、彼は私にとって
友達と言う感情でしか無かった。
それがズルズル4年。
バツイチの彼にとって
私との第二の人生を考えた時に
彼には将来があると気付けば良かった。
それに気付くのも、ハッキリ答えを伝えるのにも4年の月日が掛かってしまったのも事実。
それは、私が反省しなきゃいけない事だ。
友達と彼氏。私の中では全く別。
友達と恋愛関係なんて考えた事は無い。
相手はどう思っているかわからないけど…
そんな彼と、12月を前に
彼は私から離れたいと望んでいた事もあり
私もそれがお互いの為だと感じて離れる事を決めた。
飲み過ぎない様に
身体には充分気を付けて
今までありがとうございました。
私が彼に思う事はそれだけで
これから先、彼がどんな人と付き合っても
それは良かったねと思うし、どんな人と一緒になっても、おめでとうと思う。
私には彼を受け入れる事は
出来ない。
彼の愛情は、私には重すぎて…
何処かでその愛情に答えてくれる素敵な人と巡り会えればいいと思う。
ちょっと変わってて
考えることが幼稚すぎて
返答に困って、時には苦笑いする日々だった。話が長すぎて脳内処理に困って、最初と最後しか覚えらず、思わず話が長過ぎて訳わからないから、話は簡潔にって何度も言った事がある。
性格の不一致…
価値観の違い…
どれに当てはまるのか分からないけど
私が彼を傷付けた来た事には変わりない
これから先、離れなくても
今まで以上に傷付けてしまう事は明確だ。
私には関わっちゃいけない人だと私は思う。
だから、今回こうして離れて
私はお互いの為にも良かったと感じている。