トム・ハンクスが監督、脚本、主演。
というだけで、悪寒が走る私(笑)
というのは、若いうちの彼は大好きだったものの...
早くも1994年「フォレスト・ガンプ」の彼がなぜか?好きでなくなり...
その後「キャスト・アウェイ」でなぜか決定的に嫌いになり...
続き、「ターミナル」「ダ・ヴィンチ・コード」「ポーラー・エクスプレス」「天使と悪魔 」もダメダメ!、という具合だからだ!
(TOY STORYでのバズを演ずる声優ぶりには大変満足しているので、ルックス系の問題なのかな?)
気を取り直して、Larry Crowne。
話はオープニングこそリストラで立ち上がり、その緊迫感がしばらくは続く。
が、主人公のその後の選択によってその感覚は急速に薄まっていく。
いきなり青春する主人公(写真)が、その現実味をそいでいくから。
一方で共演陣が充実しており、その薄さ加減を補うべく、個性派がずらりと揃って盛り上げる(誰とは言いませんが!)
はっきり一言でいうとこのプロット、やや「ぬるめ」の話なのだが、この共演陣のおかげで、そこそこ楽しめる。
もちろん主演女優のジュリア・ロバーツは相変わらず、なぜか?!魅力的だし(笑)
指摘しようと思えば、突っ込みどころはかなりあるのだが、トムが「大スター」だから許されている感覚。
まあ~
そういう「ぬるさ」加減を、ノリで楽しめる大人力を持つのが、正しい鑑賞法でしょう!
5月11日に公開予定。
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