全くの無知識で鑑賞。
そしたら、とても良かったのだ!
ところがこの映画、「ホニャララ」に関する映画なんだよ? という一言で、アウト!?
とまでではないかもだが、無知識の方が良さそうなのは明らか。
となると、何を書いていいのか?
ジレンマ…(笑)
このジレンマは邦題にも反映されているような気がする。
原題の The Final Lesson というタイトルはとてもうまいと思う。
その微妙さを表現できない邦題の「92歳のパリジェンヌ」は苦労の跡が、ある。
チラシの写真も、主人公の女性と母親のパリでのショットと、苦労の跡が、ある。
この2人の友情は物語の「軸」だという点で、正解といえば、正解。
当ブログがあえて一言追記してみるに…
この物語で描かれているのは「パリジャン」が提示する、究極の「粋」
唸らされる。
今年のフランス映画祭2016で、最高賞にあたる「観客賞」を受賞したことからも、この映画が観てみる価値があると言えよう。
と、上記のような状態で、行ってみようと思ってもらえるのか?
ジレンマ…(笑)
当ブログ的には、「無知識で鑑賞」を前提で、本年度のベスト10に入れたい感じ!