これまた「映画愛」に溢れている一作で、「アーティスト」「ヒューゴ」といい勝負(笑)
個人的総合評価では、「アーティスト」>「マリリン」>「ヒューゴ」と強力作に割って入る出来だった。
ただ、
「しみじみ度」でいうと、3つの中でトップかも!
エンドロールの最後の最後まで、席を立つ気持ちを全く起こさせなかったので...
映画のクランク・インから撮影終了までを描くという点で、まるでトリフォーの「アメリカの夜」のよう(撮影場所は、ロンドンのパインウッド撮影所)
メイン・プロットはもちろんマリリンと主人公の関係なのだけれど、個人的にはこの「映画愛」に溢れた構成が強く印象に残った。
で、主演のミシェル・ウィリアムズ。
しっかりマリリン(笑)
ん~、これが女優というものか!
今作でアカデミー主演女優賞候補になったのも十二分にうなづける。
またまわりを固める俳優陣もケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、エディ・レッドメイン、そして若々しいエマ・ワトソンなどなど、素晴らしい。
と、
満足度が予想外に高かったことが、ご理解いただけると思う。
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ところで、SHAMEに出演していたのは、ミシェルではなく、キャリー・マリガンでございまする。
完全に2人のイメージが重なってました....
自分の中で、SHAMEとブルーバレンタインがまざっちゃったのかな?
どちらも男遍歴が凄いのが、共通点でしょうか(笑)