アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

また出た!「ケ、ケケ、ケケケ!」

2021年06月02日 | Weblog
  日比経済連携協定(EPA)に基づき、日本の医療機関などで看護師や介護福祉士として受け入れ予定のフィリピン人研修生が来まして…もうそろそろ、彼女ら、彼らが国家試験(勿論日本の)を受け、合格していれば勤務しているでしょうが…。ニュースのチェックは怠っていないつもりですが、「フィリピンからの看護師研修生・介護福祉士研修生は、98%が国家試験に合格。全国約50の病院および約100の施設で勤務しております。患者さん・利用者さんからの評判はすこぶる高いです」・・・このような報道を見聞きしておりません。悪い日本人の餌食になっていなければいいのですが…。

 インドネシアからも、当初、看護師・介護士約800人が来日。日本側の受け入れ希望は看護師・介護士あわせて「169人」でした!日本語研修の後、631人が、すごすごと、インドネシアへ帰えっちゃったのかなあ?

 EPAで来日する外国人看護師は3年、介護士は4年以内に日本語で国家試験に合格しなければならないことになっています。不合格なら…帰国するしかない。日本人ですら不合格になる試験です。

 フィリピン人(比)・インドネシア人(尼)の看護師や介護福祉士に、何が求められるか?「言葉」です。ネイティブの日本人ですら、日本語は難しい。総理大臣さんでも、日本語の使い方を分かっちゃいない部分がある。そのうち、「尾身さんの意見を聞いて国家予算を…」なんでいいだすんじゃないかぁ?「何を言うにも、枕詞が、専門家の意見を聞いて…」なんですからぁ…。閑話休題。
 フィリピン人(比)やインドネシア人(尼)が、およそ6か月研修して日本語で「心が伝わる」はずがない。(誤解のないように書いておきますが、言語は関係なく、心が伝わることはあります。しかし、医療現場で、「心が通じましたよーっ。だけどさー、患者さんが苦しんでいましすぅ…給食を片付けられちゃったからかだねきっと?もっと食べたかったのかなあ?」これじゃあ、困っちゃうんですがね。

 インドネシア(尼)やフィリピン(比)から来てくれた人たちは、日本語研修のあと…薩摩へ行くかも知れないし、東北へ行くかも知れない。
<薩摩にて>
薩摩人:かっかいしてくれ!(おんぶしてください)
尼or比:・・・?(痒いのかと思いますよ。体中掻いてあげても、「かっかいして」と、言い続けるわけで…)
薩摩人:じごんすが痛い(肛門が痛い)
尼or比:・・・?
薩摩人:ケケケ!(「貝を、買いに、行く」という意味。どんな場面で外国人看護師や介護士に、「ケケケ」と言うかは、追及しないでください。おもしろいので書きました。最初の「ケ」は貝。次の、「ケ」が買う。3番目の「ケ」が、現在進行形を意味する)
尼or比:・・・?(「ケケケ」とは!単に、いやらしく笑っているのか?…日本人でも解らない人が多いのでは!)
<東北にて>
東北人:ちょ腹いでしてや~(ちょっとお腹が痛かった)
尼or比:・・・?(途方に暮れます)
東北人:あんべ悪いんだばって(具合が悪いのです)
尼or比:あ、あんべ…?(唖然です)
東北人:たもつかるー(よしかからなければ、歩けない)
尼or比:タモって…手網…?
東北人:ケ、ケケ、ケケケ!(どんな場面で外国人看護師や介護士に、「ケ、ケケ、ケケケ」と言うかは、やはり追及しないでください。私の、十八番なので書きました。最初の「ケ」は「毛」。次の、「ケケ」は、「食え食え」という意味。最後の「ケケケ」は、「痒い痒い痒い」)
尼or比:オウ!「ケ、ケケ、ケケケ」ですね!「アンティークマンお得意の、ケの三段活用」デスネ!(言うわけないでしょう!)

 言葉が通じない…看護とか、介護など出来ませんよ。ただ…地元の日本人なら、言葉は理解できます。地元でなければ、日本人でも通じない日本語があるわけで…。他の地方から来た医師が、患者さんとコミュニケーションがとれるかなあ?無理ですね…。肛門科の医師でも「じごんす(肛門)」は、分かりませんよ。
 ということは、インドネシアやフィリピンからの看護師、介護士の日本語をウンヌン言っている場合ではないということですね。日本の医療現場におけるコミュニケーション・・・「方言講座」しっかりしなければ。特任講師として、私を雇ってくだされば、「ケの三段活用」を教えてあげるのですがね。ええー!「なんの役にも立たない」って?…おもしろいんだけどなあ…。