フランス映画「すべて彼女のために」のハリウッドリメイク版だそう。
ただこちらは凄い豪華バージョン。
まず監督が、脚本の実績も多い監督 ポール・ハギス(クラッシュ他)
そして、主演はラッセル・クロウ。
無実の罪で有罪→刑務所に入った妻を救う方法は「脱獄」しかないという結論に達し、それを黙々と実行に移す男を演じる。
実にお似合い、という感じがするのは、彼が実際はイラチ、らしいということ。
キレたら、何でもしそう(笑)
サブキャラで面白いのが、ホント一瞬しか出演していないんだけど、強力な印象を残すリーアム・ニーソン。
最近「96時間」「アンノウンunknown」とアクション俳優化しているが、今作でもそんな役柄。
それは、主人公が「脱獄」を実行するためにそのノウハウ・発想法を伝授する「脱獄」の実経験者。
わずか数分のシーンなんだけど、発する言葉ひとつひとつが主人公に染み込み、そのセリフがリフレインされながら、計画が形になっていくサマが迫力ある。
ここが、この映画で最も魅力的な部分かも?
あとで感想をあさってみたら、このリメイク、全体的にフランス・オリジナル版「すべて彼女のために」とほとんど「全く同じ展開」ということらしい。
そちらではどんな人がこの役をやっているか興味がわいた。
もしかして見比べると、フランス版の方に軍配が上がる可能性も。
というのは、主演女優が、個人的にタイプのダイアン・クルーガーということだけは、知っているので(笑)
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