まずは前回の鑑賞の感想から。
<映画の立ち上がりとともに、たちまちのうちに狂気に曝され、その狂気はじわじわと拡大していく。
<どの登場人物も少なからずこの狂気に影響を被る。
<そして観客も完全にその狂気に取り込まれる。
<なぜなら2時間半もの間、ぶっすり釘づけにされてしまうからだ。
そして丸一年たっての感想も、変わらない。
というより、よりジョーカーの狂気にさらされる気もしてしまうような感覚。
Blu-Rayの画質も、この感覚を推進しているのだろうか。
表裏の関係のバットマンとジョーカーの対比、そしてかわされる会話に再び痺れた。
そして時制をあえてずらし、最後のセリフにもってきたタイトルの意味を示すエンディング。
ホント1年たってからでも、あらためて衝撃を受けるほど凄い映画だと再び感じた。
昨年の「新作ベスト1」(09-12-30 映画鑑賞 ベスト10)にせざるえなかったのだが、1年後にそれを喜んでいる自分に満足(笑)
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