金・太・愛:「おじゃましまんねんやわ~、とうろうズで-す。」
金:「やっと涼しくなってきましたなぁ。秋到来!秋と言えば、味覚の秋。」
愛:「そうそう、松茸ご飯にさんまの塩焼き、栗ご飯、ピザ、スパゲティ、オムライス・・・」
金:「おいおい、途中からただの食いしん坊になっとるやん。」
太:「秋はお月見もええなぁ。」
愛:「おだんご❤」
金:「愛ちゃん、食べる事しか頭にないんかい。」
太:「秋はお月さんがきれいに見えるやろ。昔はもっときれいに、星もぎょうさん見えとったなぁ。今みたいに外灯なんか無かった頃は、わいらの灯明と月の明かりとほの暗い家からこぼれるわずかな明かりだけやん、なつかしいなぁ...」
金:「ほんまやねぇ、今考えると何をするにも手間がかかって大変やったけど、心が豊かやった気がするわぁ。」
愛:「そうそう、手間暇かけて七輪で焼いたさんまは最高や!」
太・金:「やっぱりそこへいくか!」
金・太・愛:「きょうは十五夜、二上山から出る月は最高やなあ!」
太「あれ...金ちゃん、もうよっぱらっとるんかいな。」
愛:「よっぱらい!」
金:「愛ちゃん、よだれでてまっせ。」
太:「もうすぐ、村もだんじりでせわしなるな。」
金:「せやせや、曳きまわしの時、若い衆がぶつかってくるから、今のうちに除ける練習しとこ。」
〇太(だい)ちゃん:北甲田の「太神宮」灯籠
生まれ:明治八年(1875)
年齢:143才
☆金ちゃん:五軒家の「金毘羅夜燈」 ❤愛ちゃん:本町の「愛宕山夜燈」
生まれ:文化六年(1809) 生まれ:天保十四年(1843)
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富田林市中央公民館 市民講座「富田林百景+」では、来年の3月ごろに富田林市の民間信仰型灯籠34基を現地調査した「とんだばやし灯籠めぐり」という本を出します。灯籠のいろんなエピソードや云われなども集め、楽しく仕上げたいと思っています。
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2017年10月16日(HN:アブラコウモリH )
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