目前、理不尽かつ強力な「暴力」と対峙を余儀なくされた時、どう立ち回るか。
(それも大人も子供も関係なく)
あるいは、ねじれた熟年夫婦の今後の関係。
離婚?それとも?!
または母親を失った父と子供。
この微妙な関係を回復するどころか、さらに。。。
ざっと挙げただけでも、これだけ多様な人間の様々な感情。
これを、限られた時間の中で、はっきりくっきりと描き分ける筆力。
スサンネ・ビア監督は、アフター・ウェディング(2009年01月28日)、悲しみが乾くまで( 2009年02月13日)とそれぞれ追っかけさせてもらってた。
が、ここまできたか!と思うと、すごくウレシイ。
一秒たりとも画面から目が離せない緊張感を高く維持したまま、ラストまで。
日本語タイトルも最初は「?!」だったが、確かにそういう視線が大人から発せられると感じ、OKに。
今週末から公開。
アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞 最優秀外国語映画賞ダブル受賞獲得も、全く御意。
この夏、必見の1作か?!