出演陣はとっても豪華。
アカデミー主演賞獲得「英国王のスピーチ」コリン・ファース(写真:左)
ぶっ飛んだ女性を演じるなら彼女しかない、キャメロン・ディアス(写真:中央)
「ハリー・ポッター」シリーズで重石、アラン・リックマン(写真:右)
文句のつけようもない。
しかもこの映画、シャーリー・マクレーン、マイケル・ケインが出演していた「泥棒貴族」の再映画化。
でリライトしたのが、なんとコーエン兄弟!
これで面白くないはずがない、
と言いたいところだが......
出演者たちがかますギャグがなぜかどれも、今ひとつヒットしない。
物語の進行も、オープニングはともかくとして、もたつく。
こうなると豪華な景色さえ、色あせてみえてしまう....
他人が、コーエン兄弟の味を生かすのは難しいのかも。
通常だと固定カメラで演技をじっくり取るようなシークエンスでも、カメラが必要以上にワンカットで動き回ることで、せわしない印象だけが。
演出、撮影、って当たり前だけど、重要だな、と。
再映画化が実現するまでに、そうとう人が入れ替わったようなので、そのへんが影響しちゃったのかもしれない。
う~ん、惜しいな...
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