大倉草紙

旅の記録 食の記録 日々の記録

【東京・世田谷区】 世田谷代官屋敷

2009年12月23日 21時00分00秒 | 旅 - 東京都
11月4日(水)
当日の行程:(小田急線・経堂駅) → 【世田谷八幡宮】【勝光院】【世田谷代官屋敷】【荻泉翁コレクション ― 藝に游ぶ ―(世田谷区立郷土資料館)】【豪徳寺】【世田谷城址】【松陰神社】


世田谷代官屋敷・表門(国・重要文化財)

江戸時代初期、大場氏は彦根井伊家領世田谷(2,300石余)の代官職を務め、明治時代まで世襲した。
この住宅は、大場家7代六兵衛盛政が元文2年(1737)と宝暦3年(1753)の2度の工事で完成させたもの。
表門と主屋は、昭和53年(1978)に国の重要文化財に指定されている。


白州通用門


白州跡


主屋(国・重要文化財)


主屋の中


主屋の中


とても素敵な庭


かりんの実がたくさんなっていた。

ところで、この代官屋敷の前の通りは、「ボロ市通り」と呼ばれている。
世田谷のボロ市は、天正6年(1578)、小田原城主北条氏政がこの地に発した「楽市掟書」に始まる。
現在も、毎年12月15-16日、1月15-16日に開かれている。
今年のボロ市の様子はこちら

北原白秋の歌碑
「ぼろ市に 冬はまづしき 道のしも 桜小学に 通ふ子らはも」
この歌碑は、世田谷代官屋敷とボロ市通りを挟んで向かいの世田谷信用金庫の入口付近に建っている。
信用金庫の創立50周年を記念して建てられたものらしい。